平成28年3月24日(木)  目次へ  前回に戻る

外はもう春。

今日もまいった。

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毎日まいってしまって、貧しく、地位低く、老いて死が近い感じである。

しかしながら、

1 貧不足羞。可羞是貧而無志。

貧は羞ずるに足らず。羞ずべきはこれ貧にして志無きなり。

貧しいことは恥ずべきことではない。恥じねばならないのは、貧しいのに向上心が無いことだ。

2 賤不足悪。可悪是賤而無能。

賤は悪(にく)むに足らず。悪むべきはこれ賤にして能無きなり。

地位が低いのはいやがるべきことではない。いやがらねばならないのは、地位が低い上に何の取柄も無いことだ。

3 老不足嘆。可嘆是老而虚生。

老は嘆くに足らず。嘆くべきはこれ老にして虚しく生くるなり。

老いは嘆くべきことではない。嘆かねばならないのは、老いて無意味に生きていることである。

4 死不足悲。可悲是死而無聞。

死は悲しむに足らず。悲しむべきはこれ死して聞こゆる無きなり。

死ぬのは悲しむべきことではない。悲しまねばならないのは、死んでも誰からも遺徳を評価されないことである。

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明・呂坤「呻吟語」第七七則。いわゆる「四不足」というものです。貧しく、地位低く、老いて死が近くても、意味のある生き方をしなければならぬのだ。(少し参考に?→「四可好」

まいってきているので、明日・明後日は更新しません予定。

 

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