金曜日になりました。週末が来るのを楽しみにしてきたのだが、風邪薬でふらふらしています。
昨日のことが思い出せません。昨日は何をしていたのか。
だいたい明日もしごとなのです。はやいので、もう寝ます。
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石怪常疑虎、雲閑却類僧。
石怪なれば常に虎かと疑われ、雲閑なれば却って僧に類す。
石のかたちが変なやつは、いつもトラではないかと疑ってしまう。
雲のかたちがゆったりしていると、なんとなく僧に似ているように思う。
「小窗幽記」巻八より。
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「史記」李将軍列伝にいう、
廣出猟、見草中石、以為虎而射之、中石没鏃。
廣、猟に出づるに、草中に石を見る。以て虎と為してこれを射るに、石に中（あた）りて鏃を没す。
将軍の李廣があるとき草原に狩猟に出た。
はるかな草陰に何物かを認めて、「虎じゃ！」と思い込んだ李廣は、ひょうと矢を射る。
矢はあやまたず、それに命中し、鏃が根本までめりこんだ。
「仕留めたわ！」
と馬を駆って走り寄り、
視之石也。
これを視るに石なり。
よくよく見たら、虎ではなく石であった。
石だと気づいてから、試しに
更射之、終不能復入石矣。
更にこれを射るに、ついにまた石に入るあたわず。
もう一度それを射てみたが、とうとう二度と鏃が突き刺さることはなかった。
「石」の話の方はこの有名なお話を踏まえておりますね。
わたしは精神においてトラに似もつかぬから、雲に似る方がまだいいな。