平成29年2月7日(火)  目次へ  前回に戻る

どうせおいらコドモだから後先考えずに会社ヤメようかなー。

今夜はかなり冷えております。寒さで頭の血管かなり切れそうなので、今夜は難しいこと考えるのは止めておきます。

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歳をとってきたので困っております。

児多慧、老多忘。

児に慧多く、老には忘多し。

コドモはよく智慧が回るけど、年寄りは忘れっぽくてかなわんなあ。

児多楽、老多悲。

児に楽多く、老には悲多し。

コドモには楽しいことがたくさんあるが、年寄りは悲しいことばかりだなあ。

難しく考えずに、簡単に考えてみると―――そうだ、老人を止めてコドモになればいいのか。

わーい、おいらコドモでちゅー、楽しいなあ。

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だいたいですね、

髪之白黒、老少象也。顔之嚬笑、慍喜象也。

髪の白・黒は老・少の象なり。顔の嚬・笑は慍・喜の象なり。

髪の毛の色が白いか黒いかというのは、年寄りか若い者かの目印である。顔つきがしかめられているか笑っているかというのは、怒っているか喜んでいるかの目印である。

けれど、

然而染髪不可以延暦、強笑不可以怡神。

しかるに、髪を染むるも以て暦を延ばすべからず、強いて笑うも以て神を怡(よろこ)ばすべからず。

しかしながら、白髪を黒く染めてみても、寿命を延ばすことはできないし、無理に笑ってみてもこころは楽しまないものだ。

わーい、とりあえずムリなことは止めておこうっと。おいらコドモだから。

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明・王納諫「会心言」より。やっぱりコドモでいればいいんだなあ。

 

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