平成27年9月14日(月)  目次へ  前回に戻る

果実酒、うめー。

お酒飲んだのでふらふらするんです。

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三杯後、一真自得、唯知素琴横月、短笛吟風。

三杯の後、一真自得せば、ただ知るのみ、素琴月に横たえ、短笛風に吟ずるを。・・・※

「三杯」するとどうなるか。

李白曰く、

三杯通大道、 三杯にして大道に通じ、

一斗合自然。 一斗にして自然に合す。

 三杯飲んだら大いなる道への門は開かれた。

 一斗飲んだらおのずからなる天然と同一化する。ぷぴぴー。

と(「月下独酌」)。

※印は、これを踏まえまして、

三杯飲んだら唯一なる真理をおのずと認識しうるので、あとはただ、飾りの無い琴を月下に横たえて爪弾き、短い笛を風の中に吹くことを楽しもう。

と言っているんです。

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明・洪自誠「菜根譚」後集・第89条より。

わたしのお酒はそんなにいいお酒ではありませんが。すぐ眠くなってすぐ醒めて頭痛と悔恨だけが残るというような。

 

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