肝冷斎観タマ記R1−09(令和元年9月1日〜)  表紙へ戻る  観タマ記31−08に戻る 肝冷斎に行く

しろくま食ってた真夏のころが懐かしい。老残の身、また次の夏を迎えることができるだろうか。

令和元年9月1日(日) 
1230(1310)〜1503 ナゴヤ球場
ウエスタンリーグ 中日ドラゴンズ対廣島東洋カープ戦
廣島 100 000 010   2
中日 300 000 01X   4
PL 西沢  1B 山村  3B 水口

今回は野球観に来たわけではなくて別件の用事もあるのだが、野球観る時間があったので観に来ました。今日も暑かった。カープは七回投げた中田がいいぐらいで、相変わらず打たないし投手も守備もぬるぬる、と緩いんですが、ドラ八回登板の鈴木博の方がさらにいいところがなくて、一点とられてなお二死二塁から岩本のライナーがセンター正面でなければ、もっと点取られていたかも知れません。今日はガッツ冰2個食った。今年はこれで最後でしょう。
ガッツ冰とか撮った新しいカメラをまた落としてしまう。自己嫌悪でいっぱいである。

令和元年9月3日(火) 
1801(1911)〜2113 明治神宮野球場
セントラルリーグ 東京ヤクルトスワローズ対廣島東洋カープ戦
廣島 020 001 000   3
東京 000 000 000   0
PL 秋村  1B 木内  2B 本田  3B 津川

カープは失策がらみに押し出しなどで2点、六回には石原の1号ソロでなんとか3点。スワロはジョンソン、フランスアに完封された。
本日もSS氏のおくさまのおかげで二階屋根付き席ですが、四回裏スワロ攻撃時にかなり激しく雨が降り、1925〜50の間中断。ハマスタのベイス阪神戦は一回裏でノーゲームになったそうである。
中断があったにもかかわず21時ちょっとで終了。この両チームがこんなに打てない日々が来るとは。カープはいまや廣島ドープの蔑称で呼ばれるチームになってしまいましたが、球団としてどういう処分をするのであろうか。にわドープのみなさんの会話聞いていると、まだドープが普通の球団として遇されているつもりでいるようだが、各球団のファソが激しく呆れていることをどこかで思い知ることになるであろう。

令和元年9月4日(水) 
1800(1912)〜2141 明治神宮野球場
セントラルリーグ 東京ヤクルトスワローズ対廣島東洋カープ戦
廣島 201 200 200    7
東京 010 015 004X  11
PL 木内  1B 本田  2B 津川  3B 杉永

カープは初回松山、長野のタイムリー、三回鈴木、四回長野、安部の計3本のソロで5点、スワロは初回から三回までチャンスを作りながら二回の中村のソロの1点のみ・・・だったんですが、五回裏、本塁での補殺プレーを捕手會澤のノータッチでセーフにしてしまってから、雰囲気ががらっと変わり、六回、山田たん、バレンティンタイムリー、村上の32号3ランで逆転、カープが七回に松山押し出しと長野内野ゴロの間の得点で同点にして泥沼ゲームと化すかと思われたが、九回裏、死球→投手フランスアのフィルダースチョイス→投手フランスアの三塁送球エラーで無死満塁、二死後、山田たんがレフトへすばらしい満塁サヨナラ通算200号ホーマーで帰宅することができた。
サヨナラ満塁ホームランを放ち山田たんがホームインするところ。このあとバレンティンに冷水をかけられる。

令和元年9月5日(木) 
1800(1900)〜2121 明治神宮野球場
セントラルリーグ 東京ヤクルトスワローズ対廣島東洋カープ戦
廣島 000 032 030   8
東京 100 000 000   1
PL 本田  1B 津川  2B 杉永  3B 秋村

スワロは三回、失策から満塁のチャンスを作ったんですが、村上が遊ゴロ。カープ三好が難しいところを捌いて無得点。このあと結局、八回まで床田、九回今村に無安打に抑えられた。カープは五回二死まで山田大にひねられていたが、96球目を西川に15号ソロ、99球目を菊池に12号ソロされて降板。しかし交代した高梨がダメで、この回一点、五回にはさらに床田のタイムリー2ベースなどで失点し、ずるずるとやられていきました。鈴木誠を三番にしたカープの打線、昨日今日とはじめて機能したようです。なおジャイが今日も負けて、ベイスとは2.5差。パもソフトとライオンが1差。この時期でこれはシビレてきます。
目玉やきつき焼きそば。おれが400円で買って、おカネ払ってまだそこにいるのに、「半額二百円!」にしやがった。400円の価値あると思うし、よく200円になってから買ってるからそれもいい、のですが、東京はどうしてこんなに人の心を傷つけるのか。
試合終了。神宮最終戦だそうだが、カープのみなさんはファンに挨拶の一つもなく引き上げて行った。最近の各チームのビヘイビアからするとちょっと意外なぐらいの冷淡である。

令和元年9月10日(火) 
1800(1925)〜2118 東京ドーム球場
パシフィックリーグ 北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズ戦
千葉 020 330 002   10
北海 000 002 000    2
PL 石山  1B 柳田  2B 西本  3B 秋村

ハムのロドリゲス・井口・西村・堀がずるずると打たれました。七回八回を投げた村田がちょっと落ち着いていたかなあ、という感じ。打線は六回、石川から中田のタイムリー2ベースで2点返しただけで、そこまでも抑えられていましたが、そこからも中村稔、田中靖、阿部といった連中にノーヒットですかすかと終わった。ハムが負けるのは最近「当たり前のこと」になってきましたのでもうそちらは何も心配してないんですが、マリン・マーティン、ハム・中田が守備中のケガで途中退場したのが心配。
本日はこんなところから。石山さんかなりゾーン広いなあ。
今季限りでの引退を表明している田中賢介の打席(八回無死無走者)。見逃し三振でした。石山さん、ゾーン広すぎでは。
観客は27,498人。今日から「外国人無料」という何とも言い難いセールをしているが、ハムの集客力が大幅に落ちてきているようである。

令和元年9月11日(水) 
1800(1840)〜2127 東京ドーム球場
パシフィックリーグ 北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北 000 100 002   3
北海 000 001 000   1
PL 柳田  1B 西本  2B 秋村  3B 青木

東京ドームに到着したら、「あれ?」 いつもお世話になっているOZさんとOMさんがいました。「何してるんですか」「楽天観に来たんや」ということでした。そういえば二人とも東北勤務の経験があるんですね。
試合はハム加藤、楽天則本で投手戦的な感じで進み(そこそこランナーは出るのですが攻めきれないので「的」)、四回はブラッシュの31号バックスクリーン弾、六回はボークがらみで無死二塁から近藤のタイムリー。しかしどちらもそのあと点が取れずに、八回裏はブセニッツ3四死球で二死満塁にしたが清宮二ゴロ、九回表は秋吉が3四死球で一死満塁、銀次2点タイムリー。そのあと藤田のスクイズ失敗などあってもう一波乱あるかと思ったが、九回裏は松井が(田中賢介に右前打打たせた上で)0封して終了。OZさんが「清宮はええ子や」と言ってましたが、相手チームファンからの声援「デニー、今日も頼むぞ」を思い出した。
今日はこんなところから。今日の観客は24,376人。昨日と比較するとロッテファソ−楽天ファソ≒3千人の式が導かれる。
今日の田中賢介さん。横から見るとこんなフォームなんです。

令和元年9月12日(木) 
1801(1914)〜2118 東京ドーム球場
パシフィックリーグ 北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北 010 100 000   2
北海 202 000 000   4
PL 西本  1B 秋村  2B 青木  3B 石山

ハムは美馬から太田の2ラン、西川タイムリー、中田の犠飛で4点、のあと、五回からノーヒット。こんな状況にハムの投手陣が耐えられるはずがない、必ずひっくり返される、と思ったのですが、楽天の打線がもっとダメだったみたいで、試合終了。まあ、ハムの東京開催最終戦とか田中賢介デーとかいろいろあるので、オトナはハムに3連敗はさせられませんからね。
田中賢介Tシャツをもらう。昨日は賢介タオルをもらった。二階自由席で安いんですが申し訳ない感じさえします。
試合終了後、ホールドの宮西からヒロインに呼ばれてヒロインを受けるノーヒットの田中賢介。粋な計らいであるが勝ってないとできない。
試合終了後、あいさつするハム。
なお今日は(見た目そうでもないんですが)この三連戦最多の29,124人とのこと。どこかにOM氏も来ているはず。楽天敗戦を見る前に帰った模様ですが、末頼もしい。ホントは「野球ばかり見ているとあの肝冷斎みたいになってしまうぞ!」と忠告してやらねばならないのカモ。

令和元年9月13日(金) 
1800(1921)〜2128 東京ドーム球場
セントラルリーグ 讀賣ジャイアンツ対廣島東洋カープ戦
廣島 000 100 000   1
讀賣 101 100 20X   5
PL 津川  1B 川口  2B 白井  3B 木内

このフもそうなんですが、このカード、もう少し「死闘」をするんだと予想して観に行くんですが、いつもスカスカゲームになってしまいます。端的に言えば、カープが攻守ともに淡泊で、「なんとかしてみる」感じがしないんです。今日のポイントになったと思うのが、五回、一死一塁で代打・野間選手が出てきた場面で、カープはジャイ山口の球数を稼ぎたい、併殺はもってのほか、できれば走者二塁にして西川に回して・・・だったはずなんですが、スカスカと遊ゴロ併殺。こんな意図のないプレーをしているので、スカスカ感が出てくるんです。ベイスも、実はジャイもリードされるとそんな感じになるので、優勝が近づいているふいんきがあんまり無いんで困ってしまいます。
週末で立ち見たいへんだったんですが、七回表の二死一二塁も坂倉のスカスカ三振(粘るふうもない)で終了したところで、にわドープファンに諦めて引き上げるひとが出はじめた(この間までのカープにはあり得なかったことですが)ので第二列まで進出。写真は七回裏、一死一三塁で行われた中田・小林の広陵一年後輩先輩対決の貴重なスナップである。この次の球で小林が見事な三ゴロ併殺!・・・のはずがメヒア二塁に悪送球で一点入ってなお一三塁に。小林先輩の屈辱の場面が救われた。が、ゲームはそこでほぼ決まってしまった。

令和元年9月14日(土) 
1400(1500)〜1821 東京ドーム球場
セントラルリーグ 讀賣ジャイアンツ対廣島東洋カープ戦
廣島 000 103 010 1   6
讀賣 000 210 101 0   5
PL 川口  1B 白井  2B 木内  3B 笠原

これですよ、これ。これが死闘というものだ。オモシロかった。4時間20分、十回裏阿部ヒットで出るももう代走なし(ジャイベンチには野手小林、投手宮國のみ)。決勝点が大城のパスボールとか、味わい深い。丸27号逆転2ラン、七回本塁補殺、九回裏同点タイムリーなど丸が大活躍してカープが勝った。長野も死球で出塁をしたほか、落ち着いた外野守備で魅せてくれたぜ。
試合終了で拍手のカープファン。レフト側外野応援席は相変わらず狭くしてありますが、三塁側内野の一階・二階席が(九月の休日でも空席があるのを除けば)ほとんど赤いユニフォームなのには驚いた。マツダ以外のカープ戦はビジターの方が多い、という事象がいよいよ東京ドームでも確認されました!

令和元年9月16日(月) 
1400(1550)〜1746 東京ドーム球場
セントラルリーグ 讀賣ジャイアンツ対阪神タイガーズ戦
阪神 100 001 000   2
讀賣 000 100 000   1
PL 山本貴  1B 笠原  2B 津川  3B 川口

東北出張から帰ってその足で球場に行ってみた。阪神戦の立ち見つらいので短時間ならいいなあ、と思っていたのですがスコアのわりに長い試合となり、疲れた。
何も見えないように見えますが、九回一死無走者、この向こうで藤川対阿部というすばらしい勝負が繰り広げられている。昨年はもう終わったかなあという二人だったが、今やセントラルナンバーワンクローザーと十二球団最高の代打になりおおせてしまった。なお結果は阿部ちゃんが四球を選ぶ。今日も選手使い切り状態で、阿部ちゃんの代走に宮國が出て来る始末。そのあとは大城、石川連続三振で試合終了。

令和元年9月18日(水) 
1800(1945)〜2035 メットライフドーム球場
パシフィックリーグ 埼玉西武ライオンズ対オリックスバファローズ戦
オリ 000 000 000   0
埼玉 010 010 30X   5
PL 笠原  1B 木内  2B 深谷  3B 有隅

しばらく来なかったら、西武戦のチケットがとりづらくなっていて、内野立ち見になったが、しかしファンクラブポイント引き換えで買えたのでボロもうけや。相変らず連絡の悪い西武線で来ましたが、ライオンズは9連勝中のニール、オリックスの荒西も好投していて、もう七回裏。立ち見でお茶漬け食っているうちに、スカスカと外崎25号アップルパンチホームラン、木村、秋山タイムリーで決定的な3点をあげ、八回まで無四球のニールから九回は小川→國場とどんだけ使っても痛まないようなやつらを使って完封勝利。かつてのライオンズの面影もないほどの二時間半快速ゲームだ。
これだけ個性的な選手がそろっていて、これだけ勝つのだから、(選手別応援歌は最低クラスですが)平日でもお客さん入るようになるわなー、と感心しました。秋山、源田、森、中村、外崎、山川、栗山、木村、金子の打順だが、六番ぐらいまでのやつらの打率とホームラン数はともかく、打点数を並べてみれば、ヤワなセントラルのファンなんか〇ょん〇んちびるでー。
いつの間にか球場入口前に「フラッグストア」と称するグッヅ売り場が出来ていた。ついついフラッグとか買ってしまう。
野沢菜茶漬けだ。このほかドーム焼き食う。
試合終了。この時点でマジック7。いつの間にか、山賊軍団からしたたかな正規軍みたいなチームになっているんだ!

令和元年9月19日(木) 
1816(1950)〜2132 ZOZOマリンスタジアム
パシフィックリーグ 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北 100 000 001   2
千葉 000 000 000   0
PL 柳田  1B 西本  2B 長井  3B 岩下

ファンクラブ入会時にもらったタダ券がまだ一枚余っていたので使い切ろうと幕張に行ったが、対象券種はすべて売り切れでビジター応援席しかないとのこと。タダ券はあきらめて、イーグルス応援席買わせていただいて声出してきました。イーグルス応援席はどこに行っても優しい感じで雰囲気いいですね。コボスタの外野がいちばんですが、現金使えないのがなー。
則本が、初回銀次のタイムリーの一点を守って、八回裏二死から中村しょうごにどでかいの打たれたがセンター122メートルのフェンスに引っ付いた辰巳がジャンプして捕ってこの回まで3安打零封、九回表に島内のスリーベースで追加点、その裏出て来た松井が「いい方の」松井で、鈴木大地に粘られて四球になったがあとは危なげなく抑えました。これでイーグルスがマリンをまた追い抜いて三位、ただし両者0.5ゲーム差というしびれる状態である。
今日のマリンは正真正銘の満員御礼。
島内殊勲のスリーベースで喜ぶ。

令和元年9月22日(日) 
1300(1321)〜1622 鎌ヶ谷スタジアム
イースタンリーグ 北海道日本ハムファイターズ対讀賣ジャイアンツ戦
讀賣 311 040 007   16
北海 040 010 000    5
PL 不明  1B 不明  2B 不明  3B 不明

二回表、松原にタイムリー2ベースに、「御祝儀だ!」とハムファンから怒り?の野次が飛んだ。昨日ジャイアンツがセントラルリーグ優勝を決めました。おめでとうございます。若いの含めた選手のがんばりと、原さんとそのスタッフの選手の使い方が見事だったかと思います。特にリリーフの使いまわしや捕手の起用など、いろいろ周りから言われながらすばらしかったです。ベイス・ラミレスの奇策にも動じず、おそらく戦力面ではより上のカープにも耐えたのである。
さて、御祝儀?といいながら二回裏は姫野の満塁ホームランで同点、三回中島のソロで勝ち越し、五回中島3ランなどで先発中村をボコボコにし、その裏また姫野がソロで藤岡は六回5失点、ハム鈴木、パーペイト、ジャイ坂本工がそのあとを抑えていたんですが、九回表、生田目が無死から四球・四球・セカンド送球エラー(ほとんど内野安打のような当たりでしたが)・加藤タイムリー2ベース・四球・高山(←こんな子知ってる?)満塁ホームラン。二死とったあと、山下航に右中間へホームラン。ほんとに御祝儀はこの回であったのだ。あとは森福が抑えて試合終了。
今日は外野芝生席へ。寝転んで見られて気持ちいいー。
鎌ヶ谷じじいはおらず、そこそこ有名な、ジャイアンツのイースタンの応援をする肥ったひとがきていて、元気に応援をリードしておられた。
試合終了ごろにはさすがに南から来た黒雲に空が覆われ始める。一昨日〜昨日はあいつらのせいでひどい目に逢いましたんや。
今年は鎌ヶ谷もこれでおしまいである。来年もまた来れるかなあ・・・と思いつつ、夜のシゴトに急ぐ。

1802(1837)〜2043 明治神宮野球場
セントラルリーグ 東京ヤクルトスワローズ対讀賣ジャイアンツ戦
讀賣 020 010 0     3
東京 014 300 2X   10
PL 秋村  1B 牧田  2B 敷田  3B 柳田

しとしとと雨が降る中、さすがに二日酔い、かつ坂本・丸抜きジャイアンツなんで、桜井がだんだんへばってきて廣岡の10号2ラン、塩見や青木のタイムリー3ベース、などでどんどん差が広がり、五回裏に雨が強くなったこともあって、「早く終わらせようよー、うちいつものリリーフしかいないんだよ」とスワロファンの悲痛な声が響いた。
が、五回裏終わると小雨になり、七回裏に松本尚のプロ初ホームランが出たあたりからすごい降りになってきて、今日引退試合の三輪の出番があるかどうかだけの状態になったが、二死後三輪が出ずに辰巳の打席でワンストライクのところで、秋村さんが「もうこれ以上がまんできんわ」という感じで20時33分に中断。10分だけ様子みて秋村さんが出てきて、コールドゲームになりました。
ラグビーワールドカップを記念して、崎陽軒しうまい豪華弁当という1200カロリーぐらいのが出ているみたいなんですが、通常の800カロリー弁当もきついので、今日は崎陽軒「秋弁当」。しうまいは二個だけである。
五回表終了後、インターバルにパッションが踊って、その終わりごろにつば九郎がヘルメットを空中に放り上げて頭にかぶろうとする「空中くるりんぱ」と称する試みを、何年も何年もやっています。どんどん上手くなってきていて、今日は雨が降っていたこのとき無風に近く、ほとんど成功しそうになっていた。いつの日かの成功の場には立ち会いたいものである。
中断直前に鍵谷投手の申し立てでマウンドに砂を入れている。入れまくって、一球投げたところで中断になった。審判団は代打・三輪を待っていたのではないか。
昨日、東京に戻ってこれなかったので神宮のナイター見逃してノルマ的に追い込まれているので、今日ダブれたのはよかったと思います。早くお風呂入って寝て、明日に備えないと。明日は暑いらしいよ。

令和元年9月23日(月) 
1300(1354)〜1617 ヤクルト戸田球場
イースタンリーグ 東京ヤクルトスワローズ対埼玉西武ライオンズ戦
埼玉 000 000 000 00   0
東京 000 000 000 00   0
PL 不明  1B 不明  3B 不明

日差しはきつかったが、風が強かったです。うるさいスワロの野次のひとがいたが、風上だったんで何も聞こえず。風下のひとはうるさかったでしょうね。
その中で、投手戦というか、風が強くてボールが飛ばないので貧打戦です。ナイターもあるので協力的にサクサク進めてくれているのか、と思っていましたが、九回終了時2時間40分、延長しやがったので三時間ちょっと、になりました。基本的には協力的だったかと思います。
強風の中、ライオンズは相手投手・山中(8回)→屋宜→蔵本→寺嶋から8安打0点、スワロは中塚→粟津→斎藤大→小石→相内→松本直から2安打0点。引退する三輪が代走で出てきて、九回に一打席あり、ヒットで出塁。サヨナラのホームを踏むシナリオかと思ったが濱田や藤井がダメでシナリオにならなかった。
ヒガンバナ咲く草に埋もれて草野球だ、わははは。
三輪の打席。相内から左前打。十一回にも回ってきたが、本人もういいということでしょう、川端が代打で出た。
三輪は独立リーグ出身ではじめてFA権取得までいった選手なんです。もうおいらがおじさんのシニアになってからの選手なのに、もう引退か。こちらはもうおじいさんだからなあ。「夕暮れの雲いそぐなり孫悟空君より速きひとのさだめぞ」。
試合終了。今年は戸田もこれでおしまい。来年また来れるかなあ・・・。

1800(1900)〜2114 明治神宮野球場
セントラルリーグ 東京ヤクルトスワローズ対讀賣ジャイアンツ戦
讀賣 022 000 023   9
東京 202 100 000   5
PL 牧田  1B 敷田  2B 柳田  3B 川口

戸田から車でがんばって帰ってきました。熱心なスワロファンのような日程です。秋分の日とはいえ一応月曜日なのでハタラクひともいますので道路も混んでて、こんな時間になってしまいました。
初回山田のタイムリー3ベース、三回山田の2ランなどでがんばっていたんですが、岡本2ランなどで同点になって、四回荒木のタイムリーで勝ち越し・・・ましたが、降雨で途中コールドが無いとこんなものなのでしょう、山田大→五十嵐→近藤→ハフとつないで、八回に梅野が阿部、大城に連続ソロを食らって簡単に逆転され、その裏田口から2四球と野選で無死満塁のチャンスをもらったのですが、村上三振、中山遊ゴロ併殺で無得点、九回表は坂本がボコられて、彼我の(というかジャイは丸抜き、岡本以外の主力がどんどん交代していく状態ですが)力量の差があまりにも明らかになった試合であった。ジャイ古川が移籍後初勝利。
これは七回の、まだリードしていたころの東京音頭だ。まだ景気よかったなあ。スワロはこれからどうやって立て直していくのか、監督も代わるし、時間かかりそうだなあ。立ち直るのをわしは観れるのだろうか・・・などこの季節になると感慨無量である。

令和元年9月24日(火) 
1815(1934)〜2154 ZOZOマリンスタジアム
パシフィックリーグ 千葉ロッテマリーンズ対埼玉西武ライオンズ戦
埼玉 052 001 400   12
千葉 001 101 010    4
PL 本田  1B 佐々木  2B 深谷  3B 山口

毎日毎日球場に通っていると、年に何回か「得した〜」と思う日があります。今日はそんな日だったみたいで、パシフィックリーグの優勝、それもライオンズの優勝に立ち会えました。すばらしい。今日も山川43号ホームランとか、レフト金子の再三にわたるファインプレーとか今日は全くダメの中村が、優勝のウイニングボールか、という三邪飛をグラブに当てて落としていたり、本当に観ていて楽しいチームである。辻監督が優勝監督インタビューで話していたとおり、菊池や炭谷や浅村が抜けて、それで残った選手が奮起して優勝してしまった、しかも投手防御率最下位やで。なんやこいつら。
試合自体は大味、両チームひどい失策があり、特に七回のマリンは二死満塁からチェンが四球、この球がワイルドピッチになって、しかも捕手からの返球をチェンが捕れず二人ホームインした上、二塁を狙った打者走者の秋山をアウトにしようとして二塁に投げたら悪送球になって一塁ランナーまで還る、とか草むら野球wwwwwwwwww
マリンズはこれが最終戦で、五割に一勝だけ足りませんでした。しかし未来が見えてきたような気がします。
普段は三塁側もマリンサポの方が多いのだが、今日はさすがにライオンズファンがほとんど。武蔵野線などで集まってきたのであろうか。
七回。コボスタの状態(イーグルス・ホークス戦)も煮詰まってきて、だんだん興奮してまいりました。
前人未踏の81試合登板となった平井。八回一死で登場。彼がコールされたちょうどその時(2124ごろ)コボスタでホークス敗戦。この時点でM1に。一気に雰囲気変わって優勝決定戦のふわふわした状態に。しかしそれにしてもすごい登板数である。ニンゲンがここまではやれるのだ、というピラミッドのような記録である。
九回裏、増田が登板。飛び出す用意をするベンチ組。
中村ファウルフライ落球の次の球、マーティン空振り三振で、ライオンズ優勝! にゃんにゃーん!
しばらく時間を置いてから、監督らがマウンド近くに行き、胴上げ中。にゃんにゃーん!
監督胴上げ→優勝監督インタビュー→レフト側ライオンズファンにあいさつ→ライト側マリンズサポにもあいさつ、の後、マウンド付近で記念写真。これで行事終了。
そのあとずっと待っていたマリンズナインが戻ってきて、最終戦セレモニー開始。
しかし一時期8.5G差もあったのに、あの巨大なホークスを逆転して優勝しました。二連覇です。すごいチームになったものだ。

令和元年9月27日(金) 
1801(1937)〜2054 東京ドーム球場
セントラルリーグ 讀賣ジャイアンツ対横濱DeNAベイスターズ戦
横濱 002 000 002   4
讀賣 000 240 00X   6
PL 佐々木  1B 川口  2B 名幸  3B 山路

ジャイの東京ドーム最終戦。三回、ベイス、ソトの2ランで先制、四回、坂本、さらに引退表明した阿部のホームランで同点、五回、炭谷の満塁ホームランが出てしまい、ジャイがリード。最終回ちょっと盛り上がりましたが、桑原の三振で試合終了。
試合終了後、ジャイの優勝セレモニー。原監督の挨拶のあと、阿部があいさつ。とにかく二人とも笑顔で明るくて、いいなあ、と思いました。
今日はこんなボードをくれた。阿部ちゃんの打席、ではなくて、七回の「闘魂こめて」で掲げろ、という趣旨だった。
これが最後の打席です。今日は四球、ホームラン、中飛、二飛。捕手ではじめて先発マシソンの球を受けて、二回から一塁に回って八回表の守備について、交代。原さんがあいさつの中で言っていたとおり、「ジャイアンツ史上最高の捕手」であったのは確か。捕手分業の時代、これからこんな選手二度と出ないよ。
ペナント授与式。このあと原さんが政治家みたいな挨拶→阿部たんの引退あいさつ。ラミレスに触れたり気配りもあったが、とにかく明るくて、ずっと笑顔の挨拶だった。
ペナント持って場内一周だ。選手の序列?がわかってオモシロい。さすがに丸は亀井より後である。澤村がかなり高い。ほんとは阿部の次ぐらいに長野がいるんだろうが、FAで出て行ったんだから仕方ないなあ。
ペナント持って記念撮影。
阿部ちゃんが辞めてしまうとは。高橋と違って?本人は納得づくでしょうけど、代打阿部が告げられたときのあの雰囲気はもう味わえないのだ。

令和元年9月28日(土) 
1300(1327)〜1601 ジャイアンツ球場
イースタンリーグ 讀賣ジャイアンツ対千葉ロッテマリーンズ戦
千葉 002 200 100   5
讀賣 000 002 100   3
PL 長川  1B 鈴木  2B 森口  3B 川上

マリン11安打5四球のわりに苦戦した感じです。六回、ジャイ山下の右中間7号2ランでかかった。
1900人ぐらい入っているみたいです。明日の最終戦はもっと入るのかな。
収穫の秋だなあ。今日出ているやつらは今年の収穫として一応来年も契約されるのであろうか。
おいらはトンボのように、ふらりふらりと旅行くしかないのだが。

1800(1847)〜2121 明治神宮野球場
セントラルリーグ 東京ヤクルトスワローズ対讀賣ジャイアンツ戦
讀賣 000 000 010 0   1
東京 000 000 010 1X  2
PL 川口  1B 笠原  2B 石山  3B 敷田

この試合で、今月も20試合目。栄えある?六か月連続20試合以上観戦である。
ジャイ山口が七回までノーヒットノーラン。ジャイは七回一死三塁というチャンスもあったのですが、小林がスクイズバントファウルなどもあったあと空振り三振、次の山口も三振で無得点。小林はなんでもないタマを捕れず、主審の川口さんに直撃させてトレーナー出てくるなど、相変らず「いったいなんなんだ」といいたくなるようなオモシロい選手ですね。もうベテランなのになあ。
八回表岡本のタイムリー2ベースでジャイ先制して、「ほんとに達成するかも!」とときめいたのですが、その裏無死から廣岡に初ヒット打たれて、もともとは五回交代だったのをノーヒットだったので引っ張っていたのだと思いますが、ここで交代。代わった古川から松本直がバスターエンドランで無死一三塁とし、代打荒木の内野ゴロの間に同点。九回表一死二塁で阿部ちゃんが代打で出てくるが申告敬遠。昨日は引退試合だが、今日は本気だから一番怖い打者は避けられますよね。結局この回満塁になったが得点ならず、主力をどんどん交代させていたので阿部ちゃんの代走が鍬原、というぐらいもう選手使い切ってて、ジャイは早く終わらせないといかん状態。延長に入って、鍵谷(彼はこういう役割なのだから仕方ない)が太田にサヨナラタイムリーで試合終了した。スワローズ小川監督が憂愁の、ではなくて有終の美を飾ったのである。
本日も満員御礼。190万人以上の観客が来たという。
野球観戦ブームらしいのでどこもかしこも観客数が増えています。チケット入手どんどんつらくなるなあ。
阿部ちゃん最後の打席は2Bナッシングから申告敬遠。当然ジャイファソから激しいブーイング。
試合終了後、ジャイナインがレフト外野席に挨拶して引き上げ、そのあとスワロのセレモニー。小川監督が野球の監督らしい訥々とした挨拶を行った。そういえば去年は二位だったんだよなあ・・・。
ナインがライト観客席前に挨拶に行くところ。バレンティン来年いるんかなあ。いると思うけどね。
神宮球場はまだまだ学生野球でお世話になるはずなので、お別れという気はしません。

令和元年9月29日(日) 
1300(1319)〜1559 ジャイアンツ球場
イースタンリーグ 讀賣ジャイアンツ対千葉ロッテマリーンズ戦
千葉 000 000 000    0
讀賣 031 304 00X   11
PL 鈴木  1B 川上  3B 長川

最終戦なんで、13安打9四死球で、気持ちよく勝ちました。藤岡→平井→宮國→クックで完封。山下航が首位打者。高卒一年目の首位打者はイースタンリーグ初だそうです(ウエスタンでは高木守道、イチローの二人・・・て、すごいビッグネームばかりですね)。
久しぶりでしうまい弁当だ! メガしうまい弁当はムリ。
それにしても今日はあちかったー。
暑くてももう秋の空だ。挨拶は選手を代表して岸田捕手。マイクに頭をぶつけたりしていたが、立派な、いいハナシをしていました。すばらしい。
ジャイアンツ球場は来年までお別れや。

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