平成28年7月26日(火)  目次へ  前回に戻る

裸の王さまはハダカの上にいろいろ成人病もあるはず。それでも暴飲暴食のツラい食生活に耐えている・・・にちがいないのだ。

会社へ行ってみました。今日はよかったんですが、明日がたいへんなことに。涙が出るようなツラい一日になる模様。

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ツラいついでに今日はコワいコワい程伊川先生のお言葉を聞いてみます。そのままではコワいので、例によって先生はコドモ賢者として振る舞っていただきます。

伊川先生がおっしゃった。

―――おほん。

人悪多事.或人憫之。

人、多事を悪(にく)む。ある人、これを憫(あわ)れむ。

ある人が忙しくてかなわん、と多くの用事があるのをいやがっておりまちたのじゃ。別の人は、その人が忙しく多くの用事があるのを気の毒だと思っておりまちた。

これは大いに怪しからんことでありまちゅぞ。

世事雖多、尽是人事。人事不教人做、更責誰做。

世事多しといえども尽くこれ人事なり。人事、ひとをして做(な)さしめずんば、更に誰に做(な)すを責めん。

世の中に用事は多いことでございましょう。しかしその用事は、すべてニンゲンが為さねばならぬことでちゅよ。ニンゲンが為さねばならないことをニンゲンにやらせなかったら、いったい誰にやれといえばいいのでしょうかなあ。

以上。

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「近思録」巻十より。

伊川先生は相変らずコワいです。ここまで、おいらたちシゴトがコワくて不安な者たちを追い込んできますとは。でも、ふつうのみなさんには味わい深いコトバだと思いますよ。

なお、今朝未明に相模原で大事件。十九人殺人は「津山三十人殺し」に次ぐ数という。動機などもかなり重い事件のようである。

 

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