平成26年7月23日(水)  目次へ  前回に戻る

←方向性としてはどんどん逃げ出す方向。

あと二日。

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わたくし思いますに、

機息便有月道風来。不必苦海人世。

心遠自無車塵馬迹。何須痼疾丘山。

 機息(や)めばすなわち月道の風来たる有り。必ずしも苦海の人世ならず。

 心遠ければ自ずから車塵も馬迹も無し。何ぞ痼疾の丘山を須(もち)いんや。

でありましょう。

わっはっは。

一応、現代語訳。

(名誉や利害にかかわるような精神の)はたらきを止めてしまえば、月から吹いてくる清らかな風も感じられましょう。(名利を棄ててしまえば)この世のことはすべて必ずしも苦しみの海ではないのだ。

心が(世俗のことから)遠ざかっているならば、塵を立てる車や足跡を残す馬に乗ってやってくるお客の来訪が無くなってしまうにちがいありません。(そういう鬱陶しいことが無くなれば、)どうして丘や山を逍遥して開放感を得ようとするような癒し難い病いに罹ったままである必要がありましょうか。

もっと楽にやらないと。

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明・陸紹珩「酔古堂剣掃」巻七より。

世俗から離れれば、わたくしの痼疾もだんだん治るはずなのだ。いまのところどんどんひどくなっている感じです。うっしっし。

ところで数日前に岡本全勝さんのHPで紹介されてました。この程度でも誉め殺されそう・・・。

 

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