令和元年5月21日(火)  目次へ  前回に戻る

一味のモグが引っ立てられて、洗いざらいゲロった後でも、なおしらを切るぶたとの。この往生際の悪さこそ、ぶたとの族の特性だ。

日曜日の睡眠不全がまだ残っていて、今日も居眠り。しかもまだ眠い。H氏M氏とイカフライ食ってきたが、食べながら眠かった。むにゃむにゃ。

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―――また居眠りをしていたのか。きみたち肝冷斎族は、

譬如群獣然。

譬えば、群獣の如く然り。

たとえれば、群れをなすケダモノたちのようだなあ。

「むにゃ? カッコいい言い方ですが、どういうことですか」

―――団結力も無ければ指導者に統率力も無いので、

一个負矢、将百群皆奔。

一个(こ)矢を負えば、まさに百群みな奔らんとす。

一匹が矢を射こまれると、百匹の群れが大騒ぎして奔走する。

そんな感じだということだ。

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「国語」第十九「呉語」より。これはもともと、呉王夫差が中原に進出して斉と戦おうとしたときに、謀臣の伍子胥が反対して、呉の民の現況を説明したコトバですが、確かに崩壊直前の肝冷斎一族の特性を見事にあらわしているといえよう。奔走する前に岡本全勝さんのところにあいさつに行って来ようかなー。

 

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