平成29年4月14日(金)  目次へ  前回に戻る

幻想古墳においてハニワたちが騒いでいる。「夜の食(お)す国」への扉が開きはじめているだ・・・。

ほんとに韓半島やばくなってきた感じがします。日本攻撃の可能性も大なので、もしかしたらそろそろ最●の更新になるかも知れんのだなあ。

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もしかしたら最●の更新だ・・・からといって特段特別の内容があるわけではないのでして。いつもと同じように淡々と語るのみでございます。

明の時代のこと、桃花庵長老という僧侶がおられました。その出身地や姓名については何もわからないのでございますが、この方、

持齋喜飲。

齋を持して飲を喜ぶ。

仏事のあと、お酒を飲むのを楽しみにしていた。

飲酒は破戒でありますが、ただし、その飲酒は品の好いものでありまして、

飲不過数酌。為人誦経畢、夜帰、自取牀頭所蔵甕醅、傾一小樽温之、飲已、滅灯而寝。

飲むこと数酌に過ぎず。人のために経を誦し畢(おわ)りて夜帰り、自ら牀頭に蔵するところの甕醅(おうはい)を取りて、一小樽を傾けてこれを温め、飲みおわりて灯を滅して寝るなり。

飲むといってもおちょこで数杯以上ではない。どこかの檀家でお経を読んで夜帰ってくると、自分のベットの下に置いてあるカメの中の濁り酒を取り出し、小さな樽に移して暖めて飲むのである。飲み終わると灯火を消して寝るのが常であった。

ということで、飲んでクダを巻いたりグチったりするわけではない。

このひと、年齢は八十ぐらいであったが、ある日、

誡其徒勿出。

その徒に誡めて、出づるなからしむ。

弟子たちに外出しないように言い渡した。

そうしておいて、

長老沐浴、具袈裟、市一新草鞋著之。

長老沐浴し、袈裟を具して、一新草鞋を市(か)いてこれを著く。

桃花庵長老さまは風呂に入り、袈裟を付けて正装すると、新しい一足のわらじを買ってこさせたのを履いた。

弟子たちを見回しまして、

西方路上、会須走得快也。

西方路上、すなわちすべからく走り得ること快ならん。

「西方(の浄土)に行く道路をここちよく歩けそうじゃわい」

そういい終わったときには、

端座示寂。

端座して示寂(じせき)せり。

正座したまま、亡くなっておられた。

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明・銭希言「獪園」第五より。

いつもいつもこのようなありがたい話ばかりして申し訳ございません。みなさん自分自身の生きざまを省みて反省させられてツラいことでございましょう。・・・え? なんとも思ってない?

 

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