平成28年8月29日(月)  目次へ  前回に戻る

「べんべんとうるさい音鳴らしおって!」と水牛のおやっさんにすごまれたサー。→明日に続く。

今日は二か月ぐらい前に一緒に沖縄に仕事しにいったひとたちと沖縄料理店へ。沖縄料理は基本的に苦手なのですがだいぶんおいらたち用にアレンジしてくれてるみたいで食べやすかった。

・・・ので食べ過ぎて体重が・・・。たった一食だけ、ほんの少し食べ過ぎただけでなんでこんなに・・・(涙)

・・・・・・・・・・・・・

むかしむかしのこと、

日本僧有喜才者。嘗有犯法獲罪遂問流于馬歯山。

日本僧・喜才なる者有り。嘗て法を犯して罪を獲る有りて、ついに問うて馬歯山に流さる。

ヤマトの僧・喜才というひとがあった。このひとが、(琉球の)法を犯して罪を得て、結局、罪状を吟味の上、(首里から)馬歯山(慶良間諸島)に流罪となった。

住み心地がよりよくなった、のかも知れませんが、

已歴数十年忽染病而卒。

已に数十年を歴(へ)て、たちまち病に染みて卒せり。

その地で数十年も生きていてから、突然病気にかかって亡くなったのであった。

そこで村人らはこれを渡嘉敷島内に風葬して、骨にしました。

遂尊信之以爲神嶽焉。

遂にこれを尊信して以て神嶽を為せり。

そして、このひとを尊び信仰するようになって、ウタキ神となった。

このウタキが、渡嘉敷・伊保崎の上マタ御嶽であるという。

そして、

毎年六月稲大祭日必供神酒香品等物、以致祭祀焉。

毎年六月の稲大祭の日、必ず神酒・香・品等の物を供えて、以て祭祀を致す。

毎年六月の「イナオリメ」の祭りの日には、必ず酒、お香、その他の物品をお供えして、その神を祀るのである。

・・・・・・・・・・・・・

「遺老説伝」外附巻より。同書や「琉球国由来記」によれば、ほかにもたくさん本土から沖縄に行ってウタキの神さまに祀られて、年に一回お供えをもらえたひとがいたそうなんです。みなさんも努力してみよう。

 

次へ