平成25年7月9日(火)  目次へ  前回に戻る

 

この数日、ずいぶん長い時間しごとしていたように思ったが、週末まであと三日もある。

早く太平の世の中が来ないものかなあ。

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扶箕(ふーきー。チュウゴク近世のコックリさんである)によって一篇の詩ができたそうだ。

天遣魔軍殺不平。  天、魔軍を遣わして不平を殺す。

 天は魔の軍勢を派遣して、反乱者たちを殺したのだ。

不平人殺不平人。  不平人、不平人を殺すなり。

 要するに、反乱者に反乱者を殺させたのだ。

不平人殺不平者。  不平人、不平者を殺すなり。

 反乱者に反乱人を殺させたのだ。

ああ。

殺尽不平方太平。  不平を殺し尽くさばまさに太平ならん。

 反乱者を殺し尽くせば確かに太平の世になるであろう。

そのとおりでありましょう。

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元・陶宗儀「南村輟耕録」巻二十七より。

験之今日、果然。

これを今日に験すれば、果たして然り。

今になってこの詩を振り返れば、実際にそのとおりであった。

と、元末・明初の大混乱期を生き残った陶宗儀先生もおっしゃっておられます。太平の世にするのは、なかなかたいへんですね。

 

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