平成23年9月15日(木)  目次へ  前回に戻る

 

今日も暑かったでございますねー。今日は敬老の日だから休みだと思っていたのに、違いました。

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今日も月光冴え冴えとしていた。はやく月光のように涼しくなるといいですね。

明の正徳庚辰の年(1520)、杭州城内の回回新橋(←付近にムスリムが集住していたのであろうか)の近くにあるケ氏の家で、

竃下有柴一堆忽然放光。

竃下に柴一堆ありて、忽然と光を放つ。

カマドの下の一山の柴が突然光を放ちはじめた。

その光は、

如月之明。

月の明の如し。

月光のように冷たく、柔らかであった。

まわりの壁や柱をぼんやりと照らし出すぐらいの明るさである。

不思議なことだが、この柴を別のところに持って行っても、やはりぼんやりと光っているのだ。

如此十余日、方止。

かくのごときこと十余日、まさに止む。

このような状況が十日あまり続いた後、光は止んでしまった。

これは半減期が短く、十日程度で放射し終えたのでしょう。

後、亦無他事。

後、また他事無し。

その後特に変わったことはない。

そうですが、実はもしかしたら・・・。

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「七修類稿」巻四十八より。

大丈夫ですよ。

 

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