あっちからあんまり画を持ってきてない。今日はこいつが出ました。

 

平成21年 1月30日(金)  目次へ  昨日に戻る

一週間生き抜いた。ため息しか出ない。来週が来ると思うと週末さえ幸せではない。こんな状態は何とかして終わりにしなければいけませんよ。

今日は窓外の風雨烈しく、独り寒灯の下、好語でも味わって眠ることとした。

@雪後尋梅、霜前訪菊、雨際攫蘭、風外聴竹。

雪後に梅を尋ね、霜前に菊を訪ない、雨際に蘭を擭(つか)み、風外に竹を聴く。

雪が降ったあとに梅を見に行く。

霜の降りる前に菊を見に行く。

雨の日に(林の中の)蘭を採りに行く。

風の吹く日に風の当らない家の中で竹の鳴るのを聞いている。

これらは、

固野客之閑情、実文人之深趣。

もとより野客の閑情、実(まこと)に文人の深趣なり。

いつの時代も野にある詩人のそぞろな思いを掻き立て、どんな場合にも文化を愛する人の心ばえを深めるもの。

肝冷斎評:ああそうですか。それはいいですね。

 

A空山聴雨。是人生如意事。

空山に雨を聴く。これ人生如意のことなり。

誰もいないさびしい山の中で、ひたひたとする雨音を聞いている。これは、われらがそうありたいと願う境遇ではないかね。

ただし、

聴雨必于空山破寺中、寒雨囲炉、可以焼敗葉、烹鮮筍。

雨を聴くには必ず空山破寺の中において、寒雨に炉を囲み、以て敗葉を焼いて鮮筍を烹(に)るべし。

それは、空山中の破れ寺の中で、晩秋の寒雨を囲炉裏の傍で聴き、集めた落ち葉を焚いて取り立ての筍を煮るときでなければならぬ。

肝冷斎評:ああそうですか。それはいいですね。しかしながらわたしには月曜日が来るので、心はいつも不安と恐怖でいっぱいで、その境遇でさえ楽しむことはできぬであろう。

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いずれも明の陳眉公が編んだ「小窗幽記」巻四より採った。

 

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