肝冷斎観タマ記29−10(平成29年10月1日〜)  表紙へ戻る  観タマ記29−09に戻る

10月。種を植えてもいないものには、何の実りも無いことが、明らかになる月が今年も来たわけである。

平成29年10月1日(日)  表紙へ
1300(1305)〜1548  鎌ヶ谷スタジアム
イースタン・リーグ 北海道日本ハムファイターズ対東京ヤクルトスワローズ戦
東京  000 000 010    1
北海  100 000 30X    4
PF 不明  1B 不明  3B 不明

今日もあちかった。イースタン最終試合ということで、これがラストゲームとウワサあるいは発表のあった選手が次々出てきた。スワロ飯原、井野、鵜久森、ハム武田久、飯山など。ほかにもいるかも知れません。ハムが杉谷の初回タイムリー、七回3ランの4打点で勝利。
スワローズの爆笑コメント屋というひとが外野席に来ていた。神宮の「〇バメ軍団」と何かあって追放されたとかなんとかで下ネタを交えた「コメント野次」を発した後、応援歌を歌うという芸風。この球場のスワロ戦の内野で何度か聞いたことがあるが、「〇バメ軍団」(〇ンジロウ、〇トウ、〇リシタ、〇サヤス)とそんなことがあったとはなあ。
内野は満席のためライトポール際。飯原の関係者(同級生?)の方がたが家族連れて来ていて、子ども多かった。
暑かった。しかもこの背後から「コメント屋」の妄想と怨念に基づく野次を聞かされるのでツラかったなあ。でも鎌ヶ谷じじいたちの野次よりは時折笑いがとれるだけマシな感じ。
投手・武田久VS打者・鵜久森。
いい天気である。気力ないけど来てよかった。
試合終了。来年は年間パスポートいくらになるであろうか。来年まだおれが現世にいるかどうかもわからないのだが・・・。

1800(1804)〜2111  明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ 東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ戦
中日  001 100 103    6
東京  030 000 001    4
PF 佐々木  1B 芦原  2B 深谷  3B 眞鍋

夜は神宮球場へ。今季最後のダブルヘッダーチャンスなのですごいがんばって行ってきました。
スワロ三回に藤井、廣岡、奥村の3連打で3点先制、もしこれを守り切れば先発梅野プロ初勝利・・・だったんですが、守り切れるはずもなく、廣岡のマズイ守備もあってだんだん追いつかれ、九回表にルーキが代打・松井佑に3ラン食らって敗北。これで95敗目ですね。プロ野球記録は50年ぐらい前の大洋の99敗なんだそうで、それに次ぐすごい記録らしい。まあ、故障者も多かったし、それに対するフロントの行動などいろいろあったんでしょうが、真中さんが切れて早いうちに辞意を表明してチームぶっ壊れていきました。ヒドいものである。
なお、七回二死から登板したドラ浅尾がプロ野球史上3人目の200ホールドを記録。
しうまい弁当を食う。これをあと何回ぐらい食えるのか。なお、右上の方の小さな光点は月である。
松井佑のホームランで喜んでいるドラの方々。すばらしい。

平成29年10月2日(月)  表紙へ
1800(1930)〜2127  メットライフドーム球場
パシフィック・リーグ 埼玉西武ライオンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北  000 002 000    2
埼玉  000 100 000    1
PF 川口  1B 敷田  2B 原  3B 有隅

本日でついに年間最多タイ。
四回裏中村のタイムリーでライオンズ先制したが、六回、ウィーラーの31号2ランで逆転。そのあとの二死満塁は野田がしのいだが、その裏の二死満塁は則本が130球目で岡田を三振にとってしのいだ。ライオンズは高橋朋が復活登板したり、イーグルスは高梨、ハーマン、福山出てきて抑えて、結局そのまま2−1でイーグルス勝利。まだ二位の目が残っている。
いつものお茶漬けである。あと何回これを食べることの可能なるか。
予想外?にも福山が九回を三者凡退にとって、喜ぶイーグルスファン。連敗脱出、は何度目であろうか。

平成29年10月3日(火)  表紙へ
1800(1901)〜2119  メットライフドーム球場
パシフィック・リーグ 埼玉西武ライオンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北  002 000 100    3
埼玉  012 002 05X   10
PF 敷田  1B 原  2B 有隅  3B 山口

本日はもうすぐ沖縄に転居する予定というOS氏と観戦。
ライオンズ、二回に炭谷4号ソロで先制、三回に山川22号2ランで逆転して、その後2点リードで迎えた八回表に、菊池が2四球と自らのフィルダーチョイスで無死満塁として、そこからギアチェンジして、120球超えているのに150キロ台連発で代打中川見送り三振、代打足立空振り三振と一割打者は三振で、二割ちょっとの嶋は大きな中飛でスリーアウトチェンジ。その裏、また炭谷5号2ラン、秋山の25号2ランとかで5点とってもう無茶苦茶ですわ。
そして九回は武隈が三者凡退、きちっと2135の特急に間に合わせて、紳士的ともいうべき時間に終わらせてきた。ちなみに今日でプロ観戦年間最多新記録。特段の感慨は無し。
本日は一塁側楽天ブルペン横あたり。野沢菜茶漬けを食う。
力投なされる菊池雄星大投手。日本ではあと何試合この姿を観られるのであろうか。
八回裏、ボコられて投手交代中。悲しげなるペゲーロ外野手。
投球練習も終わったんでライトの定位置へ。左側、年齢に比して額の生え際が非常に後退しているのは松井裕。彼は昨日今日はノースロー調整のようである。

平成29年10月5日(木)  表紙へ
1800(1955)〜2108  メットライフドーム球場
パシフィック・リーグ 埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ戦
北海  320 102 000    8
埼玉  220 110 000    6
PF 原  1B 有隅  2B 佐々木  3B 深谷

本日はライオンズのレギュラーシーズン最終戦で、当日券売り切れ立ち見多数の満員となった。
試合はウルフと吉田の先発で前半激しい乱打戦となったようだが、1955六回表に到着したら直後に大田がセンターバックスクリーンに15号2ラン。これが決勝点になって、そこからは一点も入りませんでした。
試合終了後、ハム選手がライト側にあいさつのあと、ライオンズの最終戦セレモニー。89番・故森コーチのユニフォームも出てきて、選手会長・炭谷、辻監督があいさつした。
CSチケット買えるとも思えないので、これが今年最後のメットライフドームである。本当に世話になったと思う。
最終戦なので満員を予想して先月上旬にB指定を買ってあったのである。しかも買ったというか来場ポイント引き換えだからタダ。なお、今日は満員でお茶漬けも特急も売り切れであった。
みんな並んでますねん。また来年、よろしく。

平成29年10月9日(月)  表紙へ
1400(1500)〜1711  楽天コボスタジアム宮城
パシフィック・リーグ 東北楽天ゴールデンイーグルス対北海道日本ハムファイターズ戦
北海  000 110 100    3
東北  100 000 000    1
PF 佐々木  1B 西本  2B 敷田  3B 本田

仙台駅からコボスタに到着したときはまだ青空が広がっていたが、やがて雲も広がり、薄暮の試合になって最後の方は寒かった。
試合は三回までに有原から7安打を放ったイーグルスが・・・なぜか一点どまりで、四回からは散発の2安打に終わり、八回鍵谷、九回増田にはなんにも抵抗できずに敗戦。三安打打っても点にならんけど、ハムは内野安打で二塁から帰って来て、一点づつとっていった。中田の守備がすばらしかった。
八回に出てきてハムを三者凡退にとった青山が通算500試合登板。すごいことである。大谷は4−0.
はじめて芝生席に入ってみましたが、満員御礼でひとが多くてその外から立ち見状態、芝生席まで行けたのが九回裏でした。メットライフの芝生席とはちがって階段席となっており、快適である。
空は休日の心のように晴れ渡っていたのだが・・・。
だんだん暗くどよんと暮れてきた。これは七回裏の風船飛ばし。
もう帰ります。また来年も来たいなあ。

このあと、毎週末台風でこの試合が10月の最終試合になってしまった。

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