肝冷斎観タマ記19−4(3月3日〜4日)  表紙へ戻る  観タマ記19−3に戻る

福山と広島に行ってまいりました。あたたかかったです。


広島市民球場。

平成19年 3月 3日(土)  表紙へ    
1300(1226到着)〜1540 福山市民球場  
オープン戦 広島東洋カープ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北楽天  003 000 100   
広島東洋  300 000 101x   
 主審:杉本、一塁:森、二塁:前田、三塁:牧田

福山人民球場には初めてお邪魔しました。


始球式は少年(←!)野球のバッテリーでしたが、投手のオンナの子と捕手のより体の小さいオトコのコの組み合わせで、ジェンダーフリーでした。

一応両チームの投手と得点(失点)経過だけ掲げると、
広島東洋:佐々岡(2)→フェルナンデス(3)→長谷川(1)→仁部(1)→横山(1)→梅津(1)
で、三回表、フェルナンデスが楽天・嶋のセーフティーバントからはじまって、ボーク、四球を混ぜながら被安打5は萎えた。ナックルボーラーの価値はイニング・イーティングや相手打者の調子を狂わせることなどに(も)あるので、防御率はそれほど期待してはいけないのですが、連打は「おかしい」。
七回表は仁部が一二塁からダブルスチールをかけられてワイルドピッチ、捕手・中東(笑)がタマを見失って二塁ランナーホームイン、のオモシロい失点でした。カープでは佐々岡投手と横山投手が特によかった感じ。
東北楽天:インチェ(3)→有銘(2)→渡邊(1)→佐藤(1)→川岸(1回2/3)
インチェは立ち上がり、一死から東出に中前打、牽制悪送球と前田(ネ申)への四球で一死一二塁から、新井さまにホームランをぶちこまれた。しかし、その後は有銘ともどもカープの淡白な攻撃陣を封じ込めて、五回までは無走者。七回、佐藤が栗原、尾形、中東に三連打されて一失点(長打入り3安打で一点にしかならないのが相変わらずカープらしい)。川岸もよかったのですが、最終回二死から尾形にライトへサヨナラホムラソを食らって試合終了。

という、兄弟的球団の試合は明日も続く。

この後、以前から一度見てみたい、と思っていた鞆の浦に行ってみました。もう夕刻で、諸施設も閉館後であり、観光案内所も無い(観光情報センターというお土産屋さんはある。ここに鞆の浦鉄道関連資料があった)ので宿泊の可能性もよくわからんので、福山市内に引き返してきて駅前のホテル泊。「色とり忍者」はオモシロいなあ。庄屋で晩飯食った。なんとなくかっこいい。
とりあえずここに写真アップしておきます。
←鞆城跡から鞆港方面。この右端ぐらいに平賀源内生祠があるのか。
←山中鹿之助クビ塚。(なにもヘンなもの写ってないですよね・・・)
←この小さな橋が「ささやき橋」。朝鮮通信使接待役のなんとかさんが役目を忘れて鞆の妓女と毎晩愛のことばをささやきかわした橋なのだという。その後、それが見つかって二人ともクビとんだ。(なにもヘンなもの写ってないですよね・・・)
←延喜式内・沼名前(ぬまくま)神社。
←沼名前神社力石
←国宝・安国寺釈迦堂。
安国寺は足利尊氏が諸国に作らしめた寺(本来の名前は各寺で違う)ですが、ここの安国寺は井伏鱒二先生の「鞆の浦茶会記」に出てくる安国寺ですよね・・・ちがうカモ。
←足利直冬軍と幕府軍(高師直が権力掌握中)の闘った名高い「コガラスの森」だそうだ。
←「日東第一形勝」の地・仙酔島。そういえば通信使の扁額あるという対潮楼行ってない。今度ゆっくり民俗資料館も見学しに行きますよ。

平成19年 3月 4日(日)  表紙へ    この日の日記へ
1300(1245到着)〜1547 広島市民球場  
オープン戦 広島東洋カープ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北楽天  000 000 000   
広島東洋  310 101 00X   
 主審:牧田、一塁:前田、二塁:森、三塁:不明

朝から福山北方の新市で、吉備津彦神社(ビンゴ一ノ宮)にお参りしようと出かけたのですが、想像よりも遠く、ほんとに神社の屋根がちら、と見えたところで時間切れで引き返してきてしまいました。福山から新幹線使うつもりならお参りぐらいできたかも知れんのですが、今回諸事情あって約半額のバス(ローズライナー号)に乗ることにした。

広島四民球場は、今日は案外客入っていて、嬉しかった。内野トイレ流れず水浸しは悲しかった。うどん美味かったです。毒々しく塩カラい、と記憶していたのですがまだナベにアジがしみこんでないのか、少し薄い感じでした。
ゲームは、兄弟的球団の試合でありながら一方的となる。前日、嶋とともに「これはダメだ」と思った梵選手が二ホーマーで、地元でいいところ見せたです。
目を瞠ったのは、カープの二遊間で、併殺3も素晴らしかったですが、特に東出選手の守備は、上級者みたいです。いろいろ不満は残るのですが、去年の今ごろ、内野と打順をどう組むんだ、と思っていたあの暗闇の時期に比べれば、ウンデイです。大須賀も入ったし。(先発投手は昨年以上に足りませんが。)
そういえば、今日は黒田投手初登場で、さすがに大拍手でしたな。黒田と同じぐらい拍手されたのが楽天・田中の登場時でした。カープ・天谷の中飛は、牧田がよく捕ったです。天谷は昨日も遊撃の美技でヒット損していたので、実力だけでなくツキも失くしたか。

一応両チームの投手と得点経過。
広島東洋:黒田さま(2)→斎藤(1)→前田健(1)→佐竹(1)→小山田(1)→広池(1)→横山(1)→林(1)
失点ゼロですが、特によかったのは、佐竹、横山、林でしょうか。
東北楽天:永井(3)→林(りん)(3回)→田中(1)→松本(1)
永井が初回に梵から中越ホムラソ、東出右前打・盗塁、前田(ネ申)四球、新井さん四球、嶋中前適時打、栗原遊ゴロ併殺の間にもう一点。二回、梵左中間ホムラソ。その後は五者連続三振。リンは四回・白濱にヒットを許すというプロにあるまじき投球、ワイルドピッチのあと梵にタイムリーツーベース。五回はネ申の左前打から一死三塁になるが、嶋・栗原を抑えて無失点。六回は大須賀のタイムリーツーベースで一点。しかし、ここも長打を含む3安打で一点というカープらしい攻撃でした。田中は天谷・中飛は牧田が好捕、吉田二ゴロ、緒方を速球で空三振。どうでもいいのですが、おいら、今のところマーくん(ぷ。ぷぷ・・・)の登板した試合全部見てるな。
←新入団選手紹介中。
←スラィリーもクビになっていなかった。スラィリーと将来のスラィリー候補たち。

さて、明日はさすがに野球は休みます。

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