肝冷斎観タマ記28−06(平成28年6月3日〜)  表紙へ戻る  観タマ記28−05に戻る

カープロボット哀れ。

平成28年6月3日(金) 表紙へ
1802(2003)〜2156  明治神宮外苑野球場
インターリーグ 東京ヤクルトスワローズ対オリックスバファローズ戦
オリク 110 000 030   5
東京  003 000 010   4
PF 山本貴  1B 石山  2B 中村  3B 津川

20時に着いたのに二時間も観れた・・・というか寒い中22時近くまでつき合わされた、というべきか。
今日はなんというても八回の表裏。八回表、小川のあとをつないだルーキ、連続四球のランナーをバントで送られた一死二三塁からボグセビッグの三塁線二塁打で逆転され、さらに二死三塁となって伊藤(ごとき)に左前打で2点差とされた。その裏、オリ塚原は一死も取れずに、山田左中間二塁打→バレン神左前タイムリー(代走・比屋根)→川端左前打(比屋根すごい好走塁で三塁まで)→畠山四球で、一点差の無死満塁を残して降板。あわれオリックソ四連敗かと思われたが、平野が雄平を二ゴロホームゲッツー、今浪二ゴロで奇跡的としかいいようがないが無失点で切り抜けた。
寒かった。
レフト側。他のチームに比べると、やっぱり少しさびしいオリックソファソ。かなりスワロファンもこちら側に流れてきているのだが。
←今日は横浜スタでベイス・マリン戦をやっていますので、マリン煽りポスター「不交流戦士・マジワラン」のベイスタ篇。なお試合はベイスが勝ったもよう。

平成28年6月4日(土) 表紙へ
1400(1345)〜1703  東京ドーム球場
インターリーグ 讀賣ジャイアンツ対北海道日本ハムファイターズ戦
北海  301 000 000   4
讀賣  400 001 00X   5
PF 木内  1B 橋本  2B 杉本  3B 佐々木

ジャイは阿部、松本哲、西村と先週イースタンで見たベテランが上がってきて大活躍してついに今日単独首位返り咲き。ベテランの投入がちょっと早すぎるかも、という感はあるが、さすがに試合巧者で、得点差の小さい試合は絶対に落とさない。
ハムはこんなにすかすかと弱いチームだったかと目をみはりたくなるほどたやすく逆転され、たやすく負けてしまった。
試合終了。わさわさと人が集まる真ん中で、ヒーローインタビューは阿部ちゃん(+宮國)

平成28年6月7日(火) 表紙へ
1815(1943)〜2144  QVCマリンフィールド
インターリーグ 千葉ロッテマリーンズ対阪神タイガース戦
阪神  000 000 100   1
千葉  010 001 00X   2
PF 津川  1B 山口  2B 笠原  3B 木内

防御率が1前後のマリン石川、6回3分の2投げて10安打自責点1であった。タイガーの能見も6回投げて8安打2失点。得点のわりには時間かかって帰宅は日付変更直前に。明日も眠いと思われる。

平成28年6月9日(木) 表紙へ
1800(2030)〜2121  西武プリンスドーム球場
インターリーグ 埼玉西武ライオンズ対読売ジャイアンツ戦
讀賣  101 010 010   4
埼玉  000 002 50X   7
PF 丹波  1B 石山  2B 深谷  3B 杉本

都心からがんばって西武球場前に到着し、窓口で当日券を買うのですが、このねえちゃんが遅いのです。窓口で応対しているうちに何度も歓声が聞こえ(七回裏の同点と勝ち越し)、やっとチケットを得て荷物検査するとかこちらは再入場口だからあちらへ行けとか入口でうだうださせられているところにひときわ高い大歓声。メヒア20号3ランが出たのだ。あのオンナのせいだ。あのオンナのせいで観られなかったのだ。・・・と暗い心が一段と暗くなった。特に窓口で怒鳴ったりしていない(できない)分、暗く青白い炎のような憤りが燃えてくるのであった。
八回表は木村省吾のひどいエラーなど見せてもらったが、武隈が一死満塁を切って三点差で最終回、増田が三者凡退で抑えて試合終了。
帰り際、三週間後のチケットを買ったが、あのねえちゃんの窓口には並ばないようにしたのであった。
試合終了。また都内に帰らねば・・・明日のため、絶望の平日のために・・・。

平成28年6月10日(金) 表紙へ
1800(1928)〜2134  西武プリンスドーム球場
インターリーグ 埼玉西武ライオンズ対中日ドラゴンズ戦
中日  000 000 000 000   0
埼玉  000 000 000 001X  1
PF 吉本  1B 山路  2B 森  3B ノ田

本日は本当にケシカラン! 余は大いに憤らざるを得ないのである。
西武球場前駅に着いたところで、一時間ちょっとでもう五回が終わっていたのである。そこで、2135発のスタジアム特急池袋行きの座席指定を買った。「今日はかなり時間が余りそうだな」ぐらいに思っていたのである。そうしたら、七回ごろからイヤな予感がしていたとおり、延長に入りおったのじゃ。焦りはじめたが12回表が終わったところで2125分。もうそろそろ限界であるが、三人で終わるなら間に合うカモという時間だったので外野席側の出口近くまで行って立ち見していたが、上本がヒットをうち、しかし炭谷が2球目でバント成功、木村昇吾が三球三振やろと思ったら三球目二ゴロで二死三塁、一番の秋山には回したくないだろうから、次の金子で勝負。どちらにしろここで終わる、あとは走って間に合うかどうかに賭けよう、と思ったら、二球目で死球。ここで2132分。ほぼ諦めた。ドラのコーチがマウンドに行き、田島と桂とうだうだとなんやら相談して、プレイボール。秋山の4球目がセンター前ヒットになってサヨナラ。
この瞬間、21時34分57秒だったのである。
「ちゃんと2135分より前に終わりましたよー、けけけけー!」
と電鉄の笑う声が聞こえ、池袋行き特急が出発するベルが鳴っていた。
もう間に合わないのでヒーローインタビューまで聞いて帰ってきましたが、なんだ、この展開は。いつもこの球場では同じ目に逢っているが、キップを売りつけておいて、
「けけけ、間に合わないようにしてやるぜ、電鉄球団の名に賭けて!」
と言いながらゲームを操作しているのは明らかであるのだ!
許せないのだ!
それはそれとして、両チーム5安打づつの引き締まった試合でした。11回表一死二塁の牧田=ビシエド、サヨナラの場面、12回裏二死一三塁の田島=秋山の勝負など、一打席だけで100円ぐらい出していいぐらいの手に汗握る勝負であった。じゃがバターと富士宮焼きそばとセブンイレブンで買っていった「大きなおむすび」「カニマヨ巻」まで食い、苦しい。
手前、じゃがバター・コーン塩辛載せ。奥、富士宮焼きそば。電鉄にだまされて毎度毎度買わされる紙屑。終わった。うなだれるドラども。あわれというもオロカなり。

平成28年6月11日(土) 表紙へ
1400(1349)〜1705  コボスタ宮城球場
インターリーグ 東北楽天ゴールデンイーグルス対廣島東洋カープ戦
廣島  100 000 000    0
東北  000 000 02X    2
PF 深谷  1B 土山  2B 佐々木  3B 笠原

仙台あちかった。旭川→札幌の移動はやっぱりきつかったか、広島の打者がまったく打てないようである。一方、楽天の野手もヒットは打つけどつながりません。八回裏投手内野安打からチャンスを作ってゴロヒットをつないで逆転した。最終回、クローズに出てきた松井裕が不安定で下位打線に四球と失策で勝手に転び始めたが、カープは犠打失敗などで自滅した。
イーグル茂木、オコエ、広島西川と新人野手が出てきて、みんなそこそこ個性を発揮していました。特にオコエくんは3安打したのはフロックかもしれんが、タマの下に入るスピードがすばらしいので、あとは送球の正確性を練習したらGG狙える外野手になれると思いました。森本ひちょりを思い出した。
コボ到着あちかった。観覧車から見ているやつもいた。

平成28年6月12日(日) 表紙へ
1300(1255)〜1707  コボスタ宮城球場
インターリーグ 東北楽天ゴールデンイーグルス対廣島東洋カープ戦
廣島  120 000 000 00   3
東北  000 003 000 01X  4
PF 土山  1B 佐々木  2B 笠原  3B 敷田

昨日の試合に2点載せただけのような展開で、広島が追加点はおろかランナーさえ出せないうちに追いつかれ、そのあとは拮抗してみえたが、10回表また松井裕が不安定で一死満塁、3−2から新井の打球は三遊間破ったかに見えたが阿部が飛びついてありえない好プレー、ホームにも好走球して5−2−3の併殺。これはツラかった。10回裏から出てきたカープ中崎はすばらしく、11回裏二死までスカスカと取ったのに、このあと下位打線に四球→右前打であっという間にサヨナラのピンチ。さらにあっという間に藤田に中前サヨナラヒットをお食らいになった。
この二日間、車中でのしうまい弁当→球場での浪江焼きそば→牛タン定食、今朝のホテルの朝食→昼の仙台ナポリタン→球場で食ったひょうたん揚げと来まして、試合終了後に末廣ラーメン食った。苦しい、というレベルの苦しさではない。腹破裂級の苦しさをかかえつつ恨みの東北遠征より帰京する。(体重計ったら先週から+3キロ)
サヨナラゲームにて終了。さて、帰るか・・・。
食い物の一部をご紹介
@浪江焼きそばA仙台ナポリタンBひょうたん揚げもちろんもっとたくさん食ったわけだが、今日のところはここまでの紹介にとどめておく。

平成28年6月14日(火) 表紙へ
1800(1920)〜2134  明治神宮外苑野球場
インターリーグ 東京ヤクルトスワローズ対福岡ソフトバンクホークス戦
福岡  201 000 100   4
東京  030 000 03X   6
PF 小林  1B 嶋田  2B 敷田  3B 原

さすがスワロ、先発新垣が二回降板も、その後は「肉を切らせて骨を断つ」とばかりに成瀬→ルーキ→村中→とつないで、吉村の代打ホームランで勝負あったか、と見えるところまで引きずり込んだ。そして八回裏にスアレスにそれまでの拙攻の怒りをぶつけるかのように襲い掛かって、中村の二点タイムリーツーベースなどで逆転。雄平のタイムリーで同点になった段階では既に2130、いったい何時までつきあうことになるのかと心配したが、結局3時間34分、この球場では短い方であった。
王者ホークスもスワロの魔打線にやられた感じ。

平成28年6月15日(水) 表紙へ
1800(1904)〜2210  明治神宮外苑野球場
インターリーグ 東京ヤクルトスワローズ対福岡ソフトバンクホークス戦
福岡  011 020 110   6
東京  000 001 120   4
PF 嶋田  1B 敷田  2B 原  3B 西本

結果からみれば昨日の逆スコアだが、なんと4時間10分。スワロあほ野球の神髄を王者ホークスに見せつけた。ホークス16安打6四球、スワロ11安打4四球。まだ週の真ん中なのにこの終了時間、社会人的には涙出る。( ;∀;)  七回コリジョンの抗議(認められず。シロウト目にもあれは抗議なんか恥ずかしくてできないレベル)も腹立たしいというかもうスワロはなんでもいいから相手や観客に、スピードや合理性といった近代の思想を否定するスワロの恐ろしさを示したい、というだけなのかも知れない。
なお、六回、スワロ「反撃のノロシ」は山田の21号。和田の低めのタマをぼかんとすくい上げてバックスクリーンにぶちこんだのである。ノ田も適当にマルチ安打だが、山田の方がすこぶる人間界を超越しだした感じである。二年連続トリプル3行くよ。故障しなければ。

平成28年6月16日(木) 表紙へ
1800(1910)〜2206  明治神宮外苑野球場
インターリーグ 東京ヤクルトスワローズ対福岡ソフトバンクホークス戦
福岡  310 200 042  12
東京  000 100 002   3
PF 敷田  1B 原  2B 西本  3B 小林

また22時を回りました。ただし、途中2000から25分間、2035から30分間の二度にわたる雨天中断を含むので、実際のゲームは13安打6四死球3ホーマーのホークスの一方的な試合で、スワロのあほあほ打線も絶対正義・東浜巨の前に八回まで5安打無四球と抑えられていたので、実質試合時間は3時間ちょっとぐらいであった。
雨がひどくて寒かった。明日は暑いらしい。
ずっと降っていたがときおり激しくなるこれは二度目の中断時毎回みんな出てきてハタライて試合再開。人間の営みの強さを再認識することとなった。

平成28年6月17日(金) 表紙へ
1800(1914)〜2047  明治神宮外苑野球場
インターリーグ 東京ヤクルトスワローズ対埼玉西武ライオンズ戦
埼玉  000 100 000   1
東京  010 101 20X   5
PF 原  1B 佐々木  2B 本田  3B 山口

すかすかとスワロが勝ちました。先発山中の6回1失点(被安打5、与四球0)のおかげである。
七回裏ダメ押しになったのが、一死一塁からの山田哲人さまの左への22号2ラン。伝説の中西太バリにすごい低い弾道で内野の間を抜くようなライナーが、そのままフェンスをぎりぎりの高さで越えて行った。みんな度肝を抜かれて球場が一瞬静まった・・・ような感じがするような一発であった。これで今季「一年間で11球団からホームラン」の大記録達成。
度肝を抜かれたライオンズファンたち。なんとなくおとなしくなっている雰囲気でしょう。

平成28年6月18日(土) 表紙へ
1300(1255)〜1541  KYBスタジアム可児球場
ウエスタン・リーグ 中日ドラゴンズ対廣島東洋カープ戦
廣島  000 000 200   2
東京  040 000 00X   4
PF 今岡  1B 山村裕  3B 須山

岐阜県可児市のKYBスタジアムにやってまいりました。名古屋で古い付き合いのFH氏と合流して、そこから遠かった。が、無事到着。だが、とにかく暑かった。熱中症と思われる救急車も外野スタンド側に来る状態。
カープヤブタ投手の相変わらずの「1イニングは絶対に崩れる症」が発揮され、ドラが二回に3安打3四球で4点先制。二死とってからもずるずると失点するから感じ悪いが、結局そのあと七回まで投げて失点はこの回だけ。カープは七回に岩本・ヌ原のタイムリーで2点返して淡々と2時間41分で終了。さすがに試合終了間近の15時過ぎには風も涼しく、FH氏がかき氷イチゴ味買ってきてくれたりしたので、心地よくなって芝生席で何度もうとうとした。その快楽、極楽浄土もかくやと思われたほどである。どうしてそのまま眠っていずにまた現世に目覚めてしまったのか・・・。
空の色を見ただけで熱中症になりそうな色ではありませんか。外野方面を望む。○日新聞が招待券でも配ったか、そこそこ入っていました。空はターコイズブルー。この球場にこの日集ったすべてのひとびとも、いつかなあそこに帰っていくのだろう。
おまけ。スタジアム近くの地蔵堂。18世紀に作られた(頭部は鎌倉期?)という半跏地蔵像が祀られているそうです。可児は古い歴史がありそうで、中部で生きる機会があったらさまよってみたいものだが。

平成28年6月19日(日) 表紙へ
1230(1223)〜1308  ナゴヤ球場
ウエスタン・リーグ 中日ドラゴンズ対廣島東洋カープ戦
廣島  1
東京  0  (2回表途中降雨ノーゲーム)
PF 山村裕  1B 須山  3B 今岡

本日もFH氏とナゴヤ球場に推参したが、試合前から降っていた雨が強くなって、二回表二死一塁で中断(1250)、1320ぐらいまで粘るかと思ったが、雲の動きなどから絶望的だったのであろう、1308にはやばやとノーゲームの放送があった。
当日券払い戻してもらったので、これを原資にそのままナゴヤドームの試合に行こうかと思ったが、調べたら今日は当日券販売無し。前売りで売れたようである。怪しからん。
試合開始直前のナゴヤ球場。
―――ということで、今週は観戦数5試合で終わり。明日は飲み会があってそのあとは交流戦明けの休みだから、来週はやきうのことあまり気にせずに暮らせるのだなあ。

平成28年6月23日(木) 表紙へ
1830(1855)〜2023  東京ドーム球場
日米対抗ソフトボール 日本対アメリカ戦
米国  000 010 0   1
讀賣  100 040 X   5
PF ドラム  1B 後藤  2B 須田  3B 岡野

MY氏からご招待券をもらって観戦。塁間が短いのでスピード感は半端なくある。(女子野球とは違うところ)
五回、日本ボコ打ちで勝利。六番坂元の中越え2ランホームランが効いた。なお、主審ドラム氏のジャッジが遅くて二階席ではわかりづらかった。
内野の後ろにあるのがスタンド。これを越えるとホームラン。坂元がぶちこんで迎え入れられる。

平成28年6月25日(土) 表紙へ
1401(1355)〜1719  明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ 東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ戦
中日  100 111 005   9
東京  304 100 32X  13
PF 長井  1B 丹波  2B 眞鍋  3B 木内

朝まで雨降ってましたが、だんだん天気がよくなってきたので寝転がってイースタンでも見よう、と新習志野まで来てみたら、グラウンド状態が悪いので中止。
この看板を持ったお兄さんが駅にいた。
ここからの身の振り方が難しいところでしたが、土曜日で正規(!)のチケットはもう無いかも知れん、と思いながらも神宮球場に駆け付けてみた。
カープ戦はもとより、ジャイ・タイガー、さらには近年でのベイス戦も満席になるこの球場ですが、ドラ戦はスカスカ。内野席でゆったりと(外野でもゆったりできたようだが)スワロ20安打、ドラゴ13安打の泥試合を観戦させていただきました。
剛力彩芽さんの始球式で始まったこの試合、ドラゴ3本(福田1号、エルナンデス2号、ナニータ6号)、スワロ3本(山田25号、大引3号、バレンティン16号)のホームランが出たが、ドラゴはすべてソロ、スワロの山田、バレンティンは3ラン、この差の4点がそのまま最終得点差になった形となった。まあ無茶苦茶ですわ。
なんとなくがらんどうな感じ。サウスポーの剛力彩芽さんの始球式。つば九郎は「桃の妖精」と称するオンナの子を捕まえている。英国離脱などを反映してか、空に不穏な雲が流れていたが、たとえ世界が明日滅びようとも、わたしはシウマイ弁当を食べるだろう。闇の力も吹き飛ばす25号を放ち、つば美らに出迎えられる山田哲人先生。捕手・桂。

1800(1850)〜2246  西武プリンスドーム球場
パシフィック・リーグ 埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ戦
千葉  301 000 410 0    9
埼玉  040 030 020 1X  10
PF 村山  1B 橘高  2B 橋本  3B 東

お昼の試合を観て、野球なるものに食傷気味になりながらも所沢へ。そこでこんな試合に巻き込まれた。
マリンはデスパイネが2本、ライオも浅村と山川がホームランを打ったが、とにかくマリン16安打7四球(ライオはさらに3失策と2野選)、ライオ15安打5四球で4時間46分。ちなみにこの日は帰りのドーム特急のチケは到着時に既に売り切れていたので、「こんな日は2135までに試合終わるんだよな」と余裕こいていたら、八回裏の段階でドーム特急の時刻は過ぎてしまい、そこからさらに同点になって延長になった。ついつい池袋行き最終の時間まで確認してしまう状態であったが、10回裏、代打坂田がサヨナラ安打。
西武はあちこちで守備の乱れがあり、木村昇の大けが(左膝じん帯断裂)が効いているようなところもある。
見づらいとは思いますが、この日は「県の誇りを胸に」埼玉・千葉の対抗戦ということで、ライオンは「さいたま」のロゴが入ったビジター用ユニ、マリンは「ちば」のロゴが入った赤いユニフォームで試合をする、というカオス状態。
坂田サヨナラ打で試合終了。「やっと終わったー!」と喜んでいるのかサヨナラ勝利を喜んでいる知らんがバンザイするひと。観客のみなさまもごくろうさまでした。

平成28年6月26日(日) 表紙へ
1300(1338)〜1642  西武プリンスドーム球場
パシフィック・リーグ 埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ戦
千葉  212 000 104   10
埼玉  011 002 000    4
PF 橘高  1B 橋本  2B 東  3B 芦原

今日もマリン15安打、ライオ11安打である。さらに、マリンはなんと10四死球。それで3時間42分、今日も(おいらは買えてなかったのでいいのだが)スタジアムエキスプレスのチケットを無駄にさせる野球をして、「わははは、特急に乗ろうというブルジョアファンども、思い知ったか」という電鉄魂の哄笑が聞こえてきた。
ヒロインは1号2ランを含む4安打3打点3得点の田村。両リーグ屈指の「打てる捕手」となっているのである。
栄華を誇りしソロモン王やローマ・中国の皇帝たちにも匹敵する?ほどの豪華な食事。二日連続のシウマイ弁当に西武ドーム名物のじゃがバター、しおから・コーン載せ。車検でかなりカネがかかり、やけくそ的に食ったのである。
七回表、「県の誇りを胸に」戦うシリーズなので、まーくんやマリンのチアーが裸踊りに来ていた。七回裏、入場時に風船が配られたのでおいらも一つ打ち上げた。埼玉県民の誇りを胸に!試合終了してみんな帰る。家へ、日常へ、涙の月曜日へ。

平成28年6月28日(火) 表紙へ
1800(1931)〜2026  東京ドーム球場
セントラル・リーグ 讀賣ジャイアンツ対中日ドラゴンズ戦
中日  010 301 000   5
讀賣  000 000 000   0
PF 飯塚  1B 秋村  2B 小林  3B 森

すごく展開が速くて、あっという間に終わってしまいました感じ。ドラ大野105球3安打完封。福田とかナニータとかがホームラソ打ったらしいが、遅刻したので見ていない。
ところで、最近、堂上(直)の遊撃守備に注目しているんですが、今日は八回裏二死からの相川の二遊間のゴロ、セカンド荒木がもう間に合わないと知って、グラブトスでもなくグラブで叩いて堂上の前に転がし、堂上から一塁転送、というプレーがあった。結果は一塁セーフの内野安打だったが、荒木のハイレベルな守備に堂上が完全についていっていた。立派なものである。ただ、この球場はこういうプレーに拍手が出ないから不思議である。
東京ドーム、今日もまた七回表にビジターチームの応援歌を流さないのはもちろん、誕生日ファンの紹介をするイベントでドラファンの邪魔をしておられた。グランドとは違うレベルで他球団をバカにしているのだろうなあ、と思います。しかし吾人はこの「リーグ共栄精神の欠如」は批判さるべきであろうと信ずる。
まだ20時過ぎなのに、もうガラガラに。

平成28年6月29日(水) 表紙へ
1800(1859)〜2132  東京ドーム球場
セントラル・リーグ 讀賣ジャイアンツ対中日ドラゴンズ戦
中日  020 000 000   2
讀賣  001 010 10X   3
PF 秋村  1B 小林  2B 森  3B ノ田

昨日・今日は梅雨明けの那覇にいればオリックス戦が観れたというのに、東京でジメジメしながらドーム観戦である。
ドラは三回までに7安打しながら2点。こののそのそ攻撃があとで響きまして、辛抱しきったジャイに逆転された。こういう少差の試合にはジャイはほんとに強い。勝利に対して真摯なチームなのだとほとほとと感心することもあるのである。しかしグランドレベルの外では今日も相手無視で、七回表は団体観戦のみなさまをご紹介。
18時台、明るいうちにドーム到着。立ち見席(←語義矛盾だが)から見る。すぐ前のおやじ二人、いかにも地上波放送に毒されていそうな風情ではある。

平成28年6月30日(木) 表紙へ
1802(1907)〜2045  東京ドーム球場
セントラル・リーグ 讀賣ジャイアンツ対中日ドラゴンズ戦
中日  010 000 002   3
讀賣  100 000 000   1
PF 小林  1B 森  2B ノ田  3B 飯塚

ドラ若松142球2安打完投。ジャイ坂本の15号ソロの一点に抑えた。
ジャイも大竹が裏切者とはいえ八回まで3安打でしのいだが、九回澤村が大島に四球、平田の三遊間の当たりは村田がすばらしい動きでゴロで抑えて一塁に送球したが内野安打で無死一二塁。しかしビシエド、ナニータと切って二死二三塁までこぎつけたが、實松との呼吸に乱れがあったか、このあと二つのワイルドピッチで二人のランナーを返してしまい、敗北したのであった。
今日の七回表は「ジャイアンツ・フォトを送ってください」の呼びかけが行われた。そんなのが(ドラとはいえ)ビジターチームの応援歌に優先する、という判断はいったいどんなひとが下しているのだろう。普通に野球に関わるシゴトをしているひととは思われず、ビジターのラッキーセブンを潰そうという組織的な強い意志が感じられるところである(裏の攻撃前には「闘魂こめて」の裸踊り祝祭を何十人も出てきてやるんですよ。今日はフラガールも出てきた)。しかしそれを乗り越えて、写真左下のドラファソたちはカード勝ち越しを味わうことができたのである。しかも相手のミスによって。

今月は弾圧の力が少し弱まった感あり、交流戦明けの休みもあったが18試合をこなすことができた。ご協力いただいた諸氏に感謝申し上げたい。

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