肝冷斎観タマ記23−9(平成23年9月1日〜)  表紙へ戻る  観タマ記23−8に戻る

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平成23年9月1日(木)  表紙へ     
1800(1915)〜2101  明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ戦 東京ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ 
広島   100 100 000    2
東京   310 000 000    4
PL 不明 1B 不明  2B 不明  3B 不明

台風が近づいております。今日も雨が降るといやなので屋根のある指定B2階席を買う。しかし内野を見渡したらがらがらすぎるほどがらがらだったので、少しでも選手たちの寂寥感を紛らわせてやらねばと思い、三塁側内野指定Bの一番後ろに座って試合観戦す。さいわい雨降らなかったので2階席に戻る必要無かったが、そうなると外野にしておけばよかった、と後悔する。ああ、ニンゲンの欲望のつきないことよ。
さて、3連勝を狙うカープですが、チーム状態、先発投手の実績など何をとっても今日の状況はカープが上。その上、初回にスコンと赤松のタイムリーで先制点。上々の滑り出しでしたが、その裏、オロカ者がいたのです。そいつは背番号14をつけてマウンドに立っていた。一死から投ゴロを自分で失策。次打者田中に四球、そして次の畠山にあろうことかど真ん中に投げて(失投なわけですが)スリーラン。2回には飯原のポテンヒットの後、サードのオロカ者のバーデンのエラーなどもあって一失点。結局6回まで被安打はこの2本だけで、4点とられて負け投手である。大愚者といえよう。
なお、小愚者バーデン(昨日はクレバーではないか、などと言うてみましたが、うそです)は4回無死一二塁で併殺打を打つなどまことにオロカ。
いずれにせよ調子こいていると敵はいつの間にか内部にいる、ということでした。調子こいてないときは外にいて苦しめられるわけだが。

平成23年9月3日(土)  表紙へ     
1800(1805)〜2140  西武ドーム球場
パシフィック・リーグ戦 埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス
福岡   010 161 100   10
埼玉   411 000 001    7
PL 市川  1B 西本  2B 栄村  3B 津川

初回、中島のタイムリーの後、われらの英雄・中村さまにどかんと36号るさんちまんスリーランだ。よし、今日は枕を高くして寝るぞ〜・・・
と思いきや、岸がずるずると失点を重ね、五回二死までとりながら小久保、松田にタイムリーをくらって一点差にされて降板。リリーフの星野が長谷川にヒットを打たれて満塁、そしてそしてそして、山崎にぼかんと左翼線を破られて3点タイムリー。
あとは六回にサービス?で長田がカブレラにぶつけ、カブレラが怒って両チームにらみ合い、をはさんで、ずるずると点差を広げられ、最終回、中村のタイムリーで一点を返す「追いつかない反撃」をしまして終わりました。ライオンズは片岡復帰試合を飾れず。
ホークスは先発全員安打。特に3安打1ホームラン4打点の小久保さまが大活躍でしたな。
さて。日程を見ていくと、今日がもしかしたらわたしの今年の西武ドーム最終観戦試合かな。以上、埼玉在住のトロ吉からの御報告でござんしたー。

平成23年9月4日(日)  表紙へ     
1300(1449)〜1600  さいたま市営浦和球場
イースタン・リーグ戦 埼玉西武ライオンズ対横浜ベイスターズ
横浜   000 000 010 0   1
埼玉   001 000 000 1X  2
PL 手倉森  1B 工藤  2B 長井  3B 岩下

今日は大失敗。自己嫌悪。
12時過ぎに大宮に着き、むしむし暑い中30分少し歩いてさいたま市営大宮球場についた―――のに、試合の気配がまったくない。中止の表示も無い。慌てて携帯でNPBのHPチェックしたら「市営浦和」の誤りでした。そこから大急ぎで大宮駅に戻ったのが二時ちょうど。行きより時間かかったのは、疲れていたのもありますが、市営大宮により近い東武野田線の駅を探してさまよっていたからです。結局わからなくてJR大宮駅に戻り、そこから浦和へ。くつが小さくて足が痛いんです。がまんして何とか市営浦和に二時間近く遅刻して到着。
この間、デーゲーム時用のロックアイスを大宮駅前からずっと持っていたので重かった。到着時にはすべて解けて冷水になるし、この間水分を摂る暇なく歩き回っていたため熱中症状を呈し、しばらく出なかった頭痛がはじまる。
なんという失態。
悔しい。復讐したい。おれをこんな無能に追い込んだ社会に。るさんちまんだ。
しかし、まあいいや。
自分ひとりで生きているので、自分ひとりを責めればいいこと。自分で自分を○したい。ぐらい自己嫌悪しましたが、だんだん治りまして、台風の連れてきたらしい雲の行くのを見上げているうちに、試合は八回にベイス喜田剛のタイムリーで追いついたが、10回裏・鬼塚のサヨナラ打でサヨナラ。
その後、西武の本体の試合を見に行ったYT氏と北朝霞で会合。YT氏、西武を見限る方向か。
・・・以上、トロ吉でござんした。では、総合司会の肝冷斎さんにマイクをお返しいたしやす。

平成23年9月10日(土)  表紙へ     
1300(1327)〜1556  ロッテ浦和球場
イースタン・リーグ戦 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス
東北   001 000 001   2
千葉   000 000 010   1
PL 不明  1B 不明   3B 不明

すごい暑さであった。
一昨日、早退してやきう観に行こうと思っていました。昨日もナイター観に行こうと思っていました。ところがおもてのしごとの理不尽なやつが・・・。
このため週末に集中して試合数を稼ぐ必要が出てきたため、ダブルヘッダーをする羽目に陥り、真昼間から浦和の片隅で炎天にじりじりと焼かれながらの観戦。つまり社会が悪いのです。
八回裏、角ジュニアのヒットのあと高浜のタイムリー3ベースで同点になり、なお無死三塁から神戸の浅い右飛、三走・高浜ホームタッチアウトになって、ダブルヘッダーせねばならんのに延長戦か!と怒りかけましたが、九回表に併殺で二死になったあと途中から出てきた背番号38のやつ(ユウスケ?楠城?)の左越ホームランで2対1.そのあとヒメネスだかなんだかでかいやつが出てきて二死一二塁になってやっぱり延長かー!と怒りかけたが定岡の打球が遊直となってゲームセット。
暑かった。

1800(1740)〜2114  東京ドーム
セントラル・リーグ戦 読売ジャイアンツ対広島東洋カープ
広島   000 000 000   0
読売   010 000 00X   1
PL 津川  1B 友寄  2B 敷田  3B 名幸

愚弟夫婦の御招待(←二重敬語!)で一緒にB指定席で見せていただいた。
上記のような試合です。ジャイアンはラミレスのソロの1点しかとれず。このチームも苦労していますなあ。
広島にはびっくりした。10安打5四球で負けるチームはいくらでもありますが、「0点」というのは・・・。1回無死二塁、二回併殺のあとから二死二三塁、三回二死一二塁、四回一死一三塁、五回一死一塁、七回二死満塁、八回一死一三塁、九回二死二塁。と並べただけで頭がくるくるしてくる。
「チャンスに弱い」とか「ついてない」とか「しっかりしろ」とか言っている広島ファソがあちこちにいたので、教えておきますが、広島東洋の打線のあちこちには穴があるんですわ。阿部が(無いアタマをしぼって。あるいはベンチの指示で)東出や栗原を四球で出して塁を詰めながら失投を無くしてピンチをことごとくしのいでいったのです。そこんところきちんと見ていただきたいですね。
おそらくガチのピンチは八回の一死一三塁(三走・赤松)で打者東出だけ。ジャイのマウンドは山口。東出は外野フライは無理でも内野に高いバウンドのゴロを打ちたい。一走・天谷がスタートして併殺はあり得ない、三振でも二塁に送球したら赤松が本塁突入・・・で、2−2から東出渾身のセンター返し!が投直になって併殺。これはもうしようがない。
要するにジャイは広島をマジメに「分析」しとるんですよ。

平成23年9月11日(日)  表紙へ     
1400(1530)〜1739  東京ドーム
セントラル・リーグ戦 読売ジャイアンツ対広島東洋カープ
広島   002 000 000    2
読売   000 000 111X   3
PL 名幸  1B 笠原  2B 友寄  3B 敷田

昨日ジャイのベンチワークを褒めたので、今日はカープのベンチワークについて一言させていただきます。八回裏の二死二塁、わざわざ今村→サファテにスイッチして亀井と勝負(一球目をタイムリー打たれたので歩かせてもいいつもりで投げた初球がコントロールミスったのかも知れぬが)した意図如何。ジャイのベンチにはあとはめぼしいのは谷だけだったはず。ちょっとわかりません。「八百長」「読売の犬、野村犬二郎」と言われるのも、理性の世界でさえわからないではない。
それにしてもジャイの中盤の投手はよくないですね。四球やらバッテリーミスやらで勝手にピンチを作る。何らかの意図でタイムリーを打たないようにしている広島相手だからいいものの、よそには負けるわけだ・・・。
なお、九回表、同点の二死無走者から栗原が久保から右中間フェンス直撃二塁打。スタンドインしなかったことを悔しがる素ぶり。いかにほかの打者がおかしくなっているか、よくわかっているのだろう。
・・・ところで、ジャイよ。七回表、ビジターチームの攻撃直前にマクドナルドのあのイベントは何だ?世の中には自分たちしかいないと思っているんじゃないですか?いずれ自分たちに降りかかってきますよ。それから、スラィリー。読売のカネで東京に呼んでもらったらしいが、ジャイの方のイベントにばかり参加して、上記のマックイベントの後で広島ファソがささやかに球団歌を歌っているときに、なぜおまえは出てこないのだ。これは本当にどういう方針なのでしょうか。球団にメールを送ったので返事来るかな?

1800(1846)〜2054  明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ戦 東京ヤクルトスワローズ対阪神タイガース 
阪神   000 001 010    2
東京   000 200 02X    4
PL 不明 1B 不明  2B 不明  3B 不明

今年阪神を観るのははじめてです。だってハンチソファソがコワいんだもの・・・。
スワローズ応援団が名物の「くたばれ読売、くたばれ読売」コールを止めた、と報じられておりましたが(実際にはファンはやっているが)、何となくその理由はわかった。
七回裏、スワローズが「傘を振り振り、東京音頭」をはじめると、(みなさん、これ本当のことですよ)左翼外野席〜内野席を占めたハンチソファソは黄色い傘を開いて「よいよい」と合わせはじめたのだ。しかも、「くたばれよみうり」に当たるところで、こちらにもよく聞こえるように「くたばれよみうり、くたばれよみうり」とコールしているのだ。
スワロファソはこんなやつらに利用されるぐらいなら、まだしもよみうりの方がいい、というキモチになったのでしょう。それにしてもハンチソファソはひどいですね。まだ相手投手交代すると「ほたるのひかり」やってるんだなあ。
試合は四回、宮本の執念の左前飛をK本がとろうとしてはじいて記録上2点タイムリー二塁打にした。わははは。さらに追いつかれた八回裏、二死から川端が四球を選び、畠山が左中間に18号2ラン。ここが一人でやるしかない上記の栗原と「打線」の中で野球をやらせてもらっている畠山の違いだろう。畠山は二塁打でも決勝点にはなったのだ。
九回はかっこいい登場曲にのってイムさま登場。三者凡退になさられた。
久しぶりでA井貴を観た。このひとの派手な一挙手一投足はすべて虚偽(にしか見えぬ)。わたくしはE藤だってまだ許せないので、A井に引っ掛けられた泥なんか永久にとれないよ。そういえば銭岡にもまだハラが立つ。

平成23年9月13日(火)  表紙へ     
1801(1945)〜2041  東京ドーム
パシフィック・リーグ戦 北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズ
千葉    000 000 000    0
北海道   001 111 00X    4
PL 深谷  1B 木内  2B 栄村  3B 橋本

715チケット1000円で入場したとたん、にっくき銭岡がタイムリーを打っていやがったです。六回の裏のことだ。そのあと特に大きな動きも無く、最後は武田久が出てきてギュギュっと締めてハムの勝利。あんなに高々とフライを打ち上げる打者もすごいことだが、それを普通に捕球する野手もすごいことだ。同じ東京ドームなのに、読売の試合には虚偽ばかりが渦巻いている(ように感じる)のに、ハムの試合には「正心誠意」さえあるように感じる。
試合終わって、「さて帰って風呂入るか」と思ったころ、携帯電話でシゴトの連絡が・・・。もう明日の対応にさせていただきます。

平成23年9月15日(木)  表紙へ     
1800(2030)〜2045  東京ドーム
パシフィック・リーグ戦 北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズ
千葉    000 000 010    1
北海道   110 000 00X    2
PL 栄村  1B 深谷  2B 牧田  3B 木内

本日は若いST氏にあとを任せて職場から逃げた。だいぶん逃げて、もう見つかるまい、と思ってもコワいので、途中で携帯電話を切っておいた。
そして無事到着した―――のだが、もう八回裏一死だった。九回表は武田久出てきてマリンは下位打線だからあっという間に終わるだろうなあ、と思ってたら、ほんとに三者凡退であっという間に終わった。ハムは3連勝。今日で東京ドームの試合は今年最後だというので、選手がライトスタンドにサインボール投げ込みのイベントしていた。むかしのハムのこういうイベントは微笑ましくて好きだったが、今のハムはすべて「上から目線野球」だからなー。

平成23年9月18日(日)  表紙へ     
1831(1805)〜2139  津球場公園内野球場
アイランド・リーグ+戦 三重スリーアローズ対愛媛マンダリンパイレーツ
愛媛   002 005 000    7
三重   000 000 001    1
PL 金本  1B 粕谷  2B 寺嶌  3B 河野延

昨日は富山でBCの試合を観よう!と北陸本線立ち席でがんばって富山に行ったのに・・・雨天中止の屈辱に。ということはすでに「日録」の方にも書いたが、あちらよりはまだしもこちらの方が読むひといそうなのでこちらにも書く。
今日は中部山岳地帯を一気に横断して、三重TAの最終戦(正確には振替戦が一試合残っていますが)を観戦す。津出身の結城さおりさんという演歌歌手が試合前と五回裏終了後に「スペシャルコンサート」と称して歌を歌ってくださった。
ちなみに試合前の国家斉唱もしてくれたが、やはりプロの歌手ですね。うまいです。君が代は上手なひとが歌えばこんなふうに聴けるんだ、と感動した。
試合は一方的なものとなりました。愛媛8安打8四死球+3受失策、三重5安打9四球。愛媛の土田投手、レベルの高そうな力のあるタマ投げますが、四球が多いのでもう少し修行が必要か。

平成23年9月19日(月)  表紙へ     
1230(1340)〜1545  ナゴヤ球場
ウエスタン・リーグ戦 中日ドラゴンズ対阪神タイガース 
阪神   000 000 240 0    6
中日   001 302 000 0    6
PL 須山  1B 杉本  3B 梅木

すさまじい暑さ。またまたガッツ氷ニケ食う。五回からの入場で2ケですから、始めから見てたら3ケだったろう。
タイガース(ニグン)は強いですね。八回の代打・桜井のホームランのでかさには驚いた。小林宏→久保田と出てくる7〜8回の投手リレーの豪華さにも驚いた。ちなみに秩父出身の捕手・原口をはじめて見たが、今日は打撃好調だった模様。
延長までしやがったので、東京での神宮観戦はあきらめてコダマで帰ってきた。

平成23年9月20日(火)  表紙へ     
1800(1947)〜2046  東京ドーム
セントラル・リーグ戦 読売ジャイアンツ対東京ヤクルトスワローズ
東京   001 000 000    1
読売   020 112 00X    6
PL 佐々木  1B 嶋田  2B 丹波  3B 有隅

横浜スタジアムでは雨の中でわざわざ「やきう」をやっておられたようですが、こちら東京ドームは快適な空間内で華やかな「野球ショー」を観させてもらいましたわ。
がはは。優越感。
・・・これをジャイファソはいつも感じてるんですかねえ。
7時30分以降は2階席1300円。これはお得感あり。ジャイはラミレスが六番打ってましたが本当に今年でおしまいにするのかな。
気になりますのは、この間の広島戦でも気になった七回表のマクドナルド提供のイベント。意図的にビジターチームの応援を邪魔するために入れてあると思われ、イベントのさいちゅうにレフトスタンドで「東京音頭」がはじまらざるを得ない。約束通りビジター席に入っているビジター側のファンの何が目障りでこんなことするのか知りませんが、ジャイのファソはいい加減球団に抗議すべきだと思いますよ。自分たちも同じことをされちゃうよ〜。ジャイファソは球団名から「東京」落としたときにも、ほんの数回横断幕で抗議の意思を表明しただけで許しちゃった
御用ファソ
だからなあ・・・。球団(ナベジネら)に利用されるだけ利用されてポイですよ〜。

平成23年9月23日(金)  表紙へ     
1400(1341)〜1624  横浜スタジアム
セントラル・リーグ戦 横浜ベイスターズ対広島東洋カープ
広島   000 000 000    0
横浜   010 000 00X    1
PL 眞鍋  1B 本田  2B 名幸  3B 山本

試合前にスタジアムDJの方が、
「セントラル・リーーグ公式戦! よっこはまベイスターズ対広島東洋カープ戦、間もなくかいっしでっすううーーー!」
と呼ばわっていたので、セリーグの公式戦だと思ってみていたのですが・・・・
・・・・本当に両チームの関係者の方には申し訳ないが、ファームの、若手を育成するための、勝敗にしのぎを削るのは二の次の、だから選手の給料には関係の無い、そういう試合を見せられた思いです。一言でいうと「消化試合」ですね。
ベイス、相手がリーグを代表するばりんとん投手とはいえ、わずか2安打。これが二回に続けて出て一点。村田の右2塁打はライトの丸とかいう若いのがちゃんと判断していたらワンヒットで終わった打球。筒香の左中間二塁打はおそらくバリントンのコントロールミスかと思うが、ベイスタの選手がこの試合で、たった一回だけ「芯」にあてた打球であった。
これ以降4回の四球を除きランナーさえ出ないのだから、試合の流れ的にはふつうにはひっくり返されます。
対してカープは相変わらず、初回の一死満塁をはじめ6安打3四死球を全く生かせない。ただ、カープの関係者の名誉のために行っておきますと、6安打のうちまともなヒットはこれも広島選手が唯一「芯」にあてた9回のバーデンの左前打だけ。あとは内野安打とテキサスヒットばかりなので、カープの選手のヒットは自分たちの死力を尽くした結果ではある。何にしろ栗原が2死球、シングル2本で全部出塁しても相手的には「ノープロブレム」の打線は、長い間の積み重ねで薄い薄い選手層を作った歴代球団関係者の責任なのであって、栗原とバーデン以外、育成中と守備固め用しかいない(と思わされる)選手たちのせいではないであろう。
とにかく、試合に「流れ」というものが無くて、それを引き寄せるとか手放さないとかそういうプロの意地とか智慧みたいなもの(ベンチワーク含む)もまったく無いんです。ほんとに。ジャイの試合にも無いんですが、それとはまったく別の形で無いんです。実際に見てみればこのすかすか感、よくわかりますよ。

平成23年9月24日(土)  表紙へ     
1400(1335)〜1718  横浜スタジアム
セントラル・リーグ戦 横浜ベイスターズ対広島東洋カープ
広島   001 000 001    2
横浜   000 010 000    1
PL 山本  1B 西本  2B 本田  3B 名幸  

「なんじゃ? これは?」
と言いたくなるような不思議な試合でしたなあ。
広島は8回まで9安打しながら、またいつもの単打攻勢でランナー進まず(三浦が粘り強かった、という評価もできるが)、ヒット一本(ただしそれが筒香の4号ソロ)に抑えている「ヨコハマキラー」福井を援護せず。逆に横浜は八回一死満塁のピンチをしのぎ、八回の裏にはリリーフの豊田から2本目のヒットを打ち、二死二塁から代打・中村ノリで大いに盛り上がった(→結果三振)。そして九回、クローザー山口をマウンドに送って、勝利への執念を見せる。
しかし、いかんのですわ。九回表は両チームを包む毒々しい暗雲がはっきり見えるイニングでした。感嘆に振り返ります。
東出→簡単な一ゴロ→筒香痛恨のくそエラー→ファウルグラウンドに転がって東出二塁へ→無死二塁
木村→スリーボールから見逃し→バントしてファウル→空振り三振→一死二塁
松山→簡単に中飛→二死二塁
栗原→ツーボールになったところで捕手立あがり敬遠→二死一二塁
丸→初球脇腹にぼかんとデッドボール→二死満塁
バーデン→ボールスリーからストライク・ファウル・ファウル・ボール→押し出し四球
代打・石井琢→左飛、スリーアウト
かなり疲れた。
ベイスタは九回裏も三振ゲッツーで二死になってしまうなど、これ以外負ける方法がない、ような方法で負けてしまった。(やはりブラックホッシーが来たからか)

平成23年9月25日(日)  表紙へ     
1400(1336)〜1732  横浜スタジアム
セントラル・リーグ戦 横浜ベイスターズ対広島東洋カープ
広島   000 500 050   10
横浜   000 001 120    4
PL 名幸  1B 眞鍋  2B 西本  3B 本田  

今日はサウナで目覚めた。サウナ備付けのスポーツ新聞を読んでいたら「ヨコハマはもう育成モードに入っている」とのこと。そうでしたか。それなら昨日のような試合も仕方ない。
本日は、長打は少ない(筒香5号ソロ、栗原・下園の2ベース各1本)ものの、両チーム合わせて31安打。久しぶりで1990年代はじめごろの横浜大洋対広島東洋の両チームノーガード戦法時代をほうふつとさせるゲームであった。初回裏横浜二死一二塁から筒香がセンター前へヒット。しかし二塁ランナー金城が三塁回ったところで右太ももを抑えて立ち止まってしまい、得点にならず。カープの先発は今井だったので、ここで一点入ればそのままずるずると行ったでしょうが・・・、四回表、広島は無死一二塁から丸が送りバントを決めた。このチームにしてはすごいこと。そして、バーデンさまが一二塁間を御破りになるタイムリー。これこそこのチームとしてはすごくすごいこと。これで呪縛が解けたように、高崎からこの回7安打、5点。
その裏のベイスタ。藤田ヒットのあと、吉村がみごとなセカンドゴロ併殺打。その後、細山田→ブランドン→下園の3連打で満塁。しかし渡辺直が遊ゴロでスリーアウト。久しぶりで4安打無得点見た。
以下、今村から筒香5号で3点差になりほんの少し盛り上がりかけたが、八回福山がボコられてしまい、裏に永川出てきてばたばたしたが、結局カープ大勝となった。
今日が横浜スタジアムはカープ最終戦。試合終了後に石井琢さまが選手を無理やり引き連れて左翼席に挨拶。そして、今井がヒーローインタビュー受けているのを聴きながら球場をあとにする。三連戦オワた。三連休もオワた。ジゴクの週が始まるのだ。

平成23年9月28日(水)  表紙へ     
1800(1940)〜2132  明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ戦 東京ヤクルトスワローズ対阪神タイガース 
阪神   003 000 020    5
東京   020 006 00X    8
PL 不明 1B 不明  2B 不明  3B 不明

Jリーグのサポである知り合いが今度職場を変わりまして、たいへん多忙になるという。来月の佐賀遠征も取りやめる、という。それを聞いてわしは「やはりしごととやきうは両立できぬ」と思いを新たにし、やきうを取った。
ナイターはもう寒い。阪チソファソ、ずいぶん減っていました。ライト側に進出してくるほどもういませんでした。それでも「くたばれよみうり、くたばれよみうり」はやっていた。しかし、六回バレンティンのどでかい29号逆転2ランのあと、ぼこられて大量失点していてワロた。八回に満塁からの振り逃げ+相川の送球が打者走者柴田に当たるエラーで2点とって、ヌカ喜びをしていたが、九回イムさま出てきて簡単に処理されていた。
グランドに燕太郎がいた。こいつが交流戦の時にバファローズのベルたそにいたずらをして、それ以来セリーグが「セクハラ・リーグ」と呼ばれるようになった経緯を最近知り、許せない思いがある。許せん。しかも世間的にはそれがつば九郎のせいにされているというのも許せん。(それにしてもベルたそ、交流戦ではじめて見たときは無個性な変なマスコット、リプシーのずっとよかったと思ったのだが、画像など見ているとほんとにかわいいですね。萌える)
ところで、今日は宿題があります。
一塁に走者がいるとき振り逃げ行為はできませんが、二死のときだけは可能である。さて、二死満塁で振り逃げ行為があったとき、捕手はタマを拾いなおしてホームベースを踏み、三塁ランナーを封殺してスリーアウトを取ることができるか? できない? なぜ? 

平成23年9月29日(木)  表紙へ     
1800(1940)〜2106  明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ戦 東京ヤクルトスワローズ対阪神タイガース 
阪神   000 022 000    4
東京   300 000 04X    7
PL 不明 1B 不明  2B 不明  3B 不明

七回まで3安打、初回のバレンティン30号3ランだけに抑えていた能見が、守備固めに入った八回につかまった。調子よかったのは確かだが、やはり八回を任せられるセットアッパーがいないのはつらいですね。川端の2点2ベースで逆転されて交代。代わって出てきた渡辺がさらに2失点して、九回はもともと下位打線でもあり、イムさまに処理された。(代打・林に「贋イム!」のヤジあり)
なんかこうなるとハンチソファソにもあわれを覚えてくる。蜘蛛の子を散らすように減って外野スタンド半分ぐらいしか埋められなくなっているとはいえ、七回はリードしていたから元気で、表は六甲おろしがどうたらと佐藤惣之助の歌を歌い、裏は「くたばれよみうり」と叫び散らしていたのだが・・・。

平成23年9月30日(金)  表紙へ     
1800(2000)〜2140  東京ドーム
セントラル・リーグ戦 読売ジャイアンツ対広島東洋カープ 
広島東洋  100 001 001    3
読売     001 010 07X    9
PL 中村 1B 名幸  2B 栄村  3B 本田

到着したのが六回表なので、それまで審判団と広島東洋との間に何があったのか知りませんが、中村さん、名幸さん、やり過ぎだよ。スイングの判定、ストライク・ボール、ボークの判定、はては倉の渾身の技術を持ってした左腕のボールタッチをわざと当たったからデッドボールと取らない、など、ちょっと見てて気分悪くなった。どうせ広島東洋はサファテの離脱で投手が足りなくなり、同点で終盤なら確実にジャイが勝ったと思うのですが、何であんなことするのだろう。見えないところで何か感情的なものがあったのでしょう。
ジャイはやはり戦力豊富ですね。東野→高木→越智→山口(九回は点差があったのでマイケル)という継投は見るべきものはありますよ。もう少しきちんと使えば投手王国のイメージ出るのになあ。
まあ、いずれにしろ今日は「審判を御立ち台に挙げてやれ」の日ですな。

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