肝冷斎観タマ記A   表紙へ戻る  観タマ記@へ戻る

宋の儒学者・張横渠先生の「西銘」という文章があります。
短いながらもやがて朱子によって大成される新しい儒学の思想を訴えた文です。
その「西銘」の中に、次のような言葉があるのです。

貧賎憂戚、庸玉女於成也。

う〜ん、玉女とはどんなオンナなのでしょうか。気になる気になる気になる〜。

とお悩みになる諸兄もおられるかも知れませんけど、そんなこと悩むやつはシロウト。
ここでは、「玉」は動詞に読んで、「たまにする」と訓じます。
「女」は「汝」と通用で「なんじ」。
ということで、この「西銘」の文章は、

貧賎憂戚は、つねになんじを成すに玉にす。

と読みまして、「貧乏や位が低いことや心配ごとがあることや寂しくてしかたないことなど(苦しみは)、おまえを玉のように成長させるであろう」という意味なのでっちゅ。

ということで、どんどんタマを見て、ひどいプレー、悲しいような試合運びとか、そんなのを見ると、ニンゲンはどんどん磨かれて行くのです。

17年 5月10日(火)  表紙へ  topへ この日の日記へ
1821(1915到着)〜2045(ぐらい) 神宮球場  
交流戦ヤクルトスワローズ対北海道日本ハムファイターズ一回戦
北海道日ハム  000 200 000 
ヤクルトスワロ  000 202 00× 
 主審:未詳、一塁:未詳、二塁:未詳、三塁:未詳

交流戦ですからね。できるだけ見に行かないと。「今年で打ちきり!」とかエラいさんに言われてしまいますと今年限りになってしまいますからね。
実は今日はわたしは、いい天気だったのに、
冬服だったのです。夏服がないので。しかし球場行ったら冬服でよかったです。またまた寒かったです。

試合はかなり淡白といいますか、とんとん拍子で進行していくさらっとした試合でした。
昨日十一回までやっていたスワローズですが、こういうサラっとした試合になったらやはりお手のものですね。四回はシンジョウの送球ミス(アメリカ帰りで天狗になってんじゃねーよ)がらみ、六回には青木のセーフティーバントをからめて、ずるずる、と逆転してしまいまして、あとは石井五十嵐で逃げ切ってお行きになられました。
ニホンハムは交流戦に入ってここまで、はんちんとヤクルトを相手にしているから、セ・リーグの野球は緻密だ、とか思ってるのでしょうね。ジャイとかべいとかカプとかとやったら、
「なんだ、ナカマがいたのか」と親近感湧くと思います。
ちなみに、今日は、カイシャの近くで買ったサラダとおにぎり、外苑前駅を降りてすぐに買った弁当、神宮名物大タコ入りたこ焼きを食べてしまい、かなり苦しい目に。

特記事項
@やっぱり古田がいると「ヤクルト」という感じがしますね。あと数年後には確実にいなくなっているのでしょうけど。
A
ハムは金子が遊撃に入るようになったのですね。アルモンテ(弟)が嫌いなわけではないがやはり金子がいると「ハム」という感じがします。
B
ハムの二点は稲葉のホームランだった模様(四回裏到着のため実見できず)。ヤクルトファンはあまり稲葉に反感ないみたいだが、球場がどんな雰囲気だったか見たかったです。

17年 5月11日(水)  表紙  topへ  この日の日記へ
1820(1925到着)〜2155 神宮球場  
交流戦ヤクルトスワローズ対北海道日本ハムファイターズ二回戦
北海道日ハム  000 000 070 
ヤクルトスワロ  100 140 101× 
 主審:未詳、一塁:未詳、二塁:未詳、三塁:未詳

「いやー、この寒いのに肝冷斎どのは、毎日よく野外球場に行かれますな」
「今日も弁当とフランクやらコロッケやらたくさん食べて苦しくなっているみたいですわよ」
「ぷぷぷ、それでも見に行くのですから、よっぽど楽しいのでしょうな」
と、分別のある方々が後ろ指をさしているのがひしひしと感じられます。ジイシキ過剰なので、ひとの悪意や軽蔑はすぐわかるのです。
ああ、分別ある方々よ。野球なんか見にいってもナニも楽しくはないのです。なんかもう義務というか宿命だと思って行っているだけなのです。

でも、わたしはこの二チームはどちらもスキだけどニホンハムの方がよりスキだから、ハムが八回、まさかまさかと思っているうちに三点差にして、代打:森本ひちょりが3ランで追いついてしまった時は楽しかったですね。
「あはは、いつもおれたちを見下している都会派さんよ、
おれたちをあんまり追いこむと、こうなるんだぜ、くっくっく、いいザマだ」
とキモチよくなったのです。
でも、やっぱり試合は落ちつくところに落ちつきました。
楽しかったのはつかの間で、
「下腹部の故障」から昨日復帰した古田さんにサヨナラでかっちょよくお決めいただく舞台を用意申し上げただけでした。
呆然と俯くキタナいわたしどもの頭上から、
「おいおい、キミたち、ナニをうかれていたんだい?」
というこぎれいな方々のお声が聞こえてまいります。
まあ、ハムも七回までにムダに点をやり過ぎてますので、これで勝ったら野球さまをナメてる、
ナガシマ野球かよ、と言われかねませんでしたからね。

特記事項
@
藤井はすばらしかったんですよ。七回二安打されたけど後続も断った。でも八回から交代させたら吉川佐藤賢で七点献上してしまって勝ち投手でなくなってしまった。こういう投手の使い方できるというのは、すごい首脳陣だと思います。皮肉じゃなしに。ファンはもっと藤井見たかったと思うけどね。
A
小笠原がブレーキになっていますね。
B
今日は八回のハムの攻撃もオモシロかったが、5回の
ハムの守備もオモシロかった押本が一死満塁を残して降板すると、井場が登板して、即座に押し出し。それだけでも笑いが出かけたが、その後、ラミレスが二ゴロ、木元からトスを受けた遊撃飯山がみごとに落球して、二人ホームインしてなお一死一二塁を残し、これで大笑い。さらに四球で満塁、古田に犠飛をあげられて四点。なんか身震いするようなディフェンスでした。気温が低かったこともあるのですけどね。

17年 5月12日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1820(1929到着)〜2107 神宮球場  
交流戦ヤクルトスワローズ対北海道日本ハムファイターズ三回戦
北海道日ハム  000 000 000 
ヤクルトスワロ  000 201 00× 
 主審:未詳、一塁:未詳、二塁:未詳、三塁:未詳

冷たい雨が降っていた。
五回、なんとか試合は成立した。けれど六回表が終わったとき、雨はとても強くなり、スタンドのあちこちにも水溜りができつつあって、誰もが、そうボクも含めて、もう野球はいい、と思い始めていた。そろそろ審判団が協議に入るだろう、そして中断。三十分ほど様子を見て試合終了の宣告。そうしたらゆっくり銭湯に行って・・・と、そんなことを考えていた。それほどひどい雨だったんだ。
ところが、そんな雨の中で、六回裏の守備に向けて、他の野手たちが誰もベンチを出てこないのに、ひとりマウンドに上がって、試合の続行を促すかのようにボールを手にしていた選手がいた。捕手さえ出てこないので、手持ち無沙汰にロジンバックをいじっていた。
ファイターズのエース金村
「とにかくこの回を守って、次の回の攻撃に移らなければ、おれたちに勝ちは無いんだ、こんなところで試合を終わりにしてしまって、たまるか。」
彼の背中は、そう言っていた。
スタンドは寒かったけど、金村の熱さは、ここまで伝わってきた。。
やがて、野手たちがグランドに散り、主審がスワローズ側にバッターラップのジェスチャー。
そうだ、試合を続けてくれ。
おれたちもまた、どんなに雨が降ろうが、選手たちを信じてこのスタンドに留まろう。試合が続いている限り、ここはおれたちと、キミたちのパラダイズなのだから・・・。

とか思っておりましたら、六回裏、金村投手が投じた先頭土橋への第一球、ぽこん、と雨をついて挙がった飛球はレフトスタンドへ。土橋第二号ソロ。金村は首をひねることしきりで、正直言っておいらは、さっきまで雨の中でひとりでマウンドにいた金村に少し感動していただけに、このホムランにはチョトワロスでした。ぷぷ。
雨は七回ごろから小ぶりになって、なんとか九回まで試合できちゃったし。

特記事項
@
上記のように、土橋はホントいいシゴトしたですね。あのホムランで試合は決まったカンジになってしまいました。
A
スワローズ河端はプロ先発とのこと。「えー、そんなはずねーだろ、オレがこの目で・・・」と思ったけど、先発河端を見たのはイースタンですね。
B
ハムは昨日七点とっただけで、ホントに打線が湿っているですね。次は横浜とやるのか。う〜ん、日本ハム名物「ノーガード対決」をやるには今は少し不利かも・・・。

17年 5月20日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1820(1907到着)〜2129 神宮球場  
交流戦ヤクルトスワローズ対オリックスバファローズ一回戦
オリックスバファ 000 010 000 
ヤクルトスワロ  001 011 00× 
 主審:未詳、一塁:未詳、二塁:未詳、三塁:未詳

やっぱりヤクルトはそつがないですね。一方でオリックスは弱いなあ
オリックス側から見ると、三失点はそれぞれ一点づつになっていますので、ランナーがよく出た割にはよく守っているように見えるのですが、三回は左翼大西の送球ミス、五回は投手ケビンの野手選択ミスと捕手鈴木の失策(バント処理しようとして焦って足がもつれて転んだ。大笑い)、六回もダブルスチールを決められるなど、スキを見せたのにつけこまれての失点でスた。
そのくせ、オリはランナー出しても出しても返せない。実力差は否めないですね。
なんにせよ、一週間ぶりに野球みたのでうれしかったです。生きているカンジした。

特記事項
@
スワローズの注目株はライトのリグス。今日もファールフライの落球がひとつと、六回無死、後藤の右中間への飛球(確かに当たりはよかったけど、完全に守備範囲)を変な追い方で落球して三塁打にしてしまった。
A
その無死三塁でスワローズ、投手を吉川に交代。その後無失点に切り抜けたというかオリックスが攻めきれなかったので、吉川がお立ち台に。
B
六回表に吉川が出てきたら、その裏は
オリックスも投手を吉川に交代。仰木監督のサービス精神?に感じ入った。

17年 5月21日(土)  紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1318到着)〜1623 千葉マリンスタジアム  
交流戦 千葉ロッテマリーンズ対中日ドラゴンズ一回戦
中日ドラゴ  002 010 000  3
千葉マリー  010 000 20 
 主審:森、一塁:川口、二塁:有隅、三塁:中村

千葉ロッテ強いですね。
今日は実はロッテはダメだったのです。ダメだったけど勝ってしまう・・・。
四回、ドラ先発山井の3四球でもらった一死満塁は李スンヨプのセカンドゴロでゲッツー、七回、スンヨプのホームランのあと、死球とエラーで無死一三塁も今江のショートゴロダブルプレーの間の一点だけで、同点止まり。
そして八回。無死満塁。まずベニーのサードゴロで本塁封殺。続くスンヨプの火の出るような当たりはライト福ドメの真正面へ。そこでおいらは目を疑ったです。福留がライナーを捕球したとき、なぜか三塁ランナー福浦はハーフウエイまで出ていたのです。そして
大急ぎで帰塁し、それからタッチアップして本塁でタッチアウチョ。
なんですか、これは。
ロッテの快進撃もこのあたりまでなのか。
と思ってたら、最終回、岡本
ワイルドピッチであっけなくサヨナラ

こんな試合で勝つんだから強いのですとしかいいようがない。
まあ、八回から登板の薮田が、攻撃陣がいい加減なことしても、2回をぴしゃりと抑えてくれるから、こういうことになるのでしょうが・・・。ちなみにスンヨプはこれで四試合連続ホムランとのこと。

特記事項
@
だいたい、ドラがマリン先発のセラフィニを攻めきれなかった、のがいけないのです。七安打がすべて五回まで、で後半は四球でしか塁に出られなかったのです。
A
ドアラとかシャオロンとかドラのマスコットが来てましたが、ドアラの無表情さはなんか不思議にいいですね。そういえばロッテの応援のオンナども(24人もいる!)は、春先はポンチョみたいなの着てましたが、いつのまにかヘソだしになってるのですね。ヘソ出しが嫌いなわけではないが・・・。
B
フランコのホムランがでかかった。

17年 5月22日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1304到着)〜1625 千葉マリンスタジアム  
交流戦 千葉ロッテマリーンズ対中日ドラゴンズ二回戦
中日ドラゴ  000 012 001  4
千葉マリー  403 100 03× 11
 主審:中村、一塁:山本、二塁:川口、三塁:有隅

うはー、ドラ弱えー。
ドラ先発中田でしたが、初回ウッズのエラーから始まってフランコの3ランなどで四点。三回はスンヨプにデカいのぶちこまれた後、二死から四球まじりでピンチ広げてにタイムリー。そのあと、投手が久本にかわって、少し落ちつかせるのですが、八回・鈴木が二死一塁まで抑えて(大塚の左飛は向かい風なければホムランでしたけどね)おいて、そこから2四球で満塁にして、2本のタイムリーを食らって試合をおじゃんにしてしまいました。

打線は渡辺俊介をホントに打ちずらそうにしていました。
俊介は立浪をすごくいやがってニ四球でしたし、福留が三塁打(九回には投手・神田からホムランも)で気を吐いてましたが、
右打者はほぼまったくあってない。いわゆる芯に当たったのは、五回のアレックスの一打ぐらい。荒木が二安打してますが、これはどちらもボテボテの内野安打。

ということで、ドラは完敗でした。まあ、あまり気にならんでしょう。

今日は、スンヨプの三回のホムランがすごかったアル。バックスクリーンの上の方に命中。ぞくぞくした。といいますか、キモチ悪くなるような一発。ニンゲン技ではないです。モロいところもあるですニダが、こんなホムランを打つ左打者はほかに知らんニダ。松中よりも飛ぶ。こんなの見れない韓国の野球ファンは負け組。

特記事項
@
中田というのはナニモノじゃ。ということで、帰宅してから週刊ベースボール選手名鑑号で確認する醜態?をさらした。ルーキーですか。
A
上でも書いたのですが、スンヨプのホムランがすごく印象的。1回のフランコのもいいホムランだったのです。
B
途中から
風が強くなったので、ドラの内外野はフライ処理がつらそうでしたね。それでもヘンなことは一つもしなかったのでさすが。マリンの一塁フランコ、三塁今江、遊撃西岡はみんなうまく捕っていた。それにしてもこの球場はファールグラウンド広い。いい投手陣ができるわけですよ。
C
九回、神田が登板。神田はまだまだファームの選手と考えているわたくしとしては、いい投球をされると困るのですが、ドメにホームラン食らったので、やはり、と納得。
D
ドラ応援団、五回終了時に、セントラルリーグ連盟歌六つの星をぶかぶかやっていたです。これは交流戦でははじめて聴いた。
E
一方マリサポは自分ちのホーム球場がやってる読売のシーエムにブーイング。う〜ん・・・過剰反応なカンジが・・・。

17年 5月24日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(2028到着)〜2058 横浜スタジアム  
交流戦 横浜ベイスターズ対ソフトバンクホークス一回戦
ソフトバンクホ 100 111 020  6
横浜ベイスタ  000 000 100  1
 主審:津川、一塁:森、二塁:柳田、三塁:友寄

東京は激しい雨で神宮が中止になりましたので、そのままおとなしく帰ればよかったのですが、せっかく先々週からよくなっているカンジなので、ウツウツの予防のために、と思って、ムリムリ横浜まで見に行ってしまいました。まあ、どんな試合でも野球見ると少しは予防になっているカンジであるとともに、どうせまたなるんですけどね、という不安は絶対無くならないのです、今の生活を続けているかぎり・・・。

にしてもソフトバンクは強いな、と思いました。五月の半ばまで来ても、ロッテはこんなチームより勝率高いのか。くそ、ナカマだったはずなのに・・・。

特記事項
@
ソフトバンクの大村が先頭打者初球ホームランを含む2ホーマー(らしい。八回に入場したので実見はせず)。八回裏のファインプレーは見事でした。思わずスタンディング拍手してしまうレベルですた。
A
ベイについてはナニか言えるほどの印象もなし。相変わらず吉見、スローカーブ投げてるのね、ぐらい。
B
今日は
「8時だヨ券」で入場。試合開始後二時間たつと指定席が1000円引きになるとかいう券。東京からシゴト終わってから見に来る場合には、案外重宝するかも。

17年 5月25日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1820(1915到着)〜2115 神宮球場  
交流戦ヤクルトスワローズ対西武ライオンズ一回戦
西武ライオン  100 002 010 
ヤクルトスワ   001 000 000 
 主審:未詳、一塁:未詳、二塁:未詳、三塁:未詳

ああー、間違っでしまったあ! 今日は、マリンズサポーターと黄泉ウリファンの応援合戦を見ようと思って、先月から東京ドームの立見席を買ってあったのです。しかも最近の夜の寒さから見て、今日も寒くなりそうなので、
「ドームの券を買ってあるオレは勝ち組!wwwwwwwwwwww」
と思っていたのです!
ところが、会社を出るときに携帯で速報を確認したら、神宮の先発が藤井松坂
「なにー! ・・・この二人の投げ合いを見れるのに見ないとは、後で悔やむことになるかも知れんぞー!」
と思って、おめおめと神宮に来てしまいまして、まあ、松坂はすばらしかったのですが、寒かったです。
東京ドームへ行けばよかったかなあ・・・。でもあっちに行ってれば行ったで、
松坂12奪三振、中村二発、カブレラ、和田、岩村ホムランとかいう結果を見ると、
「しまった、神宮に行かなかったオレは真の負け組」
とか後悔するんだからしようがないよね。

特記事項
@
松坂やっぱりすごい。ずっと150キロ超。確かにここは150キロ出やすいと言われるけど、1イニングだけ出てきた五十嵐が150キロ前後なのに、それ以上のスピードをずっと保っているというのは、もはやニンゲンにあらず
最終回はストレート140キロ台前半になり、さすがにそうだよな、ニンゲンだもんなと思ってたが、最後に真中を遊ゴロに討ち取ったタマが154キロ。まったく「平成の
化け物」と言わざるべからず。
A
西武中村は9号、10号の2ホーマー(9号は1回表なので見てないが)。ファームのゲームでいい選手だなあと思ってたころが懐かしいでごんす。あっという間にスターになってしまわれた。
B
カブレラ・ホムランはレフトポール際で飛距離はあまり出てないと思うが、怖いカンジのするライナーで、見ごたえあったですよー。
C
宮本、9回、赤田のセンターに抜けた(と思われた)ライナー捕った。ずいぶん離れてたような気がしたけど、なぜか宮本が横っとびしたら捕ってしまったです。
ニンゲンはすごいと素直に感動する。寒かったけど。

17年 5月27日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1950到着)〜2055 インボイスSEIBUドーム  
交流戦西武ライオンズ対広島東洋カープ四回戦
広島東洋カ   100 011 001 
西武ライオン  000 000 000 
 主審:笠原、一塁:山崎、二塁:名幸、三塁:中村

やっぱり西武ドーム、というかインボイス球場は遠いー。池袋に六時四十分ごろについたけど、急行から各停を乗り継いで球場前に到着したのは七時五十分でした。六回裏二死のカブレラの打席からです。ぶりん、と三振。
西口小山田で、カープが今日広島から移動ということですので、西武が六分がた有利だと思ってたのですが、想像以上に小山田がよかったみたいですね。まあやっぱりいい投手同士が投げ合ったためでしょうか、試合の展開は早かった(みたい)。三時間を切る試合は今季はじめて見たような気ガス。

なお、7時40分を過ぎるとオトナは半額、という740券で入場。この値段で今日のような引き締まった試合なら納得。

帰りに所沢駅で急行待ちの最中に駅そば食べちゃったのでまた体重増。今日は体調悪くて(どうも夏風邪系。鳥フルか?)お昼あまり食べなかったので、減らせる、と思ってたのですが・・・納得いかんです。

特記事項
@
カープ小山田、いいですね。捕手との息もよう合うとるカンジですが、コントロールが最後まで乱れないので完封してしまいました。確かに西武は中軸が右打者しかいないから、小山田の術中にはまりやすいのかも知れません。浩二、でなくて好事(ズ)は魔が多いそうですが、九回二死から左鎖骨にライナーを食らってたけど、大事に至ってなければいいです・・・。
A
顔面骨折の緒方がなんでセンター守ってんだよ。と思いましたが、まあ「守備の不自由な選手」を何人も使ってきたチームだからいいのか。今日の最後の方の内野(一塁:新井、二塁:尾形、三塁:福井、遊撃:山崎)ならプロに近いと言ってもいいかも。
B
西武は後ろの三イニングだけではナニも言うことはないというか・・・。八回、カブレラの打順が終わったら、ぞろぞろと帰っていかれる方が多かったです。やっぱり「不便」だしなあ。(公共交通機関から近いという意味では便利だけど)

17年 5月28日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1330(1315到着)〜1735 インボイスSEIBUドーム  
交流戦西武ライオンズ対広島東洋カープ五回戦
広島東洋カ   001 010 001 0  3
西武ライオン  200 010 000 1× 4
 主審:中村、一塁:上本、二塁:橋本、三塁:名幸

カープはちゃんと前半で攻めきれよ。豊田はちゃんと締めろよ。
ばーか、ばーか。
というカンジでしたね。突っ込みたいことたくさんあるのですがやめておくです。感情的になるような気もするので。ならないと思いますが。

特記事項
@
カープ尾形選手、故障のしかたが悪いですね。フツウのプレーをしてて突然古傷の右膝の裏側がなんかあったみたいで、立っていられなくなりました。これはマズいよー。
A
ちなみにインボイスのこと、西武ファンの中には「猫屋敷」と呼ぶひともいるらしいです。
B
この日お世話になったM氏のいえのコドモはタマコというです。あ、しまった、岡本全勝さん以外のひとの名前、実名で書いちゃった。

17年 5月29日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1245到着)〜1705 インボイスSEIBUドーム  
交流戦西武ライオンズ対広島東洋カープ六回戦
広島東洋カ   000 000 010 0  1
西武ライオン  001 000 000 1× 2
 主審:名幸、一塁:笠原、二塁:上本、三塁:栄村

昨日と一緒じゃないかよー!
と思うひともあるかも知れませんが、昨日の試合とは少しは違うところもあるのです。今日はカープよりライオンズの攻撃の非効率が目立ちました、というところもあるし、昨日の両先発(河原、大竹)はボールが先行したけど、今日の二人(涌井)はストライクが先行するのでキモチよい投手戦になって、どちらも守備の乱れはあったもののいいカンジの試合でありました。
でもめんどっちいのであまり講評しない。眠いというか目が明けていられなくなるのです。やけどを含め体調まずいし。

特記事項
@
涌井、森、と二人のルーキーを見れたのでヨシとするか。け。涌井はイキがいいですけど、カープの攻撃陣が無策、というカンジもあります。五回までワンヒットでしたのに、セーフティーの構えしたのが六回の木村たくやが最初。そしたら木村たくやが四球を選んでしまうのだから、もっと早くから揺さぶれよ。
A
カープ福地の走塁はすばらしいです。技術とかクセを読むとかいう問題もすごいのですが、その勇気を評価したいです。

17年 5月31日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1815(1940到着)〜2135 千葉マリンスタジアム  
交流戦 千葉ロッテマリーンズ対広島東洋カープ四回戦
広島東洋カ   100 000 030  4
千葉ロッテマ  100 000 000  1
 主審:柳田、一塁:橘高、二塁:山本、三塁:深谷

今日はカープが勝ったよ。マリンズが負けたよ。
えーと、あと、五回が終わると、ヘソだしオンナが出てきて踊り、
ビクトリー・ファイヤーといってスコアボード裏の方にたくさん花火を上げてくれます。花火見に行きたいひとは内野席の方に入ってね。

今日は花火・試合あわせて2500円以上の値打ちはあったかと思います。外野席で1600円だったので、差額?でチャーシュー丼とかフランクとか食っちった計算。

特記事項
@
六回表一死二三塁、倉選手のライナーを小坂が横っ飛びで捕りました。同点でのピンチなので、マリンズの内野はぶりぶりに前進守備を敷いていたのです。それであんだけの距離を横っ飛びです。すごい反射神経ですね。もちろん、広島側外野席も総員スタンディング拍手でした。1000円。
A
八回、広島前田のホームランはライナーの見事なものでした。200円。
B
カープの八回、のツーストライクスクイズは、申し訳無いがわたしは予想済み。始めてじゃないですからね。それにしても三走福地は見事でした。投手が投げてからスタートして、倉がバントしたときにはもうホームに到達している・・・ように見えたぐらい。450円。
C
カープ甲斐選手、
公式戦初守備機会(遊ゴロ補殺×2)、初安打おめでとうございます。250円。

17年 6月 2日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1815(2000到着)〜2115 千葉マリンスタジアム  
交流戦 千葉ロッテマリーンズ対広島東洋カープ六回戦
広島東洋カ   000 001 000  1
千葉ロッテマ  000 401 10×  6
 主審:山崎、一塁:山本、二塁:柳田、三塁:橘高

今日は雨で寒かったです。雨の中、幕張に向かいまして、球場に着く前に、五回終了時の花火がどんどこ鳴っているのを聞きました。花火代も入場料に入っているのだと思うともったいないですが、まあいいや。ヘソだしオンナの踊りも見れなかったけどまあいいや。
それはいいけど、広島東洋カープ。おまえら、なんだ。八回・九回、外野のカープファンが「気合を入れろ、カープ」コールを繰り返していたのは聞こえなかったですか。聞こえても地元のファンじゃないから松田オーナーがどうでもいいと思っているから、どうでもいいのか。
守備ではダブルプレーがとれない、動きが緩慢。七回の内野陣はなんだ、あれは。記録上エラーがないからいいのか、おまえらは。
攻撃ではヒットは打っても点にならない。たとえば六回、二死一塁からラロッカが右翼線を破った。なのになぜか木村たくやはホームに帰ってこれない。あの打球でまじめにスタートしてて、ホームに帰らないはずがない。ランナーを大事に貯めたいのかな、と思ったら、次の前田の右前打ではもうライトが返球してきているのに足に故障のあるラロッカが本塁に突っ込んで遥か手前で憤死。三塁コーチャー、ちゃんと手回しているの見たよ。なんだよ、山崎コーチ。あんた、プロならプロのコーチやれよ。
それから、六回裏の守備の際。
投手交代のとき、冷え切った日なのに、レフトの前田が要求するまで、誰もベンチから出てきて外野にキャッチボールのタマを回さない。しかも、最初に出てきたときはタマを一個しか持ってこなくて、ライト・センターの分がないから前田に言われてまたもう一個取りに行ってたよな。
前田も今年はリーダーっぽいことをしている、ということだと思うが、なんだ、ベンチの若手。ウインドブレーカー着てたので、誰かわかんなかったけど、やるべきことぐらい考えてやれよ。まあ、若手だけのせいじゃないけどね。
それから浅井出せないのは何故か言え。

特記事項
@
ラーメン食った。うまかった。
A
マリン久保は、ランナー出てもほんとに落ちついてますね。
B
カープの内野、一塁:野村、二塁:木村たく、三塁:新井、遊撃:甲斐、というのは、ホントウにお金をとってはいけないです。達川監督時代思い出したよ。うつ病にはじめてなって苦しかったですよ。うう。あのころを思い出せというか。
尾形が故障で・・・とか言い訳する前に、せめて福井か山崎、あるいはその両方の使い方を考えろ。打者では浅井、投手ではベイル(今日は使いようないけど)、この二人の使い方と併せて疑問でしかたない。なんで
まともな守備のできる内野手をみんなベンチに引っ込めておくのか。誰かが何かの責任逃れをしたいのかなんか知らんが、観客をナメるな。ばかにするな。いい加減にしろ。

17年 6月 3日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1920到着)〜2231 神宮球場  
交流戦 ヤクルトスワローズ対東北楽天ゴールデンイーグルス四回戦
楽天イーグル  300 023 000 2  10
ヤクルトスワ   004 031 000 0   8
 主審:不詳、一塁:不詳、二塁:不詳、三塁:不詳

雨降って寒かった。ズブ濡れだよう。
ということを除けば、オモシロい試合でした。それなりに密度のある試合なので、
四時間半の雨中の熱戦、と表現してもよいのでしょう。

特記事項
@
五回と十回に二本のツーランを打った楽天・磯部はエラいですね。まあ、去年のいきさつも含めホントは将来殿堂入りが検討されるべき選手だと思うんだけど、いいところは古田がとってくんだろうなあ・・・。
A
今日の楽天の勝因のひとつは、六回から登板してほぼ三イニングス、1失点で投げた玉木だと思うです。
B
ヤクルトは「まあいいか」ぐらいの負けだと思うのですが、五十嵐が酷かったなー。六回出てきてワンアウトしかとれずに自責3ですもんね。

17年 6月 4日(土)  表紙へ  topへ  
1820(1740到着)〜2225 広島市民球場  
交流戦 広島東洋カープ対オリックスバファローズ五回戦
オリックスバ  010 002 000   3
広島東洋カ   000 000 010   1
 主審:土山、一塁:良川、二塁:上本、三塁:佐藤

オリックスにこんな負け方するチームがあるんだね、というぐらい弱いチームの試合見た。
まあ、この日のメインデッシュはそんなことより、「投手交代を告げたか否か」の四十五分間の中断。少し寒かったが、この場に立ち会えたことは一応うれしいというか、主催者球団側がなにか譲歩なりできなかったのか、と思うと疑問もあるが、まあこうなったらオリックスは負けられんよね。菊地バラは落ちついてよく抑えたです。

17年 6月 5日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1330(1315到着)〜1645 広島市民球場
交流戦 広島東洋カープ対オリックスバファローズ六回戦
オリックスバ  000 040 012   7
広島東洋カ   000 002 200   4
 主審:佐藤、一塁:竹原、二塁:良川、三塁:上本

まあどうでもいいや。広島まで行ってこんな試合見せられた(バント失敗とか守備の細かいミスとか盛りだくさん)当方としては、自己責任という考えを踏まえて今後どう行動するか、だけのハナシですよね。
こちらは消費者なので、「カシコい選択」が求められているのでして、わたしなんかが「なんだこのていたらくは」と言ったって、カープさんの方は「じゃあ来るな、よそものが」というか「おまえに言われんでもわかっとるわ」でしょうから、これからの身の振りかたはこっちで考えるよ。
二点だけ言わせるです。先発デイビー、四回まで無安打できておいて、五回二死から四球、そのあとヒット、ここまではいいよ。でもその後、福地クラスの打者である鈴木に四球、投手ケビンに押し出し四球、これはなんだ。消費者をさげすむのもいい加減にしろよ。
そのあとの村松の走者一掃はしかたないですね。というかアレで一点ですむような粘りがあればその前に押し出しせんよね。ばーか、ばーか。
それと一度は同点にするホームランの新井にオレは拍手する気はないです。ここまでどれだけチャンスをつぶし、守備でミスを繰り返しているか。それがホムラン一本で帳消しならともかく称賛されるような野球の見方はオレはしないよ。
勝て、といってるんじゃなくて、納得のいくことをしてくれ、と言っているようなファンは要らないのでしょうね。それはそうか。地元財界の方だけ向いて野球してればいいんだよね。
森笠もあぼーんかよ。

(すいません、前日分とあわせてまた補足します。)

17年 6月11日(土)  表紙へ  topへ  
1300(1230到着)〜1600 フルキャスト宮城スタジアム
交流戦 東北楽天ゴールデンイーグルス対広島東洋カープ五回戦
広島東洋カ  002 001 000   3
楽天イーグ  000 020 400   6
 主審:友寄、一塁:栄村、二塁:小林、三塁:秋村

まあいろいろあるんですけど、カープ投手陣は要らん四球が多過ぎるですわな。そんなにコワい打線でないのにね。それと五回裏の二失点を呼んだ二遊間の守備の乱れ、がホントにイヤだなあ。
ところでフルスタ球場は、こじんまりしている(グラウンドは広いけど)ので、一万六千人でほとんど満員に見えます。それでほぼ1周楽天ファン。ジェット風船とか見ごたえありますね。ミニ甲子園みたい。この点、三万人のキャパがあるので外野しか埋まらない広島市民とは雰囲気だいぶ違う。足湯はどこにあるのかわからずじまいです。

特記事項
@
楽天先発、紀藤かよ! 耳疑った。それにしてもその紀藤相手にこのテイタラクか・・・。
A
尾形、森かさと抜けてしまったので一番が末永になっていますが、バットに当たらんぞ。

17年 6月12日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ  
1300(1255到着)〜1611 フルキャスト宮城スタジアム
交流戦 東北楽天ゴールデンイーグルス対広島東洋カープ六回戦
広島東洋カ  001 020 000   3
楽天イーグ  300 001 000   4
 主審:秋村、一塁:山崎、二塁:栄村、三塁:小林

先週は、オリックスが強いチームになったかと思いました。今週は楽天が一人前に見えてきます。とはいえフェリシアーノに四点、ではやはりファームに毛が生えたレベルか、とは思いますが、相手がランナーだけはもぞもぞ出るけどホントに得点とらんから勝っちゃったね。
カープは六回、渡辺恒に牽制死(緒方)と盗塁死(木村)で攻撃のリズムを喪ったらしく、そのあとほぼ無抵抗(八回は玉木にチャンスはもらったが)。まあ、もうどうでもいいんだろう。わたしもどうでもいいと思いました。
さすがに主審の秋村先輩にはカープ選手が文句つける姿はなかったですね。

特記事項
@
楽天のマスコットのクラッチがおとなしくなっていたのです。代わりに「カラスコ」とかいうベイのブラックホッシー系の黒キャラができていまして、トラッキーの芸を披露していました。やはりトラッキーの中のひとは正統派のマスコットとしては東北の風土では受け入れられなかったのか・・・。(サッカー見てるひとの情報だと、ベガルタ仙台のマスコットはブラック系らしいので、やはり野球ファンとサッカーサポの好尚の違いというのもあるのでしょうか。)
A
まあどうでもいいや。はやく野村の2000本をやって、今年は後なんかイベントあるの? 黒田の最多勝か? 

17年 6月14日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ  
1800(1855到着)〜2057 神宮球場
交流戦 ヤクルトスワローズ対千葉ロッテマリーンズ四回戦
千葉ロッテマリ  020 240 000   8
ヤクルトスワロ  000 000 101   2
 主審:不詳、一塁:不詳、二塁:不詳、三塁:不詳

ということでまた神宮行ってしまいました。
試合前、超てんこもり焼きそばのあんちゃん
「どうしたの? 元気ないねー」
と見ぬかれました。更年期障害とか睡眠時無呼吸とか言ってもめんどっちいので、
「いや、夏ばてだよ。先週広島へ行って、一昨日まで仙台だからさすがにバテた。バテるような試合ばかりだったし」
「まだ夏ばては早いよー。まあ今日は(ラジオによれば)楽天(ジャイアンツに)負けてるから残念だけど」
といった会話をしましたな。
おいおい、先週、広島ファンだよ、くそ、と教えたはずなのに・・・ヤクルトファンじゃない、というところだけ覚えたみたいですね。

ということで、両リーグの上位チーム同士の試合、交流戦優勝争いゲームでもあります、ということだったわけですが、千葉ロッテ強いですねー。ぽこぽことヒットが続くし、守れば併殺の山を築くし、結局小林宏ひとりで投げきっちゃいました。
今日は風もここちよく、涼しくていいナイターでしたが、ぶりぶり進んで三時間弱で終わってしまった。マリサポよく入ってましたね。ご苦労さまでした。スワローズも途中から相手の攻撃を止めていたので、明日はまたしきり直しでやれるでしょう。そこらへんの試合というか明日につながるイメージの作り方は、上手いよねー。

特記事項
@
交流戦優勝を記念してでしょうか、試合終了後タオル回しやってましたね。さすがに関東の交流戦はマリサポ入る。
A
一方的な試合に見えるけど、遊撃が小坂宮本だから、見ててぞくぞくする。八回表一死・二死の小坂・西岡の遊ゴロの補殺プレー(宮本)、八回裏二死目の青木の遊ゴロ、九回二死目の真中の遊ゴロの補殺(小坂)なんて、相手の打者の足の速さに合わせた見事なプレー。オトコのコ的にはボッものでスよ。

17年 6月15日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ  
1800(1915到着)〜2046 東京ドーム球場
交流戦 読売ジャイアンツ対東北楽天ゴールデンイーグルス五回戦
楽天イーグル  000 000 000  
読売ジャイア   000 011 11×  4
 主審:栄村、一塁:佐々木、二塁:川口、三塁:橘高

雨なので東京ドームに行きました。でも神宮でもこの雨の中、試合やったみたいですね。「こんな雨の中で野球やるなんて、あほなひとたちだなあ」と思いますが、やってるほうは一生懸命なんで、不謹慎なコトバでしたね。すいません。
えー、東京ドームはジャイの勝利。マレンさまきさぬき、でエリートさま完封リレー。ジャイは負けるとひときわアワレを誘うのですが、勝つとこれほど憎いやつらはいない。特に、半裸で踊っているオンナはハラ立つ。ほかのチームのヘソだしオンナの踊りは「まあええか」と思うのですが、ジャイのやつらだけはハラ立つー。

そういえば今日は札幌でダルビッシュが初勝利だそうで、おめでとうございます。ダルビッシュが勝ってもしようがないとは思ったけど、彼を八回や九回まで引っ張った相手打線は、恥ずかしいとかなんとかいう前に「ありえない」ことだと思うよ。まあ、そろそろ責任問題も出てきているみたいだから、いろいろ言うのはやめますが。次の球界再編のときにはあんたら誰も守ってくれないよー。

特記事項
@
キヨハラの五回のホムランは見逃した(未到着)。八回小久保のバックスクリーンはでかかった。
A
六回、ニオカが一塁ベース上で吉岡と交錯して担架で運ばれた。客観的には無事だといいと思います。しかし、ニオカさんと江藤さんだけは、どうしてもダメだな。人生の一番落ちこんでいるころに、「ふふん」とオレを振った相手のこと、無視はできる。しかし「あのひとはすばらしいよ」とあちこちに言って回るような無神経さはおれにはないよん。しかし、江藤さん、まだ350本打ってないのか。あのまま広島にいたら今ごろ・・・まあ、江藤さんにとって大切なことはそんなところにはなかったのでしょうからオレは知らんけどね。
B
楽天側、ヘソだしオンナたちのほか、クラッチーとクラッチーナが来て、当たり障りのない芸をしてましたが、やはりカラスコは来ず。ふん、
キタナいものには蓋、かよ。肝冷斎もだいぶ荒れてきてますよー。

17年 6月17日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1943到着)〜2103 神宮球場
交流戦 ヤクルトスワローズ対千葉ロッテマリーンズ六回戦
千葉ロッテマリ  002 010 002  
ヤクルトスワロ  010 000 000  1
 主審:不詳、一塁:不詳、二塁:不詳、三塁:不詳

どうでもいいけどおいら明日誕生日だな。
というのはどうでもいいことでして、今日は神宮へ。マリンズ交流戦単独優勝ご決定とのことで、レフトスタンドは「ごせんまん」コールをしつこく繰り返しておりました。やはりカネ・カネ・カネの世の中なんだなあ。
と思いました。

特記事項
@
六回裏から入ったのですが、しかも今日はT氏と行ってビール飲んで見てたのでどうでもいいやというカンジだったのですが、それでも印象に残るプレーいくつかあり。筆頭は九回の李スンヨプの十六号2ラン。あがり方、飛び方、落ち方、ホンモノのホームランというのはこういう軌道だ、というような美しさでスた。
大げさなこと言ってんじゃないぜ、このデブ毒キモおやじが、と思うのなら、一度スタンドでこいつのホームラン見てみてくださいよ。多くの時間を費やすに十分な価値のあるモノですよ。と、いつもながらおいらの脳内基準でのハナシだけどね。
A
七回裏だっけ、小坂が後ろに上がったフライとったのもすごかったなー。薮田の投球もよかったなー。その他あるのですが今日は記憶のよすがにするためのスコアブックをつけてないので少しづつ忘れつつあるです。

17年 6月18日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1400(1409到着)〜1701 神宮球場
交流戦 ヤクルトスワローズ対西武ライオンズ六回戦
西武ライオン  202 000 331  11
ヤクルトスワ  010 000 000   1
 主審:不詳、一塁:不詳、二塁:不詳、三塁:不詳

スワローズ、派手に負けましたね。17被安打だもんね。そいでもってルーキー涌井に六回2安打(どちらも真中、うち一本ホムラン)に抑えられての敗北でした(九回に宮越から二安打打って、あわせて4安打)。今日は晴れてきて暑かった。でも夏のデーゲームは少し日が傾いてくるとニホンシリーズみたいで、秋みたいで、また野球みながら、みにくい顔をゆがめて泣いてしまったです。
ちなみに神宮球場近くの青山では「青山郡上おどり」を開催しておられました。ヤクルトスワローズも協賛していた。

特記事項
@
たくさんホムラン出たよ。中でも七回カブレラのバックスクリーン右、と八回のGG佐藤のバックスクリーン越えのホムラン、すごい飛んだ。昨日スンヨプ、今日カブレラのホムラン見たおれは勝ち組? 和田は八回のは見たけど、初回のは見逃した。
A
今日はヒルメシをもう食べていたので、超てんこもり買わされたらたまらんので道を換えた。一回表見逃したのはこのせい。

17年 6月22日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1815(2025到着)〜2209 千葉マリンスタジアム  
千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ
北海道日ハファ  112 101 003  9
千葉ロッテマリ   201 000 200  5
 主審:丹波、一塁:山本、二塁:山崎、三塁:柿木園

得点経緯だけ見てみると、七回裏にマリンズが一点差にせまって、さて最終回というところで九回表にハムが三点とって試合がこわれた、というふうにしか見えないと思うのですが、しかし、スタジアムで裏切られることはない、という格言があるそうでして、スタジアムで、現実にゲームの流れ、空気の中に参加していると、得点差だけに集約できないすごい場面はあるのです。

ひとつは、ハムの九回表の三点、これは薮田からの、代打・田中幸の三点ホームランなのですが、一死一三塁で代打で出てきて、初球を思いっきり打って、左翼ポールの上を越えるホームランでスよ。おいらはまさに左翼ポール際で見てたから、百十メートルは離れているはずなのだが、それでも38歳の田中の強い気持ちが伝わってきたよ。
スコアボード下にホームランの映像が映し出されると、おいらの姿も映っていたが、いやあ、やはり肥っているですね。鬱。

それで終わりではないのです。
その裏、四点差で、マリンズはハムのクローザー横山を攻めて無死一二塁、ここで打者西岡
正直言って、次に堀、福浦と続くから、無死で西岡を出してしまうとほんとに流れ的にわからなくなってしまう。そんな場面で、
フルカウントから息詰まるようなファウルが三球も続く。これだけでも三百円ぐらいの価値がある。まいった。そして、9球目、西岡が見事にレフトライン際にライナーを流し打つ。

おいらはレフトポール際にいたから、「あ、これは抜けた」と思った。そう思ったとき、視界の左隅に、この回から代わったレフトの森本ひちょりがちら、と見えた。

次にこのライナー、少しスライスしはじめたので、これはラインのほぼ上に落ちる、三塁塁審の柿木園さんはまた難しいジャッジだな、と思った。その間に、信じられないような速度で森本がどんどん視界の中央部に入ってきた。

森本は
スライディングキャッチを試みるつもりか、と一瞬思った。安全におさえてにいってもこの打球、フェアなら二塁打にはなる。それに、まだ、タイニングランでもないから、三塁まで行かせてもそれほど大きな傷ではないから、突っ込む気か。
と、思ったのですよ、思ったのですよ、思ったのですよー!
そしたら次の瞬間、
森本は、いともたやすくそのライナーを走りぬけながら捕球していたのでした。
これには、ホントに左翼側の近くで見ていたみんな、度肝を抜かれたです。その証拠に、左翼ポール際だけ拍手がしばらくでなかった。それぐらい信じられないプレーだったです。あー、びっくりした。
なんか今日はおいらついてたカンジ。

特記事項
@
上記のほか、ハムでは矢野投手は何年ぶりだかの勝利らしいけど、それより七回、一点差にせまられた一死二塁で出てきて、八回までぴたりとロッテを静かにさせたマイケル中村が大功労者ですね。これがリリーフというもんだよな。
A
ロッテの今江、4安打もさることながら、守備よかった。ようく見てるとイースタン時代同様、右向いたり前向いたり、気合の入った構えしていたです。7回二死からの坪井のサードゴロ、九回、三点ホームランを打たれた直後の古城のサードファウルフライ、どちらもカコヨかっただすぞ。浦和で見てた選手がどんどんスターになっていくのはうれしいのです。ホントだよ。

17年 6月30日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(2000到着)〜2045 東京ドーム球場  
読売ジャイアンツ対ヤクルトスワローズ
ヤクルトスワロ  000 000 000  0
読売ジャイアン  000 100 00×  1
 主審:友寄、一塁:渡田、二塁:名幸、三塁:本田

上原は二安打、十四奪三振で完封だそうなので、アッパレですね。主審は友寄か。ストライクゾーンに乱れは無かったのかな・・・とか、下らんケチをつける必要はないでしょう。やっているヤクルトの打者が文句言わないんだから。ということで、歯茎、よくやったぞ、というゲームでした。ジャイ打線は十一安打で一点だけらしいけど。
「勝ち負けに関係なくいい試合だった。こんな試合が見れておれはついていた」となぜか半泣きで言っているジャイファソがいましたが、そういうこと言っているやつに限って勝ち負けがひっくり返ってたら「ひどい試合」と言いそうな気ガス。
試合の流れが速かったので、ついたのはもう八回表でした。立ち見だからあんまりもったいなくなかったけど。

特記事項
@
歯茎好投以外の見所は、七回まで九安打一失点の川島に代打を送ったせいで、ヤクルトが八回の裏に一点差を守るためだか単なる意地なんだかよくわからないけど、吉川(右)3分の1(キヨハラ三振)佐藤賢(左)3分の0(阿部中前打)河端(右)3分の1(ニオ右飛、歯茎左前打)山部(左)3分の1(清水遊ゴロ)とすごい継投していたことであろうか。
A
なんでキヨハラが出てくるとジャイファソみんなで「弁慶でやっとけ」と書いたボードを出して応援してるのだ? プレイステーションのゲームのPRデイでそのボードを配ってたのはわかったが、なんでキヨハラなのだろう。それにしてもキヨハラ、二割一分か・・・。

17年 7月 1日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1940到着)〜2021 東京ドーム球場  
読売ジャイアンツ対広島東洋カープ
広島東洋カー  000 000 000  0
読売ジャイアン  100 002 00×  3
 主審:谷、一塁:木内、二塁:杉永、三塁:井野

昨日よりも早く終わったので、ほんとにあっという間だったですね。高橋ケツのり、そんなによかった気もしないけど、完封したんだからよかったんでしょうねえ(被安打8)。カープの打者はいつもどおり、前後の脈略なくひとりひとりが淡々と歯を食いしばって打っている。申し訳ないけど、ジャイアンは弱いよ。野球のしかたはヘタだよ。けど、そのジャイアンよりもヘタな野球をするチームがあるから不思議だよな。こんなコドモの野球ばかり見させられてきたので、もうあんまり思い入れもなくなってきた。五年前、金本とロペスと若手だけで野球やってたころと野球の質がナニも変わらないのですよね。
とにかく、市内での自分たちの既得権益のことばかり言って新球場建設にこの期に及んで文句つけはじめた商工会さんとかいう方々よりも、全国(県内とか圏内でもまだいいけど)のカープファンの方を向いてチームづくりしてみれば、とだけ言ってみる。

17年 7月 3日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1420到着)〜1552 浦和ロッテ球場  
浦和マリーンズ対戸田スワローズ(球場内表記に従う)
戸田スワロ  040 010 000  5
浦和マリン  001 000 34×  8
 主審:不詳、一塁:不詳、二塁:不詳、三塁:不詳

ロッテのあざやかな逆転。というかスワローズ、三沢とか山本がむちゃくちゃ。肌寒いぐらいの曇り空であった。

1700(1705到着)〜1949 東京ドーム球場  
読売ジャイアンツ対広島東洋カープ
広島東洋カー  021 010 000  4
読売ジャイアン  000 100 000  1
 主審:杉永、一塁:谷、二塁:森、三塁:木内

茶番・・・。
あ、いや、なんでもありません。ミスター再起おめでとう。なべつねとも握手おめでとう。桑田の復帰登板でしたが、カープの3連敗だけはまぬかれようという意地が勝ちましたね、うんうん。
というようなきれいごとを言ってみても、やはり今日みにきてたお客さんはバカにされているような気がしてしようがない。

特記事項
@
三回の新井のホームランは特筆ものですた。センターの看板までぶちあてたのです。上がり方とかもすごかった。こわくなった。
A
カープろまの投手はストライクが先行しておられ、今のような寸断されているジャイアン打線では手が出ませんでしたね。

17年 7月 4日(月)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(2010到着)〜2200 東京ドーム球場  
北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズ
千葉ロッテマリ  020 000 000 4  6
北海日ハムファ 100 001 000 0  2
 主審:栄村、一塁:秋村、二塁:山本、三塁:津川

「あ〜あ」
と溜息つくような試合でござった。
730券で1000円で内野自由に入れました。内野自由は混んでるのですが、なんとか座れまして、六回裏から観戦できました。到着時はマリが久保、ハムがダルビッシュの新人対決状態で、ちょうどハム小田がソロを打って同点になったところ。好ゲームを期待いたしました。そして、ぷぷ・・・。

八回表にエラーでできた無死一二塁はハム二番手の建山がふんばって流れを持ってきた感じだったのですが、ハムはマリやぶたに抑えられて逆転できず、ずるずると延長へ。
十回の表、なんと防御率十点代のトーマスをマウンドへ。ハム側から
「人間機関車出すなー」
「ひるまん、家族が来日しているのか。これから東京ドームホテルで会食かあ。どうしてもこの回で終わらせないといけない理由があるならファンには言ってくれー!」
といった悲痛な声が起こります。
今度はビジー状態でフリーズでした。わかってきましたよ。そうなのです。わたしは「なにをやってもダメ」と自分を卑下する気はないのですが、「なにをやっても(ひとからは)ダメだ」と言われるのです。パソコンもいい加減いやになってきたのでしょうね。わたしなどと付き合っているのが。

手短にしますね。
先頭ののセンター前へのフライ、
お見合いでテキサス二塁打にした上、サード小笠原もピッチャーのトーマスも二塁ベース上に集まってしまったので、三塁ががら空きになって、堀はゆっくりと三塁へ進んでしまいました。ああっはっはっはっはっは・・・。
この後、一死一三塁になって大塚に決勝二塁打(大塚は昨日浦和でマジメにやってたのを見たばかりだから、少しうれしかった)。そこで投手横山。横山は橋本を歩かせて満塁策をとったあと、里崎三振、気合の入った投球で続くサブローもサードゴロに打ち取るのですが・・・
小笠原先生の御エラーでもう一点入って、これで切れたか、今江にツーベースを打たれて四点差となりました。

あ〜、おかしかった。もちろん、「可笑しい」と書く「おかしい」ですよ。

特記事項
@
ダルビッシュは涌井に比べるとずっと粗削りですね。それなりに大崩しないので不思議だけど、やはりキモチの強い投手なのだろうね。
A
後ろの席の若いオトコのひとたち(一応サラリーマンらしい。年収280〜350万円とのこと)のコトバがホントにオモシロかったので、ここに気づいただけメモしておくです。世の中にはセンスのあるひとがたくさんいるものだ。

「オレはやはり
汗のかける選手しか応援できない」「駒沢行け」
「おれはカープを見に行くことにした。年収350万円だけど、カープには愚かに直とかく愚直がある。開幕戦までに120試合分の野球をやってきている。だから残り140試合はおカネのとれるような野球はできない」
「ロッテのファンのやつらはすごいエネルギーだな。かなりハダカになってるやつも出てるぞ(これは事実)。お、内野にもいる」「内野のひとたちは飛びはねないからサラリーマンだな。社会人の香りがする」「外野のやつらはニートだな」「そうだ、
やつらは弾けるよ、明日というしばりがないからな
「オレはこの場面で横山を信じるよ。何故なら緊迫した場面では、技術ではなく、
どれだけ走ったか、だけだからな」「だから駒沢行けよ」・・・・エトセトラ。

17年 7月 5日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1905到着)〜2110 東京ドーム球場  
北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズ
千葉ロッテマリ  000 010 000  1
北海日ハムファ 200 030 030  8
 主審:中村、一塁:柳田、二塁:秋村、三塁:山崎

今日は早くついたから、730券じゃなくてフツウの指定券で入りました。
たくさんホームラン見たね。初回のセギノールの2ランは見られなかったのですが、5回表サブローソロ、裏の奈良原ソロ、小笠原2ラン。
ホームランじゃないけど、八回・代打田中幸の二塁打も見逃せない。実はおいら、八回の表あたりからウトウトしていて、田中が出る直前に、セギノール四球はなんとなく覚えているのですが、しんじょうがどうやってアウトになったのかよくわからんのです。なんとなく内野かどっかにフライ打ってたようなおぼろげな記憶があるのですが・・・。でも田中が代打告げられたら、まわりのハムファンが大騒ぎしはじめたので目が覚めた。田中幸を見ていると、
一つのクラブチームでプレーし続けるというのは、実は価値のあることだ、という気がしてきます。グローバルにモノゴトを見ることのできる、みなさんから見たら、間違った考えなのでしょうけどね・・・。

しかし、今日のミドコロはそんなところには無い、とわしは思う。今日のミドコロはハムが三点追加した直後、まだ試合の流れがハムにいくかどうか、勝負の女神さまがいたずらっぽくにやにやとドームの天井から両チームの選手を見下ろしておられた六回表、二死二塁、サブローの痛烈な左翼左へのライナーをすごいスピードで飛びこんでダイビングキャッチした森本ひちょりのプレーだと思う。

スタジアムで野球を観ます。プロの投手と打者の対決はすごい迫力です。でもプロの公式戦のネット裏となると、(広島市民のようにノーズルで入れるとこは別ですが)われわらシモジモにはチケットがなかなか手に入りません。お金の問題ではなく、年間指定でおエラ方が「ふほふほ」と言いながら観る席だからね。
で、われわれシモジモが内野指定などで観ていると、やはり印象に残るのは、
ホームランと外野手のスーパープレイです。ほんとに印象的でしたね。
帰りにガキ野球チームのおそろいのユニホームを着たガキどもが、みんなで「ひちょり、カッコイイー」「ひちょり、サイコー」と声をそろえて呼ばわっていたです。ひちょりがいよいよすごくなってまいりました。

特記事項
@
なんかですね、「こうとう」とか「こうばん」と書いて変換すると強制終了するようなので、変換しないことにします。ハム先発の立石はこうとうしていたのですが、四回本塁打を食らった直後に橋本の打球が命中してこうばんしました。試合の流れが一番わからなかったのはこのときで、代わった吉崎も苦労しながら二死満塁、福浦というなかなかしびれる場面になったのですが、ここで捕手中島がワンバウンドのタマを少し弾いた間に三走西岡が本塁へ突入して、タッチアウト。
はじき方が小さかったし、西岡も一回躊躇してから突っ込んできたように見えたので、ちょっともったいなかったですね。
A
奈良ハラのホームランも珍しいが、ハムのリリーフ陣が吉崎のあと、矢野・建山・橋本とみんなこうとうしたのも珍しかった。
B
小宮山出てきた。さすがにボビーは観客を飽きさせない・・・。

17年 7月 6日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1920到着)〜2139 東京ドーム球場  
北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズ
千葉ロッテマリ  000 001 002 3  6
北海日ハムファ 300 000 000 0  3
 主審:山崎、一塁:川口、二塁:栄村、三塁:山本

思うに、ソフトバンクホークスはイケメンDQNです。ナニやっても許される。そして「イケメン無罪」。千葉ロッテはどうやら秋葉系からフツメンになり、今やおサレ系になんなんとしている存在で、北海道にほんはむは堂々たるキモメンなのです。
今日ははむ先発の金村は、六回の一死満塁は一点どまり、七回の無死満塁は〇点に切りぬけました。彼らしい粘り強いピッチングであったよ。それが、九回二死から、里崎のヒットと、まさかというかそれしかないという感じのスンヨプのどでかい同点2ランで同点になりまして、十回に二番手横山がぶりぶりと自分のエラーもあって三点献上して、みじめな、みじめな敗戦。
勝利の女神に擦り寄ると「なんか誤解してんじゃないの?」と逃げられ、
ストーカー扱いとされるキモメン人生としかいいようがありません。
そういえば、ひちょりキモと小笠原セギノール・・・、みんなキモいよなあ。しんじょうさえ最近キモくなってきているような気がする。
はあ。
まあ、なんにせよ力失せた。別にハムとマリンでハムの方がすごく好き、というわけではないのですが、ハムには例年感情移入せざるを得ない。

特記事項
@
スンヨプの同点ホームランはすごいホームラン。高く遠くへ飛ぶやつ。電光掲示板には140メートルと出てたけど東京ドームのライト上段だからそんなには行ってなくて120〜130メートルだと思うが、まあなんにせよ、見にきた甲斐はあるのホームラン。
A
金村は同点に追いつかれたあと、きちんとサブローをアウトにして九回を終わらせた。このあたりがこの投手の好きなとこなのですが・・・。
B
試合の流れ的にはハムは初回のしんじょうホムランによる三点だけだから、この流れで勝てというのがムリといえばムリだよな・・・にしてもなあ・・・、これでマリンが優勝するんなら「優勝するチームはちがう」ということでしようがないけど、おそらく一位はソフトバンクだしなあ・・・。

17年 7月12日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1940到着)〜2046 横浜スタジアム  
横浜ベイスターズ対広島東洋カープ
広島東洋カ  000 000 000  
横浜ベイス  100 110 00×  3
 主審:木内、一塁:谷、二塁:森、三塁:名幸

シュウマイ弁当おいしうございました。球場で買うと高いし、外野席はメッタに売りにこないから、関内駅か横浜駅で買っておくのが佳。
今日はちょっと寒いぐらいでございました。試合内容、は、まあ、しようがないのでして、試合内容ではなくて、天候が、です。

特記事項
@
カープ黒田投手はまずまずだったみたいですけど(内野にも足引っ張られたのでしょうけど)、門倉の方がずっとよかったみたいですね。「みたい」「みたい」と言っているのは球場についたら六回表だったから、それ以前はわからん。
A
ベイスターズのクルーン投手はじめて見た。確かに速いですねー。フツウのバッターは当てるのが精一杯みたいに見えました。150キロ台後半のストレートと、140キロ台後半の何かを投げるみたいですが、1イニングだけだったらとりあえずどうしようもないカンジ。(新井がセンターに大きなフライを打ったので、さすがに当たってる打者はバットには当てる模様)
B
カープさんの方は、横山投手がよくなっているですね。ストレートの球速が150近くなっていたよ。肩を壊す前、90年代後半はこの球場で
160球完投とか、むちゃくちゃ投げさせてたからなあ。復活してほスいけど、復活したらまた使いまくるんだよなあ。

17年 7月13日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1959到着)〜2018 横浜スタジアム  
横浜ベイスターズ対広島東洋カープ
広島東洋カ  000 000 000  
横浜ベイス  000 000 02×  2
 主審:名幸、一塁:橘高、二塁:谷、三塁:森

今日もシュウマイ弁当おいしうございました。
今日は昨日より二十分ぐらい遅れてついたのですが、試合は三十分ぐらい早く終わりましたので、二十分ぐらいしか見なくてすみました。今日も早く帰ってこれてうれしかったです。ベイスターズさん、カープさんありがとうございます。

席について、弁当開けて最初に見たプレーが、の八回裏、一死一二塁からの佐伯のファーストゴロでした。3−6とわたって2アウトとなり、余裕でダブルプレーがとれるタイミングで、この回から代わった遊撃・松本奉から一塁ベースカバーの投手デイビーへ・・・の送球がとんでもない高いタマで、ファウルグランドを転々する間に決勝点が入ってしまいました。その後の二死一三塁でも松本は、鈴木タコノリの遊ゴロを緩慢、というか彼としてはあれが精一杯なプレーで内野安打にしてしまって2点目。
カープのデイビー投手の好投はもちろん、ベイスターズの三浦投手の2安打完封の好投もフイにしてしまって、
嘲笑と苦笑しか残らないゲームにしてしまう見事な働きでした。

おいらは怒ってるんだよ!
帰り道、ベイスターズファンのコドモが、おとうさんに「球場入って一時間ぐらいで終わっちゃったけど、プロ野球ってこんなものなの?」と訊ねていました。お父さんは「今日は投手がよかったから」と答えましたが、違うよ。どちらも「まともな攻撃」をしてないんだよ。そして、その子がそのあと、こんなこと言ってましたよ。
「横浜勝ったけど、こんな勝ち方じゃ詰まらない。プロってこんなモノなの?もうテレビでいいよ」
M本と、彼を使った首脳陣さんたちはどう責任とるんだよ。おい。

特記事項
@
どちらのチームも淡白な打撃で、わたしは二十分しか見てないけど、ベイスターズも相手がミスしてくれないと点がとれない。これじゃダメだよ。マジメにやれよ。
A
チュウゴク新聞という新聞が、
育成のための失敗をガマンできなければカープファンでない、みたいなことをエラそうに書いていたのですが、もうカープファンでなくていいよ。わたしは一抜けた。今日の松本奉、昨日の松本高、いずれもファームでもほとんど遊撃を守ってない選手。そんなの挙げてきて、公式戦で育成するな。横浜スタジアムの観戦料金補填しろ。
B
森かさたん、ハアハア。

17年 7月14日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(2002到着)〜2224 横浜スタジアム  
横浜ベイスターズ対広島東洋カープ
広島東洋カ  110 020 010 00  5
横浜ベイス  301 010 000 01×  6
 主審:森、一塁:木内、二塁:橘高、三塁:谷

金城選手さよならホームラン、半なきインタビュー。見れただけでよしとせねば。多くのひとが決着も見ないでかえっていかざるを得なかったのですからね。

ということで、カープファンもだいぶやめてしまったこともあり、今日はおこってないのでした。
それより数時間単位で強制終了と再立ち上げに費やすようになってきたので、もうお手上げでごんす。
ちなみに今日はしうまい弁当ではなく、いろどり弁当にしてみた。・・・結果、「横浜で食うべきものはしうまい弁当のみなり」の命題に達した。

17年 7月19日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ  
1800(1920到着)〜2055 神宮球場
ヤクルトスワローズ対読売ジャイアンツ
読売じゃいあん  100 000 002   3
ヤクルトスワロ   020 000 02×   4
 主審:不詳、一塁:不詳、二塁:不詳、三塁:不詳

明日飲み会がありますので、今日野球みないとオールスターをはさんで来週まで玉が見られない、ということで、なんだかたまらなくなってきて神宮に行きました。
そういうことで前半戦最後の一戦だし、野望問題で一歩進んだこともあり、ついついまたA指定買ってしまいました。うーん。もったいない、とは思うのですが・・・。
ところで、超てんこもり焼きそばのあんちゃんにまた見つかってしまい、というか、ひさしぶりだし、ついつい超てんこもり焼きそばを買ってしまいました。うーん。苦しむことはわかっていたのですが・・・。しかも、今日は、なんとあんちゃんに、「お箸、一膳でいいの?」とたずねられたのです。これは悔しかったです。
言外に、
「こんなもん、ひとりでひとつ食うやつなんかいるはずない・・・まさかあんたずっとひとりで食ってたんじゃないだろうな」
といわれたのも同然ですからね。

ぶうぶう。
ということで、焼きそば全部食うか残すか、いや、ここまできたんだから絶対食ってやる、というようなことを考えながらもしゃもしゃと四回(四回裏二死から入場)から六回裏まで過ごし、七回表から試合終了までははらが苦しくなり、苦しんですごしました。ぶうぶう。

ところで、今日のヒーローインタビューは、古田と藤井の二人だったのですが、ヒーローがつばくろうから受け取った二個のボールにその場でサインしてスタンドに放り込むという手はずになっているようなのですが、古田はつばくろうとも握手してボールを受け取って、サイン書いて放り込んでいたのだが、藤井の方はつばくろうの方を見向きもせず(冷たいのではなく、ファンに手を振って答えていた)、つばくろうがボール二個を持ったまま、すごく困っていました。つばくろうは、12球団のマスコットの中でも屈指の無芸ものだというのは有名ですが、そういう実務能力もないのか、と知って、なんだかいとおしく感じる。

特記事項
1
 じゃいは最終回、くそにおかのホームランで一点差にして、そのあとくそえとうまで出てきた。いい選手はリスペクトするけど、この二人だけはもろもろあって「許せない」という立場なので、はらが立ったが、一点差でスワローズが逃げ切ったのでほっとしました。
 帰り道、じゃいふぁそのおんなが「におくんは職人という感じだから」といってたけど、うるせえ。職人だろうが何だろうが、おいらは許さないのです。誰かがこのトラウマを癒してくれるまで。
 ついでにここに書きますが、カープさん、どうするのでしょう。はんちんどらごとの試合の「流れ」を見ていると、もうはんちんどらごがまじめに試合したらだめだよ。レベルというか目指すものが違うらしいから、本気でやったらかわいそうだよ。二部リーグで一喜一憂しながら野球させてあげればいい。もうそう思うようになってきたよ。どうするのですか。沈む船からねずみが逃げるように、おいらはいま段段と40年来のお付き合いのカープさんのことがどうでもよくなってきている。それほど危機的だということですよ。まあどうでもいいけど。
3 どうでもいいのですが、リグすは内野手だから内野守備は見られますね。でもサード鈴木健はやめたほうが・・・。
4 内野指定の上のほうでごろごろしていたのですが、近くにいた若い者二人組みのうちのひとりが、あちこちのカップルを見ながら
「ああ、いいな、今晩もアンアンするんだろうな」「あんなデブでもアンアンするんだろうな」「くそ、アンアンかよ」
とかずっといってまして、さらに七回ごろから今度は
「Kさん(女性と思われ)彼女になってくれるかな」
「Kさん、大丈夫だよね、彼氏いないよね、というかおれ、彼氏いないって聞いちゃったし」(これが一番激わら)
とか「Kさん、あんまりかわいくないけどよく見ているとかわいいよね」
とか一生懸命もうひとりのやつに同意を求めようとしていましたが、もうひとりのやつは終始相手にせず。これはおもしろかった。というかあわれを感じて、目頭熱くなった。

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