肝冷斎観タマ記19−29(10月5日)  表紙へ戻る  観タマ記19−28に戻る

←世間は収穫の季節なのですが。

平成19年10月 5日(金)  表紙へ     
1800(1840到着)〜2142  ヤフードーム
パシフィック・リーグ公式戦 福岡ソフトバンクホークス対西武ライオンズ戦
西武        010 100 400   
福岡ソフトバンク  000 000 002   

 主審:白井 一塁:柿木園 二塁:林、三塁:佐藤

ヤフードームの最終戦です。月曜日からクライマックスシリーズのはずですが、ホークスはふがいないです。先発新垣はまた暴投がらみで失点していました。今日は調整なのでしょう、五回途中で藤岡に交代、篠原につないで七回二死から竹岡・ニコースキーで試合壊した。西武・江豚が代打で出てきてタイムリー打ちくさりおった。西武は岸が九回一死まで完封してましたが、さすがに最後は松中のタイムリーなどで少し粘られて岩崎につないで終わった。
試合終了後、両チームから伊東監督に花束。それから、ホークスの最終戦セレモニーということで、王監督が挨拶してグランド一周して花火20発打って、終わった。どんどん日程終わって、さびしくなってくるです。

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平成19年10月 6日(土)  表紙へ     
1800(1815到着)〜2043  広島市民球場
セントラル・リーグ公式戦 広島東洋カープ対横浜ベイスターズ戦
横浜     000 000 001   
広島東洋  520 020 10X  10

 主審:不明 一塁:不明 二塁:不明 三塁:不明

新幹線が遅れたり市内混雑などのため、15分も遅刻してしまいました。
よう入った。3万人とのこと。これで年間主催試合入場者数は楽天に勝った(はず。今日18千人行けば抜く、と聞いていた)。試合は初回・2回に栗原やら新井やら前田やら嶋(3ラン)やらの有象無象が吉見をぼこぼこ打って早めに決まった。後は佐々岡投手引退記念登板がどこであるか、が興味深いところであったが、大矢監督が吉見をさらに五回まで引っ張ったのにはちょっと変な感じがした。懲罰登板めいていた。
五回、吉見の投げた内角球が、打ちに出た前田ネ申の顔面に命中して、場内騒然となった。わしもネ申ぶったおれてちょっとびびったが、そのうち起きてきて、かなりの怒りをあらわにしてブラウンになだめられてベンチ裏へ行った。ベンチに入る前にネ申はモノを投げたりしてかなり怒っていた。吉見は危険球退場になってしまった。
しかし、あれは避けて当たり前だと思うのですが。変化球のすっぽ抜けだと思われるし。
案の定、ネ申は元気で出てきた。もしかしたら、「避けられなかった自分に怒っていた」という美談系オチになっているのかも知れません。
七回の新井の27号はライトへのホムラソ。102メートルの正真正銘のホムラソだった。(←広島カープでの彼の最後のホムラソになるのか(藁。絶対出ていくはずないとタカをくくり中))

七回まで大竹が投げて、八回を齊藤悠に投げさせた。地元最終戦らしいいい継投だと思ったが、齊藤が二死から要らん四球出さねばもっとよかった。とりあえず無失点だったのでほっとした。一昨日延長で登板して(味方のまずい守備などもあり)サヨナラ食らったと聞くので、ちょっと心の傷癒えたと思う。なんにしろ、まだまだ点差の詰まった試合では投げられないだろうなあ、と思いました。
その齊藤に八回裏、代打が緒方。球場沸く。ただし、併殺打。
九回表、交代の投手が出てくるのですごい盛り上がった。そこへ飄然と出てきた横山はエラいです。横山はそこそこにプレッシャーかかったと思うが簡単に二死をとって前座の役目を果たし、ついに佐々岡出てきた。
打者・村田。@139キロストレート・見送りストライク A113キロカーブ・ボール B138キロストレート・ボール C137キロストレート・ボール、と来て、五球目の高めの球を、村田選手、見事に左中間上段に36号した。みんな茫然としている中、一周回ってきた村田が倉に小さくアタマを下げていたのは何だったのだろうか。(試合後、村田は佐々岡がグランド一周してくるのをわざわざ待っていて、何か挨拶していたです。佐々岡が二回ぐらいアタマを撫でていた)
次の打者は途中出場の内川だったのですが、ここで代打・鈴木タコ。大矢監督のよく弁えた選手起用だった。@136ストレート見送りストライク、A112カーブ空振りストライク、B138ストレート空振りストライクで三振した。倉も得意の「振り逃げられ」しなかった。

そのあと、佐々岡挨拶あった。むすこが花束持ってきた。
こういうずっと一球団でやってきた選手の挨拶は、たいてい、すばらしいです。佐々岡のも別にどうというひねりも何も無いけど、よかったです。どうもご苦労さまでした。
それから佐々岡場内一周、胴上げ、記念撮影、その後最終戦なので全選手がサインボール投げ込んだ。むかしは一人二球ぐらいしか投げ込まなかったが、今年は一ダースぐらい投げ込んでいて、少し豊かな気持ちになった。わしも最近モノ食えないほどお金に困る、ということはないしなあ。
カープファソはやめたのですが、来年はまた考えてやってもいいぞ、と思いました。

なお、イベント終了後、五十人ぐらいのベイ応援団とライト側のカープの「大応援団」でちゃんとエール交換していた。「来年いっしょにくらいまくす、来年いっしょにくらいまくす」はちょっとペーソスあった。でも来年ちゃんとクライマックスシリーズやってくれるんですかね。読売さまがまた何か言い出すのではないかと心配しているです。ちなみに、少なくとも、東ドや神宮や横浜でカープ戦の最終ではエール交換する。横浜とヤクルトの最終戦でもやっていた(一昨年の記憶)。ヤフードームでは昨日何故しなかったのでしょうか。パはしない、ということになっているのでしょうか。あるいはクライマックスがある球団はしないのか。広島宿泊したかったけど、三連休のためでしょうか宿六軒断られたので福岡に帰ってまいりました。夜はめっきり涼しくなってきましたね。
(写真アップはもう週明けですね)

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平成19年10月13日(土)  表紙へ     
1230(1345到着)〜1454  アイビースタジアム
フェニックス・リーグ 湘南シーレックス対サーパス戦
サーパス   000 000 000   
湘南     100 003 00X   

 主審:工藤 一塁:白井  三塁:橋本

「わ、このひと、まだやきゅう観ているのか。ほんとに非生産的なひとだなあ」
「へー、なんらかの手づるでクライマックス・シリーズのチケット手に入れたのか。なかなか人脈あるひとだったのだな。」
「ナゴヤに行ったのか、札幌か・・・(薄野に用事があったのか?)」
と感慨もおありかも知れませんが、非生産的ながら人脈も欲望もありません。今週は宮崎県内に流れておりました。サーパス、弱いなあ。シーレの北→高宮→染田→松家→橋本に完封くらってました。三番・木元もなあ・・・。サーパスの4失点はすべて香月。

1230(1310到着)〜1529  生目の杜第二スタジアム
フェニックス・リーグ 東北楽天ゴールデンイーグルス対広島東洋カープ戦
広島東洋   110 000 010   
東北楽天   025 100 10X   

 主審:不明 一塁:不明  三塁:不明

目を転ずればこちらは広島東洋は弱いなあ、と思い知らされるです。楽天の投手、決してよくないのですが、広島の打者は芯に当たらん。それよりも、広島先発の今井投手は、二回に押し出しを含めて二点、三回は4四球、ワイルドピッチにサード比嘉の野手選択ミス(だと思いマス。ヒット・エラーの表示が出ない(公式記録というものがないのでしょう)のでジャッジはおいら)などもからんで5点取られた。観ていて気持ち悪くなった。

ところで、
「お、変則ダブルヘッダーか。ほんとご苦労だな」
と思ったひとは残念でした。これはダブルヘッダー観戦ではなくて、いわば二元観戦。アイビースタジアムのバックネット裏から生目の杜第二が見下ろせるので、両方観戦したのです。実態的には生目の杜第二は第一球場であるアイビースタジアムのサブグランドに該当する球場で、施設もまったく違う(写真を出せれば一目瞭然なのですが、アップできるような隙間が無いので、サイト整理後(時期未定)にします)のですが、なぜシーレとサーパスが立派な方を使い、楽天とカープがぺんぺん草の生えたような第二球場で見下ろされねばならないのか、はよくわからん。印象的には
「楽天とカープだから・・・」
と思うでしょうけど、実は一軍はリーグの四位と五位なんですよね。イースタンかウエスタンの順位で決めているのでしょうか。
平和台に行き、八紘一宇の塔(現在は「平和の塔」というそうです)見る。はにわ庭園見る。日暮れてきて、不気味。宮崎で日向御膳2100円食う。冷汁はどうも・・・。

平成19年10月14日(日)  表紙へ     
1229(1210到着)〜1454  日南天福球場
フェニックス・リーグ 広島東洋カープ対湘南シーレックス戦
湘南     001 000 000   
広島東洋  000 012 10X   

 主審:山本 一塁:深谷  三塁:原

この試合は、カープの斉藤がよかったのですよ。今日ぐらいコントロールがよければ、下ではなかなか打ち崩せないでしょう。
それにしても、シーレの先取点のランナーもセンター鈴木の失策っぽい中越二塁打(グローブに当てて落とした。あれだけ深いところまで飛んだので、実質エラーでもジャッジは安打、かなあ、と思うので安打にした。公式ジャッジが出ないのでわたしのジャッジです)だし、カープの五回裏のランナーも遊撃・石川のエラー(これは正真正銘)で出たもの。それだけでも気持ち悪くなるのですが、圧巻は六回裏のシーレの守備でした。
先頭・鈴木中前打(まあこれはいいのですが)、続く松本のヘタな捕前バントを捕手・斉藤が二塁に高投してオールセーフ(わたしの記録では野選ではなく捕手の失策)、続く天谷、ユニフォームをかする死球、で無死満塁。
ここで、四番の甲斐が、ノーワンから、なんと! バットを止めて投ゴロ。このチャンスにこのカウントでこんなバッティングをするやつがいたので気持ち悪くなった。
のですが、
さらに、投手(二番手)の岸本、前で出てきてゴロを捕って、捕って、捕って・・・あれ? グローブからボールが出てこず、どこにも投げられなかった。これが決勝点、なので気持ち悪くなった。
七回の上村のホムラソや八・九回の広島の投手(上野・マルテ)が素晴らしかったので、ちょっとプロの教育リーグみたいな感じになって、試合終了しました。練習球がイニング5球、というルールがあるのと、両チーム合わせて7安打、で、二時間ちょっとでオワタ。帰りに名勝・鵜戸神宮に寄る時間がたっぷりありました。おいら三回目(もちろんすべてやきゅうのついで)ですが、すばらしいので、みなさんも必ず行ってみてください。青島神宮も好きです。
試合前に孫を連れたおばちゃんと話しする。
宮崎で「延岡・薬膳あんかけやきそば」食う。

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平成19年10月24日(水)  表紙へ     
1130(1205到着)〜1355  日南東光寺球場
フェニックス・リーグ 湘南シーレックス対広島東洋カープ戦
広島東洋  000 000 001   
湘南     202 000 01X   

 主審:不明 一塁:不明  三塁:不明

スパイめ。ここにたどりつけたなら連絡寄越すです。「平日になにをしておるのだ!」と頭から湯気噴くかも知れんが、
この日の記述はまぼろしなのです。
想像でタマシイだけが行ってだけなのです。その証拠に写真などアップされておりませんでしょう?
と答えるから大丈夫なのです。
さて、東光寺球場、たいへん牧歌的でよかった。同じ日南市の天福は「球場」ですが、こちらは「グランド」というべき(正確には「東光寺総合運動場野球場」らしい)。はじめは内野のコンクリの階段(観客席なのでしょう)で見てたが、そのうち外野の芝に行って寝転がっていた。ここのメガミさまは貧しくへちゃむくれでぼろっちい、が、いいひと、だと思います。絶対。ドーム球場のお方のような気位など無いので、「よく来てくだちゃいまちた〜」と言いながらミミズのスープぐらい振舞ってくれそうです。
今日の主催はシーレックスの方なのですが、どちらのチームも今日のうちに宮崎空港から帰ってしまうということで、勝手に試合時間一時間早めて始めやがっていたので、朝六時のバスで行って、十分間に合うように南宮崎からJRにしたのに、着いたらもう三回でした。三回裏、カープ会沢捕手がファウルフライ追いかけてベンチに突入し、階段から落ちて膝・腰・後頭部を強打して動かなくなったのでびびった。すぐ捕手は上村に交代しましたが、しばらく動かず、そのうちどこかに連れて行った。大事故になってないといいのですが。
試合はシーレ山口が八回まで好投、あるいはカープが打てず、最後に吉原が出てきて地元出身!の甲斐がホムラソを打って終わった。ブラウン監督が来ていた。
試合終了したら、今日はフェニックス最終日ですから、「これで帰れる」ということか、両チームとも選手たちはじゃれあって(お尻触りあったり、カンチョーしたり)していて、根性入れなおす必要あります。ほんとに。まあ、今日一日だけは「お疲れさん」と言っておきますが。
おいらはせっかく早く終わってくれたので、夕方まで飫肥の町を散策してきました。わたしは九州で一番美しいまちだと思うのですが、如何。文化財保護法の伝統的建造物群に日本で最初に指定された町のひとつ(というか、日南(飫肥)と南木曽と高山ともうひとつ(忘れた)の4市町村が運動して文化財保護法変えてもらって、その上で指定された、ということです。昭和51年。戦後30年もそんな制度なかったんか、と驚く)なのですが、東京や大阪や福岡のひとは「はあ?」ですかね。

なお、シーレの下園を指差して、地元のじいさんがおっさんに「あれが、下園のむすこ」と教えてましたが、わしは下園のおやじを知らんのでどうしようもないのですが、思い出すだに味わい深いいい言葉だなあ、と思い、福岡に帰ってきた今も、ひとりでにやにやしている。

平成19年11月11日(日)  表紙へ     
1305(1320到着)〜1454  鳥栖スタジアム
J
リーグ Division2  サガン鳥栖 対 コンサドーレ札幌戦
鳥栖     1      ―     0    札幌   
後半 4分 衛藤
 主審:不明、副審:不明、不明  4審:不明

やきうは腐敗しているのでサッカー観に行った。やきうはヤフードームでの豪州戦楽しみにしていたけど、汚らわしいので見に行かない。みんなで汚くして喜んでいるといいや。来年またキレイなやつだけになってから見に行く。
今日は線審の動きをじろじろ見ていたのですが、彼らは次のプレーを想定しながら動いているのですね。なるほどねえ。動きが一次元なのでオモシロいです。また、自分が担当してない方のコートに球が行くと、とたんに(まるで機械的な仕掛けがあるかのように)動かなくなるのもオモシロい。
札幌は強いと聴いていたのですが、正直言ってはじめのうちは動いていたのですが、途中から動かなくなってしまった。
ちなみに今日は忙しかった。日録に書いてあるように、昨日、千仏鍾乳洞に行き、そのまま直方に一泊して、今朝、多賀神社石炭記念館見学、貝島太吉翁邸跡・銅像見て、それから大急ぎで福岡に戻って、家に車置いて電車に乗って、鳥栖でサッカーみて、その後、原田(はるだ)に行って、装飾古墳・五郎山古墳見た。古墳の下にある五郎山古墳館は無料なので、一度は行ってみてください。素晴らしい仕掛けあったです。その後、延喜式内、そして、筑紫の国名のもとになった筑紫神社行ってきた。「風土記逸文」によれば、この神社に祀られる神は
ひとのいのち、尽くしの神
として怖れられたといい、後に筑紫の君と肥の君のともに祀るところとなったという。
という威力はげしい神なり。ちょっとコワいことあったが、気にせずにおきます。あわあわ。
神社の前は筑前六宿の一、原田宿なのですが、石碑以外ほぼ何の遺構も無かった。

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平成19年11月18日(日)  表紙へ     
1705(1645到着)〜1850  博多の森球技場
J
リーグ Division2  アビスパ福岡 対 徳島ヴォルテス戦
福岡     2      ―     0    徳島   
前半 25分 リンコン
    36分 アレックス(PK)
 主審:不明、副審:不明、不明  4審:不明

今日は寒かったですね。博多の森球技場の裏は山になっておりまして、大量のカラスが棲息しているのですが、試合開始直前にサポーターが気勢を上げ始めると、カラスどもがその騒ぎに驚いたか、森の上の空が暗くなるほど無数に現れて飛び回っていた。
ゲームははじめどちらも動きが鈍く感じられたのですが、アビスパのディフェンスがよく、ヴォルテスはなかなかゴールに近づけない。チェッコリというDFのひとがすごく良かった。一生懸命やっているのが感じられました。ヴォルテス、後半、いい速攻があったのですが、シュートがゴールバーに当たってはねあがって、ゴールならずだったです。アビスパの攻撃はPK含めて、きちんとやった、という感じでした。
主催者側は入場者数を9293人と発表してましたが、Jリーグは入場者数を正確に発表すると聞いていたが、そんなに入っているとは思えませんでした。目算五千人ぐらいかと思った。串から揚げ食った。餃子パンを食う元気はありませんでした。

なお、昼間は基山まで行って、基山町立郷土資料館を見てきた。図書館と併設で、図書館のカウンターでお願いすると二階の展示室のカギを開けてくれるのです。七世紀の朝鮮式山城の史跡である基山城の解説、町内遺跡から出土した土器・石器等のほか、置き薬商に関する資料あり。田代は対馬藩領であったことから、「朝鮮秘薬・奇応丸」を作り、西日本各地に売り出したとのこと。

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くくく、お笑いよ、賢者どの・・・、ここには何の記述もござりませぬ。
確かに今日からヤフードームでにほん代表と豪州チームの試合やってますよ。おいらもついこの間までは楽しみにしてました。お、こんな季節にやきうが観れる、てね。
でもこれはやきうではないもん。○野さんたち(某企業や企業グループ、その他もろもろ、場合によっては読者の一部も含む。以下「みなさん」という)の政治的示威のための茶番ですもん。「英雄」の中心には墟・珍がいないといけないもんね。そのために大したことないけど英雄になるかも知れないAを珍に移しておかないといけないですもんね。「みなさん」の進めようとしている六球団制やら八球団制やらにするためには、そうするのがいいのでしょうのう。
まあ茶番どんどんやっててください。そこらのやつ、みんな踊るよ。ただ、おいらは今回の五輪やきうによる国家統合からは外れた。おいらから外れたんではなく「みなさん」の方から外したのは、仕組んだみなさんの方がようくご存知のこと。意図的になされているのか、おいらたちが目に入らないのかは、こちらからはわからんが。

平成19年11月25日(日)  表紙へ     
1304(1259到着)〜1453  鳥栖スタジアム
J
リーグ Division2  サガン鳥栖 対 モンテディオ山形戦
鳥栖     0      ―     0    山形   

 主審:不明、副審:不明、不明  4審:不明

サガンは今季のホーム最終戦でしたが、引き分けで終わりました。どちらもパスがつながらないのですので仕方ありません。J2だから。終了間際の攻め合いはオモシロかったですけどね。J2だけど。
ちなみに8.760人。絶対あびすぱよりいい試合していると思いますが、それでも観客動員は「都会」の方が上なのです。東京・埼玉・千葉・大阪・横浜あたりのみなさん、みなさんのサポっているチームがどうしても強くなるのは、「都会」だからだ、というのは歴然としてあるのですよ。どんなにJリーグはやきうと違って地域重視だ、放映料などは公平に分けとるんや、その中でおれらが強いのは本当におれらがエラいからじゃん、というのは大いに思い上がりである。
ということ、わしはこの二年ぐらいでよくわかったです。

試合終了後、鹿児島線で天拝山の麓まで行ってみた。11月24日の日録に出てくる「和漢三才図会」にいう「滝」は、菅公が身を清めたという紫藤の滝のことなのですね。それから、つくしの市歴史民俗資料館に行った。よくまとまっていて勉強になりました。なお、原采蘋が「うりざね顔の美人で大女・・・」という同時代の評が残っていることがわかった(筑紫野教育委員会・ちくしの散歩39による。ただし出典は明記されていない)です。特に特別展で「お正月」という民俗展示をしていたのですが、北九州地域の注連縄を集めて展示していて、これは勉強になった。おおやまさん、という学芸員?が集めたのだ、と資料館のひとに教えてもらったのですが、こんなに注連縄に違いがあるのか、と驚いたです。資料館のひとも「自分たちも少なくとも今の時代の注連縄は同じだろう、と思っていた」と言ってたのです。新鮮な感じでびっくりした。1月まで展示しているみたいなので、(行けそうなひとは)みんな見に行ってみまちょー!
その後、月がまるまると美しかったので、西鉄の大宰府駅まで歩いた。資料館から、だいたい律令制期の大宰府の都域(一条〜二十二条を歩いたことになる。かなりばてたです。オロカもののやることです。みなさんはオロカものになってはいけまちぇんよー。

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平成19年12月1日(土)  表紙へ     
1205(1210到着)〜1353  博多の森球技場
J
リーグ Division2  アビスパ福岡 対 サガン鳥栖戦
福岡     1      ―     3    鳥栖   
前半                 12分 レオナルド(PK)
後半    80分 川島      47分 金
                    87分 吉田
 主審:不明、副審:不明、不明  4審:不明

これはおもしろかった。今日の福岡、戦力外通告選手を先発させるというので、荒れることを楽しみにしていたのですが、荒れた荒れた。前半14分アレックス退場、35分にももう一人退場、イエローカードも数えていたかぎり4枚(うち2枚は鳥栖)出た。それ以外にもラフプレーの数々で、見ていてオモしろかった・・・としか言いようがないですね。
試合終了後、鳥栖の選手・監督・裏方がサポーターと一緒に(よその庭先で)ばんざいして、来季に期待させて終わったのに対し、順位が一つだけ上のアビスパの試合終了後のセレモニーでは、「社長の責任は」「社長監督GMこそが戦力外」「問責憤怒」の垂れ幕が揺れる中、まず都筑社長が挨拶すると激しいブーイングと「やめろ」コール。終わるまでやっていた。社長の方も意地になって「来季はフロント・選手一丸となってセールスマンとなって営業に尽力していきます」で締めていた。監督の挨拶でもブーイング。最後に選手代表・山形が挨拶した(これは拍手)が、最後に声を詰まらせながら「来年はいろんな目標に向かってみんながんばってくれると思います!」で彼もいなくなるそうですから、これでは普通締めにならん。
16人退団ということだそうですから、そりゃ荒れるわな、という感じしました。
Jリーグも来年までもう見れないのじゃ。もう九州ではやきうもサッカーも観れそうにないと思うと、哀しいというよりコワいです。わしは東京ではもうようやってかん。と思う。

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